事件当日のこと Ⅷ | 〜ぷらすなちゅらる〜

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何かを失うと言う事で、得ていくものもあるということを私は知ってる。。はずだったのですが、いまちょっと心が折れてます。

帰りを待っている

========

どんな亡くなり方を

したとしても

気持ちがどんなに

混乱していたとしても

お通夜やお葬式などの

法要は、

やらなければなりません。




夕方から、バタバタと

急いで、お通夜や

お葬式の会場を押さえたり

色んな手配をしました。





お葬式でのお花や、

霊柩車は 値段によって

ランクが変わるんですが

洋君は そんなことに

お金を使うことを

嫌っていたので

一番安いやつで良いと

お願いしたのですが

会場の責任者の方が

「報道の方から見えないように

入口を工夫しますので

中の方の花は、

それでもいいと思いますが

霊柩車は、

報道でも映ってしまいます。

なので、私どもの方で

洋さんへの弔いとして

立派な車をご準備させて下さい。」


と、言ってもらいました。


感謝です。。


洋君は長い間、

入院していたから

できるだけ長く

家にいられるように、

通夜の時間ギリギリに

迎えに来てもらうよう

お願いしました。





そして、帰ってきた時に

ゆっくり寝かせられるように

お布団を敷きました。





部屋の中に籠って居たので

気がつきませんでしたが

辺りが暗くなると

うちの回りだけが

昼間のように明るいのです






報道のライトです。

それで、マスコミから

囲まれてると わかり

回りから見えないように

家の回りにブルーシートを

張ってもらいました。






ご近所様にもたくさんの

迷惑をお掛けしてしまった。。



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