白鳥庭園、清羽亭大広間に現れた異界の空間。
(3月23日撮影)
日本の伝統絵画と現代の技法・素材を折衷し、付喪神や百鬼夜行といったアニミズム的世界を描く
フジイフランソワ(Fujii Furansowa)作品の一部が展示され、まさに異界の世界。
人や自然や物、そして気配など目に見えないものにも存在を意識尊重し、
愛も悪戯も怨みも畏れ嫉妬も、全てまるっとひっくるめて和する。
大きな愛を持ち淡々とさらりと存在している様を現した思いで絵を描いて。
フジイフランソワさんは、1962年 静岡県生まれ、1998年準朝日広告賞受賞、
2008年日経日本画大賞展入賞。