5月7日の新緑の白鳥庭園、開園以来四季を愛でて今年で25周年を迎え。
25周年のお祝いの記念として、雅楽演奏が披露されました。
立礼席濡れ縁での管弦。
千年以上もの歴史をもつ日本の雅楽は、世界最古のオーケストラと言われ、
宮内庁式部職楽部の楽師による雅楽は、国の重要無形文化財となっております。
演目は「五常楽急(ごしょうらくのきゅう)」「平調音取(ひょうじょうのねとり)」
他。
芝生広場では舞楽が、演目は「陵王(りょうおう)」。
龍頭を模した舞楽面を着け、金色の桴(ばち/細い棒のこと)を携え。
武人の舞らしい勇壮さの中に、絶世の美貌で知られた陵王を偲ばせる
優雅さを併せ持ち。
2曲目の演目は「納曽利(なそり)」。
紺青色の龍頭を模した舞楽面を着け、銀色の桴(ばち/細い棒のこと)を携える。
雌雄2頭の竜が戯れながら天に昇る姿を舞にしたといわれ、
「双竜舞(そうりゅうのまい)」の別名もある。
この日は宮内庁の前首席楽長を中心に、地元の雅楽「龍鳴会」が演奏する雅な
管絃と舞楽を楽しみました。