北海道旭川市みのり整骨院のコマバです。
我が家にも福が来てくれるといいなぁ~
今日のブログは整骨院って何をするところ?です。
☑︎どうせ治療院なんてどこも一緒で良くなんてならない…でも
つい先日の話、腰が痛くて歩けないので伺いたいので予約したい…という1本の電話から話しは始まります。
お名前を伺いTさんという女性の方で、1年ほど前に伺った事があるとのことだったのですが…パソコンを叩いてもデータが出て来ない…
最初は勘違いかなぁと思っていたのですが…
顔を見て思い出しました!
遡ること1年前、腰が酷く痛くて歩けないとお孫さんに連れられ飛び込みで来られたTさん。
耳が遠い方なので、お孫さん話を聞けば、色々な治療院に通ったものの症状は良くならず整骨院をはじめとする治療院に対して懐疑的である御様子。
たまたま予約のお客様がみえられていたので施術する事が出来なかったことも重なり、余りに辛そうだったので応急的にテーピングをしてあげて、痛みは緩和されたようなので1度病院にかかることをオススメして、名刺を渡し何か困った事があったら連絡くださいとその場はお帰りになりました。
でもTさんは僕の名刺を大事にとっておいてくれていたそうです。
Tさん曰く、1年の間にいろいろと治療院は通っていて治療院に対して懐疑的であることは変わりないものの、僕が他のお客様の施術の手を止めてテーピングをしてくれた事を覚えていて、もしかしたらみのり整骨院に行けばなんとかなるかもしれないそう思ったそうです。
☑︎Tさんは腰を揉んで欲しいんじゃない腰の痛みをなんとかして欲しいんだ。
杖をついて、年齢的に腰も曲がっており何かにもたれかからないと歩けないような状態でしたが、施術台に乗せて施術を始めました。
昨年より学んでいるトリガーポイントの考え方に基づいて腰~臀部(お尻)の筋肉群に施術を行いました。
施術終了後、痛みはどうですか?歩けますか?と尋ねたところ…
アレ⁈痛くない!もたれかからなくても歩ける!歩けるよ!とおぼつかない足取りではあるものの喜んで施術台の周りを何周もして見せてくれました。
僕は内心…良かったとホッとしていましたが、その後腰を温めてあげている時にTさんと少しお話している時にTさんは涙を流したのです。そして発した言葉にハッとさせられました。
その言葉とは…
私が何処の治療院も同じだと思っていたのは、何処に行っても時間かけてたくさん揉んでくれて、後は電気流すだけ…腰の痛みを治そうとする人はいなかった。私は痛みをなんとかして欲しかっただけなのよ…。でもあなたはそれをしなかった痛みをなんとかしようとしてくれたそれが嬉しい。
この言葉を聞いた時に、自分の仕事の価値はなんだろうとずっと考えていたことに答えが出ました。
そう…
僕の仕事の独自の価値は治すこと。治すことで明るく楽しく健康な生活をして貰うことなんだ!
昨年から東京で勉強させていただいているサイモン山田先生もおっしゃっていた言葉も…
治せない整骨院の先生が多すぎる。
その言葉の意味が解った気がしました。
未だ整骨院の認知度は恐ろしく低いし、健康保険証を使って揉んでもらえる場所と間違ったイメージが定着しています。
でも僕は整骨院って何するところなのか?と聞かれたら胸を張って…
痛みを治す場所です!と答えようと思います。
その為に腕を磨いて勉強しようと決意も新たにしたエピソードでした。
そしてTさんへの感謝の気持ちを込めて…
出逢いに感謝!
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