「分からない」をテーマに記事を配信しておりますが、今日は、質問をした時の効果についてお話しします。
ズバリ言いますと、質問は、どんな状態で受けるかによって効果が違います。
問題を一度読んだだけで、質問するのか、
問題を10回読んで、少なくとも半分は進めて、じっくり考えた上で質問するのか、
想像するまでもなく、後者の方が、質問からたくさんのことを得られることでしょう。
安易に質問をして、答えを教えてもらいすぎると、よくないことが3つ起こります。
一つ目は、問題を読んで、式や記述など、行動に結びつけるための思考力そのものが低下すること。
二つ目は、考えている状態を成長ととらえることができず、先生に任せてしまうことにより、思考の習慣がなくなること。
三つ目は、自分で気づく、ひらめく楽しみを得る機会が減り、勉強の喜びが失われること。
一見、勉強が進んでいないように見えても、頭の中では、進化、成長が起こっている可能性があります。
もちろん、塾の進路に応じて進めることも大切ですが、コーチたるお母さんとして、絶妙なスピードのコントロールが求められる場面ですね。
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