赤ちゃん用品を見てきたあつです!こんばんは!
11月に友達が出産し、明日赤ちゃんに会いに行ってきます♪
さて、今日は三重県立看護大学の講堂にて開催された
「ハートフルフォーラム in 三重」にて歌わせて頂きました!
司会は、これまで何度かイベントや、FM三重の特番などでも
ご一緒させてもらった西村尚美さん!ちょっとお久しぶりでした!
内閣府と三重県による犯罪被害者支援のイベントなんですが、
サブタイトルが「性暴力被害とその支援について考えてみませんか」。
今まで様々な犯罪被害者支援イベントに参加させて頂きましたが
性犯罪をテーマにしたイベントは、今回初参加でした。
講演にはフォトジャーナリスト「大藪順子」さんが実体験をもとに、
性犯罪の被害者に対してどのような支援は必要か、
また現代社会において、どのような課題があるかと、
いろいろ考えさせられる貴重な時間となりました!
印象的だったのは、犯罪というのは、
被害者の意志は起こらない、加害者の意志で起きるもの。
なのに、性犯罪の場合は特に、被害者が自分を責め、
誰にも言えず、精神的障害を負ってしまうケースが多いという現実。
「そんな格好で歩いてるから」とか「なぜ声出さなかったの?」とか
被害者を責める言葉を耳にしたことも多いのではないでしょうか?
そして、被害者が自分を責めてしまうのは
世の中の根本的な考え方にも原因があると言われていました。
例えば、「痴漢に注意」という案内。
最近でこそ「痴漢は犯罪です」と書かれるようになったけど
これまでは、「痴漢に注意」という案内が多かったわけで、
被害にあった人は「注意しなかった私が悪いんだ」と思ってしまう。
いやいや。痴漢することがあかんのですよ!っていうね。
講演もパネルディスカッションも、内容は実に分かりやすく、
「自分もそう感じてしまうかも」と気付かされることが多かったです。
ふと、自分が幼い頃に体験した痴漢の事も思い出して。
忘れてたと思ってたのに、そういう記憶ってなくならないんだね
インターネット上では、もし痴漢の人が見てたら怖いので書きませんが、
その時はただただ怖くて、声も出せなかったのが事実です。
「何で声出さなかったの?」という方は、
そういう経験をしてないから言えるのです。
めっちゃ怖いから!!声なんて出ませんよ。
本来なら自分を責めたり、トラウマになったりしてたかもしれませんが、
あつの場合は、近くに両親がいて、すぐにかばってくれたので
そうならずに済んだのかもしれません。
やっぱりそういう周りの人の支えって、大事なんですよね。
もし、その経験で自分を責めたり、人と接するのが怖くなったりしてたら、
今、人前で歌ってなんかいないと思うしね。
性暴力となれば、もっと深い傷が心に刻まれるわけで、
「汚された」という意識で、自傷行為をする人がいたり、
結婚に踏み切れなくなる人も多いんですよね。
誰にも言えず、自分の存在価値さえも見失ってしまう。
あつは、男子に間違われる風貌からも感じて頂いていると思いますが
女らしくとか男らしくとか、○○ならこうあるべきだ!とか、
そういった「誰かが作った枠」でなく
自分らしくありのまま生きたいと思い、実際そう生きています(笑)
※ 女らしくできないんだからしょーがない!って
開き直っているわけじゃないよ(笑)
男であれ、女であれ、大人であれ、こどもであれ、
大事なのは、どんな人間であるべきか、どう生きるべきか。
そう言った事を歌のテーマにしていることが多いんですよね。
今回のイベントは、そう言う部分でもすごく勉強になりました!
ただでさえ、自分らしく生きるのが難しい世の中で、
誰にも言えずに、何も悪くないのに自分を責め続け、
その人らしく生きられず、むしろ、その人らしさを失ってしまう被害者の方が
実は気付かないだけで、身近にいるのかもしれない。
そう言う人にそっと寄り添える歌を、果たして歌えているだろうか。
犯罪被害者支援の新しい切り口から、いろんな事を考えさせられました。
ちなみに、今日のセットリストは。
1、両腕のないギタリスト
2、CALL ME
3、しあわせのたね
4、君はひとりじゃない
でございました~!
「CALL ME」はこういうイベントで歌うのは珍しいね。
でも児童への性的虐待の話も出ていたので歌いましたが
思いのほか、好評でよかったです^^
お米をくれた方は、以前から犯罪被害者支援イベントに来て下さる方で
「君はひとりじゃない」がお好きだそうですよ!
はぁ。ようけ書いた~~。
それだけいろいろ考えさせられた充実した一日でした♪
お越し下さった皆様、ご関係者の皆様、ありがとうございました~!