☆太陽を背に受けて歩こう!!☆ -2ページ目
息子から花束が届いた
今月は私の誕生日
梱包を開けるとき涙が出てきた
思いがうれしい
覚えていてくれたこと
彼の花を探している時間
その思いがうれしい
亡き父は
私の送った包装紙や紙袋など
すべてとっていたそうだ
母が教えてくれた
父と最後に交わした会話も
贈り物の話だった
戦地へ赴く父をねぎらいに
父の父親(祖父)は遠路
風呂包みの中に
母親の作ったおはぎを持ってきたそうだ
日頃風呂敷など持つのを嫌う父親が
自分のためにと持ってきてくれたおはぎ
・・・うれしかったなあ と父は泣いた
その父に私はもう贈りものは送れない
送る人は減った
そして今度は送られる人になった
天国の父へ
送るものはないけれど
息子にもらった花束をうれしく思う気持ち
そのことを届けたい
子どもの日が近づくと
ちまきを買わなきゃって思い出す
笹の葉にしっかりと巻かれてあって
上手にくるりくるりと解いていくと
真っ白なとんがりお餅が出てくる
それを少しづつかじって食べるのが
大好きだったみたい
もう買ってとせがまれないし
買っておこうと気にすることもないのだな
明日どこかの和菓子屋さんで買ってみようかな
今まで私の分はあまりなかったから
何本もたらふく食べてみようかな
夕方息子が東京に帰っていった
そう帰っていった
だって東京が彼の住まいなんだから
今のところはね
たった3日間の帰郷で
彼はとても精力的に人に気持ちを注いでいった
家族にご飯をごちそうし
バイト時代の後輩をおごり
彼女と久しぶりのデートの一日を確保し
学生時代の親友と深夜を過ごし
おばあちゃんの家を訪ね
あっぱれ
笑顔で振り返り
角を曲がっていく彼
母はおいかけそうになるのをぐっとガマン
いい顔で向かっていったね
また元気でやってください
君の人生のときを
昨日息子が初給料で
焼肉をごちそうしてくれた
焼肉事体はあまり好きではないけれど
息子の気持ちが
最高にうれしかった
がなんだか悲しい気持ちもあった
「頼もしく、離れていくんだな」と
そんなこんなで
マッコリも美味しかった
たくさん飲んでしまった
息子にたくさん払わせてしまったんだろうな
息子が帰ってきた
朝6時前に
ターミナル駅にはとっくに夜半着いていたらしいが
友達と早速飲んでいたらしい
まあとにかく帰ってきた
今はベッドで寝ている
3月までの何十年変わらない風景として
この風景は1ヶ月ぶりだが
歳月の積み重ねのせいか
昨日も見ていたかのように
違和感はない
息子のご帰還だ

