こんにちは。
お元気でらっしゃいますか?
今回は、私も初心に戻ったつもりで、
SF系の、特に異世界系の「不可解なエピソードシリーズ」をお送りしますよ。
では、早速はじめます。
どうかよろしくお願いします🙇♀️
今回は、筆者自身が体験した
不可解な現象の一部始終を
お伝えしたいと思う。
ある年の冬の事。
毎年開催される、某有名ホテルの
占いイベントに出演した帰りに起きた
出来事なのだが……。
横須賀線のホームを目指して、
下りエスカレーターに乗っているさなか。
乗って早々に、目の前がクラクラっときて、
立っていられないほどの目眩に襲われてしまった。
思わず ハンドレールにすがってしまい、
「もしかして体調の急変?」などと思ったが、
しかし目眩は すぐに治まり、
その後はいたって普通の筆者。
しかし。そのさなかにーー
階下を眺める筆者の目に
飛び込んできた景色に、
思わず 違和感を感じてしまった。
エスカレーターに乗ってから、
それなり時間は 経っているはずなのに、
未だ、階下の景色が 遥か遠くにあるのだ。
あれ……??
気のせいかな?
思わず、訝しんでしまう筆者。
そして 更に妙な事には、
3基の どの列にも 人の姿がまったくなく、
筆者ただ1人のみが、下りの列にいる。
おかしいなあ……。
そうは思ったが、しかし。
「こんなの気のせいだよ。
さっきの目眩のせいなんだ、きっと!」
とか、
「それに、こんな時間だし。
でも、1人もいないのは ちょっと珍しいかな?」
と、そう自分に
言い聞かせようとする思いと共に、
「もしかして、
ヘンな所に降りちゃうかも・・」
と言う、嫌な予感も
だんだん強くなって行く。
それにしても長い。
いや、あまりにも長過ぎる!
いつもなら とっくに、
地下に着いてるはずだのに。
不安に駆られて 更にそう思いつつ、
携帯の時刻を見たら、なんと……
「20:48」と表示されているではないか!
筆者が、都営地下鉄の改札にいたのは、
午後7時28分。
改札を通った直後に、
時間を確認したのだから 間違いない。
地下鉄の改札からエスカレーターの所まで、
どんなに遅歩きでも、5分もあれば着くはずだ。
……いや、ともかくも……
乗り口から降り口まで、エスカレーターは長くとも、1分かそこらで地下に着くはずだ。
それにましてや、 地下に到着もしていない今は、通常ならば、乗ってから30秒くらいと言ったところのはず。
だが、少なくとも筆者は10分以上、
エスカレーターに乗っている感じがする。
「あまりにも、ヘン過ぎるよ!」
堪らない焦燥に駆られて
もうひと度、携帯の待受をみる。
そしてその途端、更にびっくり仰天!!
なんと時刻表示は「21:08」!!
……あれから更に20分も……
「なんでなの? さっき携帯みてから
1分も経ってないよ……?」
いよいよ以て、
筆者の不安はMAXに近づき、
恐る恐る、階下に目をやってみる。
ああ、やっぱり予感的中だ……
言い知れぬ 絶望感が、襲い掛かった。
階下と、筆者の立ってる所との距離は、
最初に気づいた時と、まさに寸分も……
まったく変わっていないのだ……!
謂わば、乗り口から見えていた時の階下…
その時の距離 そのまんまなのである。
と言うことは、つまり……。
考えられる可能性は3つある。
① エスカレーターが故障して
動作が緩慢になってる。
② 理由は不明だが、
エスカレーターの長さがどんどん伸びてる。
③ 筆者の頭がイカれてしまった。
まあ、①は、
ありがちな可能性とは言えるのだが……。
しかし、周りの風景は動いてるし、
筆者自身も、
運ばれてると言う感触がちゃんとある。
……従って①じゃないと思う。
そして②なんだが、
これは絶対にあり得ないと思う。
それが証拠に、今だかつて、
「伸び縮みする エスカレーター」なんて
ニュース報道された事は1度もなかった。
まあもし仮に。
頑丈で壊れ難い・軽量・可動式
プラス安全対策万全って言うのがあれば、
万一、大火災が起こって、
人命救出の 必要がある時の
役に立つんじゃないかと思ってるのだが……
失礼。話が脇道に逸れてしまった。
ともかく、
そうとなるとだ……。
残りは③って事になるのだが、
③って言うのこそが、ズバリ。
可能性がダントツで高そうなんだが。。
と……。
心から③に同意しますみたいなアピールをして
読者さんから「そんなコトないわよ」って
言ってもらえたらイイな…などと、
セコい考えを起こした、まさにその時。
エスカレーターに乗った直後に経験した、
目の前がクラクラっとくる目眩に、
またも 襲われたのである。
筆者は思わず
ハンドレールにすがってしまい、
「今度は何なの……?」などと思ったが、
しかし先ほどと同じく
目眩は すぐに治まり、
その後はいたって普通に戻った。
そしてその刹那、
反射的に 周りの景色を見渡した筆者の目に
飛び込んできたのは、なんと……!
新川崎駅 改札の真ん前だったのだ……。
「なんだ、コレは……?」
きつね🦊に
鼻を摘ままれた心境…と言うのは、
まさに、こう言う事態を指すのだと、
またひとつ、勉強になりましたよ。
しかし、未だ以て筆者には、
何が自分の身に起こったのか、
皆目、分からないままなのだが……。
因みに新川崎駅で、時計を見たらば
どう言う訳か、午後7時48分だった。
横須賀線ホームへ続く地下を目指し、
世にも奇妙なエスカレーターで迎えた、
午後9時8分から、
1時間20分も時間が逆行している原因とは……?
疾風迅雷の如く 過ぎていった時間は一体
何処へ流れていったのか……?
もしかして筆者は、今時YouTube界隈の1つのジャンルにまでなっている「異世界」に、
入り込んでしまったとでも、言うのだろうか……?
ともかくも。
この日の筆者が、横須賀線などではなく、
新橋駅の、長いエスカレーターに乗って
帰宅した事だけは、嘘隠し立てなど何もない、
100%の真実なのである。
これが筆者の体験した、
不可解なエピソードのすべてである。
信じるか信じないかは、あなた次第です。


