命日直前に、偶然本屋で見つけて読んだ本。
- 人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白 (新潮文庫)/美達 大和
- ¥546
- Amazon.co.jp
みなさんは、刑務所にランクがあると知っていますか?
あるんですよ。
実はあるんです。
私も事件が起こる前は知りませんでした。
事件後に、それに詳しい職業の人に
まあ、殺人だから どこどこか どこどこあたりにいるだろうね
みたいな事は聞いていました。
今は、半年に一回くらい
どの刑務所に、どのような状況で過ごしています。
というような通知がくるのでどこにいるということは
私は知っています。
ただ、それを見ても、
ああ、うん、そこにいるのねって思うだけで
にくいとか、そんな特別な感情が湧くわけではありません。
-------------------------
LB刑務所と呼ばれる日本に幾つかある
重たい刑の人が入る刑務所の様子が書かれている
この本を買って読む私は
読みながら、実は・・・手が震えました。
やっぱり、歯がゆいんですよね。
悔しいんです。なんで?って思ってしまう。
どうして、殺したことより、
自分の身を守ろうとするのか
そうゆうこともいつも理不尽に思ってしまうのですが
それでも無理やりに、その人にも
きっと大事な人がいるからとそう・・・思ってきたのに
違うんですよね。
自分のことしか考えられない。
周りは自分の付属品でしかない。
殺したり、傷つけた相手も
タマタマそこにいたからだったり
いらつかせることしたから
自分はそうしただけ、
おかげでこうなった。
こうゆうの、被告人にとって
嘘ではなく、全部本当の気持ちであると知っています。
-------------------------------
学校の授業参観に行ってきました。
命の重みを学ばせる道徳の授業が主でした。
前日は命日で、陸は部活も休んで
一人で墓参りして家に帰宅しました。
特別な日でした。
命の重みって、なんでしょう?
私にはよくわかりません。
その感想を読むだけで、
いやいや、まだわかってないよ・・・って
命って、そんな言葉にできるようなことじゃないよって
そう思ってしまう私でした。
おやすみ。
それでも、命のこと、真剣に考えることは
悪いことじゃない。
↑いつも応援クリックありがとうございます
読み終わったら応援クリックお願いします。