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先日ドキュメント番組で、スイス女性とタイ女性の二人で経営している
タイ山岳民族の子供100人の宿泊施設 (笑顔のチャンコング)を 見ました。
モン族とアカ族の子供達が ここで 寝泊りして 学校に通っているのです。
国籍がなかったり、麻薬で片親あるいは、両親を亡くしている子が かなり
いるようでした。
麻薬の三角地帯に住んでいる民族なのです。
二人の経営者は、以前は、娼婦再生の援助をしていたそうですが、タイ女性の お兄さんが
カトリックの神父で、山岳民族の村に伝道者として 入り( 現在では 住民の50%が
キリスト教徒になっているそうです。)
子供の教育の必要性を問いかけた 事からこの地域に 施設を建設して、
これからも だんだん規模を大きくしてもっと沢山の 子供を 受け入れる 考えのようです。
基本資金は、ジュネーヴ市民の 寄付で 賄われているそうです。
6年前の子供が入所した時の ビデオも 編集してあり とても啓発される 番組でした。
地域との交流を欠かさない為に 近くにある 仏教寺院に 捧げ花の用意をしてお祈りの出かけたり
独特の捧げ物の作り方を お坊さんに 教えて貰ったり、週に一度は、全員 畑仕事にも出かけます。
若年結婚の 多い地域なので、もしもの時に 自立生活が できるようにと言う心ずかいです。
近くの地主で 施設建設の時に 土地の購入について 助言してくれた 家族が、豚のプレゼントを
して、肉のさばきかたとか、小屋をつくる時の 屋根の葺き方とかも 指導していました。
早朝に遠い学校に出かける 年長の子達の為に朝4時起きで 食事の準備も 子供達が
交代でしていました。
タイ語は 子供達の母国語では ありませんが、学校で真剣に勉強して、良い仕事を みつけて
親孝行したい 子達ばかりのいる処です。
時々 酷い山道を 通っての 家庭訪問を 経営者と、施設の卒業生で 1年間は スタッフとして
働く少女が モン族の通訳をしていました。
この少女は、上級学校に進学できるのですが、進学する前に 1年間、施設の仕事を手伝う事に
なっています。

写真は 30年前に タイ山岳民族難民の バザーで買った手芸品です。
1、紙幣入れで 現在でも 使用しています。
2、ポシェット、かなり ながい間 使っていました、重いハンドバックが 嫌いなので、
クロスステッチが 壊れてきていますが 配色が好きです。
3、マットこれは、手の込んだ アップリケです。

子供の頃から 手芸が 好きで いろいろ作っていましたので、
細かい手仕事の作品を 見ると やっぱり 感動します。
バザーには 黒布に きれいな刺繍の 民族衣装の人達が いました。