北海道旭川市みのり整骨院のコマバです。
今日は膝の怪我のお話
✅損傷が軽度ならばテーピングを一本入れると痛みが軽減もしくは無くなることもあります。
どんな競技でもアスリートにとっては選手生命の危機になり得る膝の怪我…
歩いた時の膝の痛みと膝がカックンって抜けるような不安定感を訴えて来院されました。
詳しく現在の状態を聞くとMRI画像診断で約5㎜ほど断裂があり歩いた時の衝撃で痛みが出ている状態…そりゃ当然です、一部とはいえ靭帯断裂してるんですから…
昨年の今頃も骨折した中学生が中体連に間に合わせて欲しいと数人来院されましたが…
7日後にある大会に間に合わせたい
キター(*ﾟДﾟ*)ーッ
この時点で酸素カプセル決定なのですが…
今回は骨折じゃなくて靭帯、みのり整骨院としては初めてのケース…間に合うかどうかは、文字どおり蓋を開けてカプセルに入ってみないと解らないのです。
通常なら装具療法で膝の動きを制限して安静にして靭帯の再生を待つという選択で当然の如く練習はダメ
なんとかしてあげたい！
そこでテーピング＋酸素カプセル＋装具療法の合わせ技で行ってみることに決定！
✅後十字靭帯の働き
前後十字靭帯は膝の関節を安定させる働きがあって後十字靭帯は完全断裂損傷すると…
膝の関節が過伸展(逆くの字)にならないようにしているのが後十字靭帯の働き。
✅テーピングで膝の関節をもとの位置関係に戻す
一部断裂していることで若干の膝間接の位置関係にもズレがでているのでテーピングで矯正をかけます
実際にテーピング貼付後は痛みも感じず膝の安定感も出ましたのでプラスして前十字靭帯のテーピングを入れると安定感が更に増すので良いと思います。
✅痛みが取れたからと言って…
痛みを感じなくなったと言っても、それは歩く時だけであって膝を曲げれば当然激痛は走ります。
テーピングを入れて根本的に治った訳では無いことに注意です。
あくまでも１日でも早く治癒してもらう為にしていることですから…
膝の装具をつけて安静が基本
なのですが…
四六時中、装具をつけとくと意識的に足を動かさないことと装具をつけたことで起きるサウナ効果で膝周りの筋肉が落ちてしまうので…
お家でリラックスしてる時はなるべく装具は外すことをオススメします。
装具もつけとけば治るということではなくて、装具は膝の動きを制限して最低限にとどめて安静に出来る環境を作り出す為めのもの
装具を着けたから練習出来ると言うものではありません
↑これ結構勘違いされてる方おおいので、お気をつけください。
いざ部活で練習となるとアスリートの人は痛く無いフリする人多いからなぁ
１日でも早く治す為に全力でサポートしますから…指示には従ってくださいお願いします(笑)
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