鑑定の時に、
顧客様はこんなことを仰って驚かれる。
「ええー!?
そんなことまでわかっちゃうんですかー?」と。
そう。
確かにわかる。
確かに見えている。
でも、見えて
当たり前なのである。
何故ならば、私は今。
今現在の顧客様を
「見ている」のだから。
一般的な「常識」では、
時間は、過去から未来へと
「流れて」行くと「認識」されている。
顧客様が 驚く理由はまさに
この点であろう。
しかし、真実は違う。
今と言う、この一瞬だけが
「空間」に「存在」しているのだ。
私が話している顧客様は、
私が「見る」ことで初めて
顧客様として「存在」する。
そしてそれは、顧客様の側からも
まったく同じなのだ。
そしてそれは、
時の流れにも同じことが言える。
話を戻そう。
人が、唯一存在する
「今」を生きる時。
私や顧客様にとっての
「過去」は、
記憶のなかに「存在」する。
これを、
逆の視線から見てみよう。
「過去」がかつて「現在」だった頃、
「現在」は過去にとって「未来」だった。
そしてその「過去」では、
「未来」を常に意識しつつ、
何かしらの「行動」をやっていた。
それは、たとえ何もしないのであっても
しないと言う事柄そのものが「行動」なのだ。
そして瞬間から瞬間へと移行する時に。
かつての「未来」を人は、「現在」と言う名で呼び、区別をするのである。
……つまり。
「未来」は常に、「現在」の中に
含有しているのだ。
だから、その人の「今」を見れば、
その先の「未来」が見えてくる。
人は、己の「概念」に従い、
「見ようとして、対象を見るのである。」
ところが、占い師はそうはいかない。
相手が「見ようとして、見ている対象」を
「観測」し、
相手の意識に
それを伝えるのが仕事なので――
そして相手、つまり顧客様の意識は
私自身の意識の一部であり、
私の意識は、顧客様の意識の
一部であると言う事実は、多分。
今も、そして 未来も。
スピリチュアル界隈 住人の知識として、
あり続けることであろう。
