※「◆目標、過去の記録」のところで、過去の記録推移に誤記がありましたので訂正しました(8月6日)
※ピッチについての記載が間違っていたので修正、ついでに加筆しました(8月7日)
人生初のトラックレース!ということで、アルトラタイムトライアルに出場。初のトラックレースはとても楽しく、感じるところの多い大会でした。記録は18分06秒、これまで練習で出していた自己ベストを約20秒更新。スタッフの皆様、ありがとうございました。
以下備忘録ということで!
◆コンディションとか
会場までは1時間ほどかけて自転車で。家を出たのは17:20頃で陽射しもあったが、後述のように暑さはあまり感じず。自転車の時の心拍数は、何度か測ったことがあるが大体100前後なので、ゆっくりジョグする時と同じくらい。古河の時も思ったが、時間や条件が許すならこうしてゆっくり身体をほぐしつつ、身体中の毛細血管に血を巡らす(つもり)のウォームアップは、自分的にはとても有効なように思う。
暑さが心配だったが、会場への道中および会場に着いてからは、とくに暑さは感じず「涼しいな」というくらいだった。近接の府中市の19時の気温が28.7度だったそうで、それを涼しいと言ってしまうのはもう感覚がおかしくなっているんだとは思うが、とにかく気温面でのストレスは無し。
ナイターの陸上競技場、というシチュエーションは、サッカーしてた時に似たような経験があるにはあるが、ランナーとしては初めてで超新鮮、テンション上がる感じだった。
出走人数は、自分の回が予定で27人。ターゲットタイムが18-20分、というカテゴリーで、自分の目標が「18分前半、できれば18分切る」というもの。もっと押し合いへし合いして走るのかと思っていたのだが、その辺りもストレスは無さそう(実際全く無かった)
◆目標、過去の記録
5000m、5kmのレースは初めてで、今まで何度か練習で測ったのは近所の公園での1km周回コースでのもの。今回のレースに備えて一週間前にトラックで初めて5000測ってみた、という状態。記録を見ると、一昨年の12月に19分17秒、というものが残っている。この時はほんとにしんどくて「もうやだ」と思って実際そのあと、今年の4月まで1年半弱、5km計測からは逃げていた。因みに一昨年12月の1917の約1ヶ月後に走ったフルマラソンが3時間17分。
今年3月の古河で初めてサブ3に到達、4月に「今ならどうだろう」と思って測ってみたところ、18分27秒。その後またしばらく遠ざかり、一週間前にトラックで走ってみた時は18分40秒だった。今シーズン、フルで250を切りたい、という目標があるので、VDOT的には18分は切りたいところ。でもどうにも苦手意識というか、「切るぞ!」という意気込みまでもって行けない。ビビってるんですな。
◆展開
18分、19分、20分のペーサーが付いてくれるレース。スタート前に18分のぺーサーさん(竹澤健介選手!)が「自分に付いてくる人?」と呼びかけた際、手を挙げた人が1人のみ。意気込みの足りない自分、ここで「じゃあ俺も!」と追随することが出来ない。。自分としては、「18分のぺーサーを常に視野に入れて、ラストで出せるだけ出す」という青写真で、一瞬の逡巡はあったもののそれで行くことにした。
スタート。竹澤選手と1名が先行。2番手集団として、1人が少し前にいて、その後にたぶん4~5人。その団子の先頭に自分、という状態。ほどなくして前の選手を吸収し、2番手集団の先頭に。しばらくして気づいたら周囲の選手の息遣いが聞こえなくなり、どうも「単独2位」という状況のよう。
「ぺーサーを常に視野に入れて」ということで、当初50mほどの差を保っていたのだが、ジリジリと離されておそらく70~80mといった感じに。途中で、1つ前のレースを走り終えていたminoさんが「14秒遅れ!」と声を掛けて下さり、「ならば18分14秒、最後に追い上げて行けるところまで行けば、少なくともベストは更新!」と確認。ただ、「せっかくのレースで、ベスト更新しただけで満足しちゃいかん」という思いもあり、とにかくこの差を広げず、ジリジリ詰めていくイメージを持つ。
ちょいと残念だったのが、周回表示が途中混乱したこと。残り周回表示が「4」となって、よっしゃ上げていくぞと思って一周してきたら「5」となっていたり。なるべく余計なことは考えないようにしていたので、「あと何周」というのは完全にそれに頼りきっていたので「え?あれ??」と慌ててしまう。ただ、ラスト1周の時、心細げにも鐘が鳴ったので、安心してスパートをかけることが出来た。ラストは自分でも驚くほどぐいぐいと上げていくことは出来たが、差し切ることはできず、18゜06でゴール。
(後記:あとで記録を見たところ、出場者中、全体のタイムは15~16番目位だったが、ラスト一周に限って言えば2番目だった。これは何を意味するのか…余力を残し過ぎということか??)
