高く 泳ぐや こいのぼり
い~ら~か~の な~み~と (甍の波)
く~も~の なみ~ (雲の波)
重なる波の 中空を
橘かおる 朝風に
高く およぐや こいのぼり
甍の波
甍とは、かわら屋根のことで、
年中ある.
しかし、〝いらか〟 というと
五月のイメージがする。
波のような雲
高積雲のことらしい。
この雲が出ると、お天気は 下り坂に。
五月 初夏
この歌が、思わず 口をついて、でる。
遠い昔の
のどかな、田舎風景が
思いだされて、懐かしい。
作詞者は 不明
作曲は 引田 竜太郎
(くつがなる 浜千鳥 すずめの学校 春よ来いなども。)
もう一つ
こいのぼりの歌
やねよ~り た~かい
こいの~ぼ~り~
・
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・
前者は 歌詞がちょっと難しく 高学年用
後者は 低学年用
じゃなくて
前者は 年配者
後者は 若者 ・・・・・かな~・・・?
両方とも、文部省唱歌
(昔は、著作権の意識が低く、
作詞 作曲不明のまま
文部省唱歌に なった歌が 多い)
今では、こいのぼり も
子供が少なくなったり
電線にかかったり
・
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・
なかなか、
晴れ晴れと
たかく 泳げない。
友達が 昔の着物で 作った
泳がない こいのぼり
これは これで
なつかしい。