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イコンを 書いているせいで、今年の 復活祭が 例年に 比較して はやいので 思いがけず
次々と 自作 イコンの写真の アップをしています。
カレンダーの使い方が 正教と カトリックでは 同じでは ありませんので、復活祭も ずれて
いると 思いますが、カトリックでは 今年は 3月21日が 聖金曜日で イエスの 受難の日
そして 世界中で 十字架の 道行の お祈りが 捧げられるのです。
ゴルゴタの丘、(頭蓋骨の丘)の 上には、何回も 改装されながら、聖墳墓教会が 建てられて
います。
この教会は、カトリック、正教、アルメニア、コプト、回教 等が 内部を 分け合って使用できる
ようになって います。
ここの 場所で 磔刑が おこなわれましたので 十字架の道行きの終点になっています。

磔刑の イコンもいろいろ ありますが、私は まだとても これは制作する 気持ちが おこりません
磔刑のあとの、ピエタのイコンを 代わりに制作しました。
肌の色を 生きている人と イエスでは 違うように 書いてあります。
イコンの中央に 聖母マリアに抱き取られている イエス、左側には ジャン(ヨハネ)右側には
イエスを引き取った アリマチイのヨゼフ が 遺骸を包む布を持っています。
これを 制作していた 時に先生も、イコンのお友達も 家族に亡くなった方が あったばかり
だったとかで、このイコンを書くのは 辛いと 言われてしまいましたが、、、
磔刑のほうが 私には辛いのです。