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人ができない事は、パソコンだって出来ない。
さてさて、いよいよ講習会も難関に差し掛かってまいりました。受講者の多くが、パソコンなんてワープロに毛が生えたようなもの、自分に理解できないわけが無いと高をくくっております。
インターネットなども、検索の仕方とかをちょっと覚えるだけで、サイトを見るだけですから、例えば自分でHPを作るとか、エディターでHTMLから書くとか、PerlでCGIをガンガン書くとかでなければ、フツーの人でも大丈夫、要は誰でも出来ます。
しかし、表計算となると見た目はワープロで作成した文書と同じですが、それでは単なる罫線が便利に引けるワープロぐらいのメリットしかありません。そんなことが、ITなんかじゃありません。
今までは、インターネットにしても、ワープロにしても、操作法を教えるだけで済んでたのですが、表計算なとると、アルゴリズムとかソリューションの世界ですね。
現金出納帳、一番簡単な計算式の埋め込まれた表です。
表には文字と数式、合計を取るための関数、これだけですが、理解するのに2時間では足りないんですよ、マジで。
式としてはって、ここから受講者によっては分かりません。
目的は、一ヶ月の収支を計算して、翌月への繰越を算出するって事です。
先ずはじめに、繰越額を入力します、データは無くても計算式だけの定義で良いのですが、実際に計算されてセルに結果が表示された方が分かりやすいので入力しておきます。
ま、初心者はデータなしでの表の構築は無理でしょうね。
で、収入額と支出額を入力して残高を求める計算式、これが、パソコンを前にすると分からなくなるらしいです。
式は、繰越額+収入額-支出額→残高、そしてそれ以降の式は、前の残高+収入額-支出額→次の残高をそれぞれのセルのアドレスを使って計算式を書けばいいのです。これを思いつかないと、いくらパソコンとは言え、計算の仕様がないよネ。
この式を、こちらで教えてしまっては何の意味も有りません、自発的に本人が式を考え出さなければ、つまりこの作業の慣れがこそが必要なのです。分かってしまえば何て事ないのです。
後で思い返すと、「何でこんな事が分からなかったんだろう。」と不思議に思うんですけどね、理解とはそういうものです。
つまり、パソコンを生かすも殺すも使う人次第。初心者に、高性能なパソコンは不要なのさ。Excelがプリインストールされてるから使えるってものでもないのさ。
パソコンを習うなら、変る努力をしないといけないんですよ。