秋晴れの下、テレビ塔をカメラに納める為お写ン歩してきました。
文化審議会は12日、名古屋テレビ塔(中部電力ミライタワー)を
新たに国重要文化財(重文)に指定するよう文部科学相に答申しました。
(10月14日撮影)
全国のテレビ塔で重文指定は初めて。
名古屋テレビ塔は、テレビ本放送が始まった翌年の
昭和29年6月に開業、国内初のテレビ放送用の集約電波鉄塔として誕生。
テレビ塔は、市中心部の久屋大通公園にあり、
高さ180M、地上90Mに展望台を備え、開業当時は
日本一高い自立式鉄塔で「東洋のエッフェル塔」とも呼ばれました。
鉄塔建築の第一人者、建築構造学者の内藤多仲が最初に手掛けたテレビ塔。
当時、直下に地下鉄が通る計画があり、塔の脚部分を地下深く埋め込めない為、
塔の四本の脚の対角線に鉄筋コンクリートのアーチをかけ強度をたかめました、
その結果、昭和34年に東海地方を襲った伊勢湾台風の暴風にも耐え現在に至りました。
2011年、テレビのアナログ放送が終了し、
電波塔の役割を終え観光タワーとして現在も存続しています。
(記事は新聞記事より抜粋しました)