◆感覚
走り始めてすぐ、いつもの走りと全く違うというか、全然自分じゃないみたいな感覚だった。練習でも滅多に走らない距離・速度帯であることに加え、初のトラックレースということで舞い上がっていたのだと思うし、恐らくそういうことになるだろうとも思っていた。トレイルやマラソン同様、だいたいこういう時に調子に乗って突っ込んでって自滅、というのが負けパターンなのだが、なんせ初体験なので、そもそも調子に乗っているのかどうかすらも分からない。ので、ぺーサーの存在は大変有難かった。一応1827で走ったことはあるはずなので、「ぺーサーを視野に入れて」という位置取りであれば大崩れすることはない、だろう。
普段の練習やマラソンの時は、フォームのことを色々考えながら走るのだが、この日はあまりそこまで意識が行かない。本やブログを読んだり、フォロワーさんからのアドバイス等で「あまり余計なことを考えず、前後の流れに乗って」ということが頭にあったのが大きい。「前後の流れ」は、前述の通り無いようなものだったが、ぺーサーの姿は見えているのでリズムの同調はできる。
リズムに同調しながら、「自分でもこんなふうに走れるんだな」という思いがよぎる。1週間前に測った時をはじめ、数少ないスピード練習の時などは、もっとピッチが早くなって、かつフォームがばらけてくる感があるのだが、今日は、とにかくぺーサーを見ながら走っているので、自分なりに「ゆったり」と走っているなと感じる。実際、一週間前の5000計測の時のピッチが209、その翌日、20K走時のピッチが205、今日は200 。グラフを見るとラスト一周まではほぼ乱れなく保つことが出来ているし、走っていてすごく心地よかった。自分の意志のもとに身体をコントロール出来ている感じというか。初めての感覚だった。
フォローさせて頂いている、消し亭りらいとさんが仰る「ゆったり、速く」を、少しだけ体現できた、かも。
①アルトラTT(200⇒18'06)
②1週間前の5000m(209⇒18'40)
③上記②の翌日20k(205 ⇒ラスト5K 20'23)
時々、前腿に力が入っている感じがするので、その時は接地位置を意識するようにした。高岡尚司さんが会場にいらっしゃることもあり、「ゼロベースランニング」等でも読んだ「接地は重心より後ろ」のイメージを持つようにする。実際そうなってはいないと思うが、イメージ。
シューズは匠戦で、この靴の持つクッション(ブーストによる?)や推進力を初めて感じた気がする。水戸の時や、たまのスピード練習の時にも履いていたのだが、今日のように「ぎゅいん」という感覚が得られたのは初めて。クリールのシューズチャートでは3'30/kmのところに置かれているシューズで、これまではそのチャートも、ふーんという程度にしか見ていなかったのだが、あくまで一回限りの素人考えではあるが、やはり「そのシューズの性能が活きる走り方、速度帯」というのはあるのかな、と。
理想は、シューズによらず…究極は裸足だと思っているし、シューズにそこまでこだわるのもどうかとは思っていたが、いや、靴の性能侮れん、と。少なくとも今日に関しては、自分も雰囲気に助けられてうまく走れたのかもしれないが、間違いなく匠戦がそれを支えてくれた感覚がある。これまではなんというか、「豚に真珠」状態だったのかな。
◆心拍
あえて別立てで項目を立てたのは、随分と驚いたことだったので。
本日の平均心拍166、最大は182、となっている。これ、普段の練習ではありえない数値で。自分の中では「160行ったらきつい(だからラストだけ)、170以上は非常用、180行ったら死ぬ手前」というイメージというか実績?がある(で、先週の5000の時のグラフと比べようとしたのだが、先週はうまく計測されておらず比較検討できず。残念)。確か2~3ヶ月前に10km走って、後半5kmの心拍がずっと170を超えていたことがあったが、そのときは具合が悪くなり翌日発熱した。ペースも4分ちょいとかだった。
【アルトラTT】
で、今日のこの実績。これもまた、「こんなふうに走れるんだ!」という驚きだった。要因を考えていくと、①雰囲気、②夜だったこと、③余計なことを考えなかったこと、の3点なのかなと。①は、雰囲気もそうだが「集団で走ること」というのも含んでいる。練習会の活用、レースの活用などは色々目にするが、やはり一人では引き出しきれないものが集団だと引き出すことが出来る、という側面はあるのだろう。②は、普段の(最近は行なっていないが)通勤走の時から感じていたことが思い出されたもの。③については前述と重なるが、言い換えると「集中していた」ということと思うし、マラソンでも「30キロまでは寝ていけ」という至言にも繋がることだと考える。
…「要因」とはちょっと違う感じになってしまったが、言いたいのは、そうした条件が重なって、自分の持つポテンシャルが引き出されたのでは、ということ。今回のような心拍推移は、練習では出せないキツさであるにも関わらず、レース中「きつい」と思ったのは最後の2~3周くらいで、そこまでは「ややきつい、でも保てる」というペースで…グラフだと、2000m過ぎからの心拍は170を超えていて、それを「ややきつい」という感じで保てる自分もいるのだな、と。「練習会やレースの活用」は、自分の場合そう頻繁には出来ることではないが、こういう「ハレの舞台」で自分の幅をクッと拡げられるよう、普段の練習の集中度・質を高めていきたい。
…などなど、僅か18分の間で非常に考えること、得るものの多いレースでした。
スタッフの皆様には、良い舞台を準備していただいて感謝々々、また、ぺーサーの方はじめ、速い方々の走りを間近で見られたことも収穫だった。
それと、ツイッターでフォローさせていただいているminoさんにお会い出来、裸足での見事は走りを目に焼き付けることが出来たこと、レース後色々とお話させて頂けたことも、とても嬉しい思い出となりました。minoさんには前述のように、自身のレース中に絶妙な応援も頂き、そちらも大感謝でした!
次のレースは外秩父43、それを経ての水戸黄門漫遊マラソンが、今シーズン最初の大一番なのだが、今日の楽しさに味を占めて、トラックレースも物色してしまうのでした…!













