【記録】汚染土。。。御寺さんへ | 素敵な日々ログ

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30代も半ば…(笑)「素敵な毎日を過ごしたい」という思いをこめて 日々の出来事を
綴っています。歳を重ねるごとに輝きを増す女性になれますように。。。☆彡
そしてみんなが素敵な毎日を送れますように♪

【記録】

東京電力福島第1原発事故で、自宅や田畑の土壌の放射能汚染に不安を

感じる住民が削り取った表土を引き受けている住職がいる。個人の「汚染土」に

ついて、国や自治体の対策の遅れに悩む住民は多い。「今ここに脅威が

あるのに放ってはおけない。身を捨て、困難を引き受けるのが僧侶の務め」と

近隣住民に手を差し伸べている。【駒木智一、大野友嘉子】
阿部光裕(こうゆう)さん(47)が住職を務める常円寺(福島市)。寺が所有する

小高い山の上に、残土の詰まったゴミ袋が約160袋積み上げられている。

阿部さんの線量計は毎時8マイクロシーベルト前後で推移しているが、

「元の表土より、運び込まれる土の方が線量は低い」と笑い飛ばす。
「江戸時代までの寺は、現在の自治体と同様の働きをしていた」と語る阿部さん。

5月末に放射性物質の除去に効果があるとされるヒマワリの種や苗を無償で

配る市民団体を結成。年度内に2000万本を配り、放射性物質を吸い込んだ

花や茎も寺で預かる計画を立てている。土や花の受け入れについて、

近隣住民に計画を説明して回った際に反対意見は出なかったという。作業には

近隣住民や檀家(だんか)など約100人のボランティアと旧知の地元企業が

携わっている。「たかだか一寺の住職でも、信頼関係があればこれだけの

行動に移せる。政府の対策が遅々として進まないのは国民との信頼関係が

壊れている証拠だ」震災後も寺には、早朝から深刻な表情で悩み事を語る人が

やってくる。「みんなの笑顔を取り戻したいだけなんだ」。そう話し、口を

真一文字に結んだ。(毎日新聞)




宮城県の村井嘉浩知事が、県内で災害支援活動を行っている自衛隊に対し、

近く撤収を要請することが分かった。27日の県災害対策本部会議で表明する

予定で、撤収は8月上旬の見通し。県や陸自によると25日現在、1000人の隊員が

同県気仙沼市や石巻市、女川町を中心に入浴や炊き出しの支援、ハエの駆除、

沿岸に打ち上げられた遺体の捜索にあたっている。東日本大震災から

4か月以上たち、自治体や民間でも担えるようになったと判断した。
陸自東北方面総監部によると、震災で7道県から自衛隊派遣の要請があり、

これまでに北海道、青森、茨城、千葉の4道県で撤収が完了している。
被災3県では、岩手県の達増拓也知事が26日、自衛隊に対し撤収を要請した。

同日午前、県庁前で感謝式が開かれ、陸自第9師団幹部らに感謝の意を

表した。(読売新聞)




物質・材料研究機構(茨城県つくば市)は25日、原発保守管理会社「アトックス」

(東京都中央区)と協力し、鉛を含むテレビのブラウン管ガラスが放射線の

遮蔽(しゃへい)材として使えることを実験で確認したと発表した。東北3県を

除いて24日にアナログ放送が終了し、古いブラウン管テレビが大量に家電

リサイクルに回される一方、福島第1原発では安く使い勝手の良い遮蔽材が

求められており、一石二鳥の解決策になるかもしれないという。
ブラウン管からは微弱な電磁波が漏れるため、ガラスには遮蔽効果のある鉛が

1割程度混ぜられている。福島第1原発の内外に放出された放射性物質のうち、

主要な放射性セシウムからは放射線の一種のガンマ線が出ているが、ガンマ線は

エネルギーの高い電磁波。鉛は遮蔽材として優れているが、バッテリー用などの

需要があり、コストが高い。同機構の原田幸明・資源循環設計グループリーダーらは、

砕いたブラウン管ガラスを箱詰めし、コバルト放射線源(800兆ベクレル)と線量計の

間に置いて遮蔽能力を測定した。その結果、砕いたガラスの厚さが約55センチあれば、

放射線を100分の1まで低減できることが判明。この遮蔽能力は、厚さ約9センチの

鉛板に相当する。 (時事通信)




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なんと有難い、ご住職。。。

これでヒマワリもきっと安心して育てられるだろう。

でも福島市だけのこと。これからもっともっと

処理問題は山積みなのだろうけれど。。。


そして自衛隊の撤退。。。

確かに民間だけで出来るのかもしれないが…

忘れさられていくようで、何だか寂しい。

でも、これは復興に向けての一歩だと

思えばいいのかもしれない。


使ってきたブラウン管も無駄にはならないようだし。

悪いニュースばかりじゃない。前に進まねば。