記録。 原子力・エネルギー図面集より…
国際原子力事象評価尺度(International Nuclear Event Scale : [INES]と略す。)とは、原子力発電所などで発生した事故・故障などの影響の度合いを簡明かつ客観的に判断出来るように示した評価尺度である。
レベル1(逸脱) もんじゅ ナトリウム漏えい 1995
レベル2(異常事象) 美浜原発 蒸気発生器伝熱管損傷 1991
レベル3(重大な異常事象)
レベル4(所外のリスクを伴わない事故) 放射性物質の少量の外部放出
原子炉の炉心のかなりの損傷 東海村JCO臨界事故 1999
レベル5(所外のリスクを伴う事故) 放射性物質の限られた外部放出
(数百~数千テラベクレル)
原子炉の炉心の重大な損傷 スリーマイル 1979
レベル6(大事故) 放射性物質のかなりの外部放出(数千~数万テラベクレル)
レベル7(深刻な事故) 放射性物質の重大な外部放出(数万テラベクレル以上)
チェルノブイリ事故 1986
(1テラベクレル=1兆ベクレル)
Sannkei Bizより・・・
放射性物質が放出されているという予測は以前からあり、レベル5から引き上げるのは時間の問題でもあった。引き上げに時間がかかったのは、レベル6の基準「数千テラから数万テラベクレル」とレベル7の基準「数万テラベクレル以上」の境界付近と推定されており、精査が必要だったとみられる。
原子力安全・保安院は同日午前の会見で、福島第1原発事故の放射性物質の放出量について、チェルノブイリ原発事故の1割とみられるとしている。ただ、福島第1原発では1~3号機の圧力容器や格納容器が損傷している恐れがあり、松本本部長代理は「原子炉から放射性物質が100%外に出れば、チェルノブイリを超える可能性もある」と説明した。
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日記。
地震が未だに分刻みで続いている。
昨日に続いて 12日14時7分にも震度6弱
長野県でも7時26分 震度5弱
千葉県でも8時8分 震度5弱
いつになったら終結するのか。。。自分は被災地に居ないし
被災地の友人に電話を掛けることすら今は出来ないでいる。
電話をしても、頑張って。大丈夫?という言葉しか出ない気がするから。
その頑張ってが綺麗事にしか聞こえないんじゃないかって思うから。
被災地にいるわけでもない自分が、どんな言葉を掛けていいのか
悩んでしまう。。。実家に電話しても「心配ばっかり掛けて申し訳ない」
って、心配するのは当たり前。でもそんな申し訳ないなんて言葉が
逆に申し訳ない。それでも電話しないと落ち着かない。。。
いわきの農産物や海産物の風評被害がこれからどうなるのか…
国は、それをちゃんと保証してくれるのだろうか。。。
農業、漁業以外の県民にも。保証された生活はやってくるのか。
いわきの外側から何が出来るのか、今は福島に行ってもきっと
気を遣わせてしまうだけで、邪魔になるだけかも。。。
でも行かなかったら、後悔しそうな気もする。この目で被災地を
見た方がいいのか…それとも、ここに居て皆を見守った方がいいのか…
旦那様は、ここに居て普通の生活をして、逃げてきた人が居れば
助けてあげればそれでいい、足りないものがあれば送ってあげれば
それでいい…という。それだけで本当にいいのかな?
地震も早くおさまってほしいけれど、原発問題が早く落ち着いてほしい。
いわきに帰って、昔話になるのがいつになるのか。。。