今日、大相撲名古屋場所の初日を迎えました。
快晴の昨日の午前、名古屋市中区の愛知県体育館では土俵祭りが行われました。
無料開放された館内には昨年より1100人多い2500人のファンが詰めかけ。
(7月8日撮影)
土俵祭りは立行司の式守伊之助が祭主となって行なわれる神事です。
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新大関の高安関や横綱白鵬関、休場明けの横綱稀勢の里関ら三役以上の力士、
日本相撲協会の八角理事長らが出席して15日間の安全を祈願し。
土俵上では、立行司の式守伊之助が祝詞(のりと)を読み上げ、五穀豊穣の祈りを
込めて勝ち栗、昆布、するめ、洗米、塩、かやの実を半紙でくるみ、水引で結んだ
鎮めものを土俵中央に埋め、御神酒を注ぎ終了。
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最後に、軽快な「触れ太鼓」を打ち鳴らして土俵を3周し、名古屋場所の熱戦への
期待を膨らませて締めくくられました。
体育館出口では、呼び出しの初日取り組みの名調子を聞きながら帰りました。
横綱白鵬が歴代最多勝利1047勝を達成するか、稀勢の里が左腕の怪我から復調し
優勝争いに絡めるのか、新大関高安の活躍などが注目され、暑い熱い名古屋場所の
初日を迎えました。
今日の「稀勢の里対御嵩海」戦、はたしてどちらに軍配が。
この日の三役以上の力士の表情は、明日アップします。