ここ数年、急増しているのが、


 「 どう言う訳か私って、 
         職場の同僚とか知り合いから
      マウントを取られることが多いんです。」

 そう言いつつ、
     無念の表情を浮かべるゲストさん。
  

そして、そのほとんどの方が、
ほぼ毎日のように、電話鑑定を  
ご依頼くださいます。

         
それにしても、今の世の中。 


何かにつけ、
周りとは違う個性を持つ相手のことを、  
見ているだけでも イラつくと言う、
                       たったそれだけの理由で、


思う存分、相手を凹まして、 
           スカッとしたいなどと、


自己中心的で残忍な衝動に
   駆られたりする人が急増しています。
                      
しかし、実は。

自分にはない長所や特技を
相手が持っていることを 認めたくないし、


また妬ましくもあるし、それに第一。
周りのみんなだって同じ意見だし……と。

ほんとは小心者で嫉妬深い。


そのくせ、
 自分のやらかしたハラスメントを
咎められでもした日には、


言葉巧みに、自分こそが
被害者だと 言い立て、


口角 泡を飛ばす勢いの
マシンガントークで襲い掛かり、


いつの間にか
責任転換してしまうと言う必殺技で
被害者を潰しにかかる。


最近は特によくありがちな、
      加害者の常套手段ですね。


ともかくも、
こう言った類いの人が増える一方で
                      どうにも事態は深刻です。


しかも、
   被害者も被害者で。


陰湿な性格の加害者から、
上から目線でマウンティングされたり、 

根も葉もない噂を 
  言いふらされたりすることが
                 どうしても許しがたく、

いっそのこと。
因果応報でも加害者に下れば良いのにと
立ち直る術もなく、悩み苦しんでおられる。

             
一体なぜ、
世の中はそんなふうなのか?


今回は、私なりの意見を
        記事にまとめてみました。







私は昔から、
ゲストの皆様に申し上げている
座右の銘が、2つ御座います。



「 他人は自分の鏡ですよ 」 

「 結局人は、自らが思い描いた事を実際に 
   起こる出来事や他人に投影するんです 」

                              


所謂、心理学で言うところの
「投影の法則」のことなんですが、
しかし「他人に自己を投影する人」と
言うのが中々の曲者でしてね。


人は常に、他人を裁定し続ける生き物です。


と言うのも、何となく気にくわない相手が、
実は、自分自身の認めたくない面と同じ要素を持っていたりするからです。


例えばの話ですが。


前述の、
加害者と被害者の関係性を例に取ると……


ある加害者が、ほんとは野心を抱いてビジネス
スキルの講座受講を始めたいのだけども、しかし。


「どうせ私なんて、授業に付いていけなくて、
      挫折するに決まってるわ……。」


という
ネガティブな気持ちが湧いてしまい、
              つい腰が引けてしまっていました。


そんな折、ご近所の◯◯さんの奥さんが
加害者が通いたかったスクールに通い始めたと
知り、

「 なに? あの人。
ビジネスなんて柄じゃないのに・・笑  
それに、あんな鈍い頭で覚えられる訳ないのに・・ バカみたい笑」と、まあ・・ 


ずい分な仰いようですが、因みにこの後。  


加害者は、 
◯◯さんの奥さんが資格を取ったと知るや
奥さんの根も葉もない悪口を 
                           ご近所に言ってまわり、


遂には、村八分に追い込んだと言うのだから
何ともオゾマシイお話しです。


この場合、◯◯さんの奥さんが、 
習い事を始めたと聞いた時点で
加害者は、
「ほんとは私だって習い事したかったのに……」と、羨ましかったのです。


しかもその後、
◯◯さんの奥さんが、資格まで取ったと聞くに
至り、
加害者の腹立ちはピークを迎えてしまったのです。





このようにして、 
自分の本心に否定的な、
しかも、自分に自信のない、 
そして素直でない気持ちを持ってしまった場合、 
加害者は、不快な気持ちから自分を守るために、


◯◯さんの奥さんに、
怒りをぶつけて排除した……
つまり、裁定を下したのです。 

この行動原理を「投影」と言う訳です。


そして最後に。
ここで特筆すべきなのは。


この心理は、
誰にでも起こりうると言うこと。


それは、加害者のみならず、
被害者の心理にも……。

  

自身の心と向き合い、その在り方を、
少なくとも、7回は確認した後に他人と向き合うことが、真に、ご自分を守る賢明な生き方だと筆者は考えます。



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