名古屋市中川運河を舞台に舞踏家の公演や音楽を繰り広げるイベント
「中川運河キャナルアート」が20日、中川区の小栗橋付近で始まりました。
オープニングには水辺に暮らし集う人々の思いをつなぎ、水辺にあかりをと
キャンドルに火を灯し。
中川運河はかって名古屋港と旧国鉄の笹島駅を結ぶ物流を支えましたが、
トラック輸送が発達した今は衰退。
「取り残されたような都市の水辺の風景は創造性をかき立てる空間に」
と一昨年より企画され。
小栗橋のたもとにある親水公園には地元の児童が絵を描いたキャンドル千個を並べ
「運河の今と昔に思いをはせてもらおう」と思いを込め。
有志らがこぐ「ドラゴンボート」がかがり火を掲げ、名古屋港から太鼓を鳴らしながら登場、
来場者からは大きな拍手が沸き起こり。