コンサル会社 | 研究者のヨーロッパ起業日記

研究者のヨーロッパ起業日記

ベルギー人夫との結婚でベルギーに来た、理系大学研究員の起業日記

今は大学研究員として大学からのスピンオフのITベンチャーの設立に頑張っているんだけど、副業として、一昨年から技術系コンサル会社を設立しています。


具体的には会社や団体のサステナビリティと科学技術イノベーションのコンサルティングをメインにしてるんだけど、研究員としての知識とスピンオフの知識の両方必要で、本業と副業がいい感じに補いあってる感じ。

元々、国際金融機関からSMEsのサポートの科学技術的観点からの意見を求められ、その流れから継続的に協力する事になって、コンサル会社を作ったというのが経緯で、何となくよく分からないまま身を任せたらって感じなので、自分で作った感がないのが正直な感想😅


会社設立については、書類や法的サポート、税金など包括的にサポートしてくれる会社があり、私のコンサル会社はそういうサポート会社に契約してます。


このコンサル会社に関しては、設立の経緯からも、ビジネスモデル云々じゃなく、設立までの時間勝負だったので、多少費用は掛かっても、時間的、効率的によくて、今の所大満足。

自分じゃ絶対出来てない💦


だから、設立プロセスという意味では、全然本命のスピンオフの役には立ってない😭


私たちの研究成果の権利は基本大学が持っていて、研究した本人が民間企業で働く際に使用する権利はあるけど、それを社内で共有したり、それ自体を売ったりは出来ない事になっています。

スピンオフではスピンオフ会社の株式と交換で研究のIPを大学からスピンオフ会社に移行されるという仕組み。


なので、コンサルティング会社だと研究成果が外に出る事もなく、私の知識として処理されるので、大学との面倒な取引の必要もなく、準備資金も最小で大丈夫だし、単価も高く副業としては、理想的👍

特にヨーロッパにおいて理系コンサル、特にサステナビリティの需要が高いので、博士号の研究主題、自分の興味のある事にしたけど、時代読めてた??笑 って自画自賛してみてモチベーションを上げています😊