【記録】
前線と湿った空気の影響などで、新潟県や福島県では29日、断続的に猛烈な
雨が降った。気象庁は04年7月に死者15人の被害を出した新潟・福島豪雨に
匹敵する大雨として、河川の増水や土砂災害などに警戒を呼びかけている。
新潟県では県内全域で計4万5000世帯以上、約11万人に避難勧告・指示が
出された。(毎日新聞)
東京電力福島第一原子力発電所事故のため警戒区域となった地域で
空き巣被害が多発していることから、福島県と地元自治体が「原発事故が
なければ被害はなかった」として、空き巣被害を同事故の損害賠償対象に
含めるよう国に求めたことが分かった。国は「一義的に賠償すべきなのは
犯人」として難色を示している。警戒区域は、政府の要請を受けた県が4月22日
原発20キロ圏内の双葉町、大熊町、富岡町などに設定。住民らが一時
帰宅した際、空き巣などの被害が確認された。県警によると、被害申告は
376件(28日現在)、現金被害は総額約1500万円以上で、窓ガラスを
割って侵入する手口が目立つ。今月6日に一時帰宅した富岡町の
男性会社員(37)も被害に遭った一人。自宅1階の窓ガラスが割られ、
指輪やクレジットカードなどを入れた収納ダンスは、18個の引き出しすべてが
開けられていた。男性は「空き巣に入られたのは原発事故のせい。東電に
賠償してもらいたい」と憤る。(読売新聞)
日本エネルギー経済研究所は28日、国内の原子力発電所54基すべてが
2012年春に停止した場合に、12年度の実質国内総生産(GDP)を最大で
3・6%(20・2兆円)押し下げるとの試算を発表した。電力不足が国内産業の
空洞化を加速させることで失業者数も19万7000人増加するという。
同研究所によると、火力発電所をフル稼働させても、12年夏には最大電力需要に
対し7・8%の供給力不足が生じる。企業は節電を迫られることで生産活動が
低迷し、生産拠点の海外移転も避けられない。電力需要のピークを迎える
12年7~9月期は、電力不足がない場合に比べて実質GDPは5・6%
(7・7兆円)減となり、失業者も4万9000人増える。(読売新聞)
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県宮古市の重茂(おもえ)漁港で
29日、震災後初のウニ漁が例年より1か月遅れで始まった。
約800隻あった漁船のほとんどが損壊したため、船1隻に2、3人が
相乗りし、計約130隻が約30~40メートル沖合の漁場に向かった。
同漁港での漁が午前5時に解禁されると、一斉にさおを下ろし、箱メガネで
水中をのぞきながら深さ約5メートルの海底にいるウニを捕獲。全体的に
やや小ぶりだが、水揚げは例年並みだった。(読売新聞)
やっと地震から少し落ち着いたというのに…今度は
豪雨。。。いったい東北を、どれだけ苦しめればいいのか。
神は居ない?どうか、この豪雨で命を落とされる方が
一人もおりませんように。。。神がいるならお願いしたい。
只見町の年配の方は、どうなっただろうか。。。
仙台の七夕祭り、今年は復興に向けて頑張ってほしい。