食文化スタジオセミナー
内容は、
①チーズの基礎知識、分類と管理技術
基本的なチーズのタイプ別特徴等をスクリーンを使って説明。
②テイスティング カマンベールの食べ比べ。
カマンベール・ド・ノルマンディの熟成したものと、やや芯が残るものと、殺菌乳製のカマンベール、缶カマンベール(ロングライフ・カマンベール)の全部で4種類の食べ比べをして頂きました。
食べ終わった後に、どれが一番美味しかったか挙手していただくと、それぞれ好みがわかれて、私もこれからのチーズのすすめ方の参考にもなりましたね。
③モッツァレラ手作り体験
セミナーの話を頂いた時、会場がキッチンスタジオということで設備が充実していたので、実習ができる!と、以前もセミナーで実演したことのあるモッツァレラ作りを企画。
チーズのカードに熱湯を注いで練り上げ、即席モッツァレラ作り。
参加した皆さんに実際にモッツァレラ作りを体験していただきました。
初めは皆さん、とても静かでしたが、徐々に盛り上がり、貴重な体験ができたと喜んでもらえました。
④最後に約10種類のチーズを展示、ミニチーズ見本市を開催。
プロ向けを対象としたセミナーでしたので緊張しましたが、設備の整った食文化スタジオは大変話しやすい会場でした。
この会の後に、飲食店の方々よりチーズのアイテム数を増やしたり、さまざまな料理にチーズを
使ったりと積極的にチーズの提供をするようになったと報告をいただき、少しでもチーズ愛好家を
増やすきっかけになったのではと、思います。
(s)
吉田牧場講演会
チーズへの思い、家族への思いも人間味が感じられました。
試食の3種のチーズも美味しかったです。
マジャクリはコンテのようにホクホクとしてミルクの甘みもあり、この味わいでも十分楽しめますがもっと熟成させた物も、食べてみたいと味の妄想をしてしまいました。
福岡でこのような会が持てたのは素晴らしい事ですね。
主催の大谷さん、欧グルマン元顧問でCPAの藤野さん、東京から駆けつけられたフェルミエの本間社長も会を盛り上げてくださいました。
その後、関係者の方たちと、十年ぶり位でしょうか、吉富寿司に。
入口の戸を開けると吉富さんが笑顔で、私の顔をみるなり一声、「すぐにわかったよ。先代に似てきたな~」と覚えてくださっていたのが嬉しかったです。
和仁先生と席が近かったので久しぶりにお話しさせて頂きました。
そして、この吉富寿司で先代と和仁先生が出会ったのだと聞いて驚きました。
何かの縁ですね。
欧グルマンからもセミナーのお知らせ
時間:8月12日(火)14:30~17:00
会場:西部ガス食文化スタジオ(福岡)
講師:齊藤篤弘 (株)欧グルマン代表取締役
「フロマージュ 本当の美味しさ」題として、チーズの基礎知識、テイスティング、
即席チーズ作り体験、展示販売も致します。
※お問い合わせ先は、TEL092-535-2505 食文化スタジオまで
美味しい報告
フランス料理、日本料理、チーズ、ジャンルを問わず、美味しいものに理屈はいらないですね。
後戻りのできない美味しさのジャニエ氏セレクト、モッツァレラ・ディ・ブーファラ・カンパーナを期間限定で使ってくださっているフレンチが博多駅にあります。
ムムム!そりゃ食べんと先に進めぬ。
という事で、「オーグードゥジュール メルヴェイユ博多」へ食べに行ってきました。
見た目からおいしそうでデザートのような一品。
いろんな種類の珍しいトマトとフレッシュな野菜、モッツァレラ、オリーブオイルが艶っとさわやかな輝きの色合い。
モッツァレラも野菜も、その素材が持つ一つ一つの潜在的な美味しさが最大限まで引き出されていて至福の味わいでした。素材を生かす料理は旬を感じます。
手をかけずに手間をかける料理人は食においてアーティストですね。感性の素晴らしさを感じました。
他の料理も、勿論絶品でした。(あまりの感動に画像を撮り損ねてしまいました…(涙))
食事に行ったこの日は30度を超える夏日でしたが、一品目のスープにはなんとワサビが使われており、暑さも忘れて食欲が一気に増しました。
ワインも料理と相性の良いものをセレクトしてもら
い、これまた至福の空間。
最後はやはり、フロマージュ。
ブルー・デ・バスクとアルディ・ガスナ(ジャニエ氏熟成)に自家製のジャムを添えて。
本場バスク地方の食べ方ですな☆☆☆
期待して食べて美味しかった達成感、たまたま出会った美味しさの「なんやねん、これぇ~~!」の味わいの感応と感動。食べ合わせ、飲み合わせでさらに美味しくなる事があります。
食べてなんぼです!食いしん坊です!
(S)
祝・12周年!
「七夕はフロマジュリー欧グルマンの誕生日!!」と毎年言い続けて12年目を迎えます。
ご利用いただいているお客様、仕入先の皆様、歴代のスタッフが支えてくれての事と、本当に感謝しております。
4周年の誕生祭にパルミジャーノ・レッジャーノ4年熟成のホールを店頭に置いて誕生祭を盛り上げていました。
ご家族連れのお客様がいらっしゃって、お子様がちょうど4歳という事をお聞きし、パルミジャーノの4年物と一緒に記念撮影をして、その写真をラミネート加工してお渡しました。
あの時のお子様も、今や12歳になっているのだなぁ~と思うと感慨深いです。
フロマジュリー欧グルマンも12歳。
同級生ですね。
まだまだお店も熟成中ですので、より美味しく、味のある、また食べたくなるチーズのようなお店になるべく邁進致します。
7月4日~7日まで12周年記念イベントを開催しております。
皆様のご来店おまちしております。
(S)
ハイ・アライ(Jai Alai)「ペロータ・バスカ」
「好きなチーズは?」と聞かれれば、食いしん坊なので複数チーズの答えを述べますが、オッソ・イラティは必ず頭に浮かびます。
なんだか懐かしい親しみのある味わいだからです。
ONETIK(バスク語)のオッソ・イラティですがエチケットラベルにラクロスのようなスポーツをしている絵があるのですが、バスク発祥のスポーツでハイ・アライ(Jai Alai)「ペロータ・バスカ」と言われるスポーツだそうです。
最近知りました。
世界にはいろんなスポーツがありますね!
A.O.C.の規定ではなく、伝統や経験、目指す味わい等、作り手の個性から造られるチーズ、オッソ・イラティの農家製版と言われるアルディ・ガスナを初めて食べたときの感動は今も忘れられません。
そのアルディ・ガスナの味わいのバランスを整えるべく追熟した、クリスティアン・ジャニエ氏のチーズは、私のチーズ人生の岐路になったといっても過言ではありません。
山羊乳チーズも負けず劣らず大好きなのですが、そんなオッソ・イラティやアルディ・ガスナの山羊乳製があったなら最高だなと思いましたが・・・あるのです!
以前のブログを見た方ならピンとくるでしょうか。
この話はいずれ・・・。
(S)