2年ぶりの勝田全国マラソン
コンディションにも恵まれ、ストレスの無い運営や多くの方の応援に支えられ、無事完走することができました。関係者の皆様改めてありがとうございました。

結果は以下の通り。



自己ベストは更新。でも、レース後は悔しいやらふがいないやらで「力不足」「出直してきます」などとツイートしてしまった。


PB更新したにも関わらずなぜにそんな悔しかったか。理由は3つ。
①目標に達さなかった
②焦ってた
③楽しみ切れなかった

①はまあ、言葉通り。
10月の水戸で、255切りを目標としながら257に終わっていたのだが、10月に比べて気温も下がるし、ここはいっちょうジャンプアップを・・と思って、上記の通り、2時間52分台という目標を立て練習してきた。ツイッターで繋がっている皆様も様々なカテゴリで記録を更新されており、俺も続くぞと。実際手応えも感じていたので…ざむねむ。

②は、ちょっと最近仕事のクソっぷりが甚だしく、いつなんどき休みが無くなったり、果ては古河DNSなんていう事態も起こりかねないなと思っているため。勝田で目標達成してしまいたかったなと。これは杞憂に終わると良いのですが。

③は…これが一番大きいかな。。
トレイルのレースでもそうなんだけど、後半勢いを失って、疲れてゴールするというのは、自分的な満足度が著しく下がる。
そうはいっても結果が大事!という見地に立てば悪くは無いとも言えないことも無い。でも、後述するが、「気持ちよく走りたい」というのも自分に取っては大きなテーマ。

「勝負事で本当に楽しむためには強さが要る」とは、愛読している某マンガに出てくる台詞なのだが、今回は楽しめなかった=まだまだ全然弱い、という現実を突き付けられた感じがして。それゆえの悔しさ。

『ハイキュー!』8巻より

 


そんなこんなからの、出直してきます発言だった。

前述のようにDNSの不安がぬぐえないとはいうものの、今シーズンもう1本、古河はなももにエントリーしている。古河は、昨年初サブスリー達成した、縁起の良い大会。そこまであと約40日、最善を尽くして取り組む。練習内容とか含めての振り返りはそのあと!…ということで、水戸後にサボっている「分析編」も、そのあと!


以下、レース備忘録です。


◆スタートまで

10時半スタートなので、家を出るのも6時過ぎ。4時半に起きて朝食(カステラ&餅)。730上野発のときわで行く。

いつもスタートまでの懸案であるウンコについては、日頃の試行錯誤と実践から、かなりの確率で朝のうちに出る流れを確立。
おかげで当日も、家を出るまでに無事済ませることが出来、だいぶ気分軽く出発。大げさじゃなく、この一事をもって、レースに対する不安の9割が霧散してしまう、そんな気分になる。

なので勝田駅に着いてからも、「回り道してすいてるコンビニ探す!」とかそういうことをせず、特に変わったことも無く準備完了。トイレもすいている。その後しばらくアップジョグでもしてようと思ったのだが、念の為とスタート地点を見に行くと、Bブロック先頭2~3列に既に人が埋まっている状況。その時点で9:50.ちょっと迷ったが、日当たりが良さげだったので、日陰でさみいさみいと言いながらアップするよりマシかと、そのまま並んでしまうことに。昭和な感じのMCが味があって良い。

◆スタート~15㌔

スタートのもたつきは最小限。5㌔の入りは、もたつき込みで2100と見ていたが、それより早く通過。良いペースだぞと思いながら10㌔地点、貯金が増えている。402~3ペースだということも分かる。

目標からするとやや飛ばし過ぎに見えなくもないが、自分としては「許容範囲」。ちょっとそのわけを説明したいので暫しレースから離脱します。

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昨年11月、ロードメジャーを買って、普段使っている公園コースの実測を行なった。
木が多い公園の周回だと、GPSの距離計測にズレが生じるというのは聞いたことがあって、現に、距離表示有コースでも、1kmで100~200m単位の誤差が出ることはあった。

まあ、細かいことは気にしねえでと、ここまでずっとやっていたのだが、どうも、㌔2~3秒の違いが気になるようになり、ちょうどアマゾンで安価で売ってるのを発見したので購入。計測したところ、自分が思っていた以上に誤差がでかい、いや、誤差によって受ける練習の捉え方に大きな違いがある、ということが判明した。

一つ具体例を挙げると、水戸の前、10月6日の練習。
この日の練習はコース20周、約32㌔で行なう予定だったが、ヘバッて18周で切り上げ。ログで見ると、29.1㌔を2:01'32、410/㌔ペース、何れにせよリタイヤしたので失敗練習、という認識になっていた。

しかしレース後11月、実測した距離をあてはめると、ログだと「1.6km」までしか表示されない周回コースは1.667㌔で、ここを18周すると、1.667×18=30.006 ちょうど30㌔(3周で5㌔)。30㌔を2:01'32というのは私にしては超上出来(ていうか30㌔ベスト)。企図していた距離を走り切れなかったという事実は残るものの、402~3で30㌔走ってたというのもまた事実。水戸の前にそれを知っていれば…と、少々悔やまれた。

今回、勝田の前には30㌔走を3回実施。タイムは、2:06'28、2:05'06、2:04'40。1kimペースとしては413、410、409ではあるが、水戸前のと違ってだいぶ余裕度があった。

水戸前は「結構気合い入れて走っても、自分は現時点で、410ペース:30㌔でバテる走力。だから慎重に抑えて入ろう」という意識。
勝田前は「410切るペースなら余裕持って最後まで行ける。ただ、402-3ペースでも30㌔もった実績はあるし、405ペースを目標とはするものの、身体が動くようだったら行ってもいいのでは」という意識。30㌔走の記録だけで見れば水戸前の方が良いのだが、正しい結果を知れたことで、勝田前のほうが余裕を持って本番に挑むことが出来ている。

…結果には繋がらなかったけど、何というか、状況をキチンと把握し、後顧の憂いなくレースに臨めるというのはデカい。そんなわけで、2,000円のロードメジャー、良い買い物だった、という話、でした。
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レースに戻る。
そんなわけで、5-10㌔の 2012ペース(402-3)は「よし」の判断。ただ、そのまま調子にのって19分台とかになると「突っ込みすぎ」になるかと思ったので、目印になりそうなランナーを何名か見つけて、「30㌔までは寝ていけ」で静かに走る。10-15km、まだ貯金有.よしよし。心身の感じも良く、ワクワクする。


◆15~30㌔

15㌔すぎ、調子がいいので、早めにエネルギー補給をしておこうと、携行のアミノショットを補給、その後給水。私は未だに、走りながら水を飲むのがへたくそである。

そしてこの辺りでちょっと、異変というか違和感が。立て続けに、何人ものランナーにバラバラと抜かれたのである。目印にしていたランナー氏達からも、微妙に離されている感がある。

体調その他変化もなく、快調に走っているつもりなのに、自分だけズルズルと下がり始めているような感覚になる。これじゃいかんわいと思って、改めてターゲット氏についていこうとするがどうもうまくいかない。そうこうしているうちに、25㌔地点で早くも貯金を吐き出し、目標タイムを超えてしまい、結構へこむ。

合ってるかどうか分からないが、あとから思う教訓は2点。
1つは、集団の利用の仕方。
よく言われる「集団を利用する」「集団に運んでもらう」のが、きっとうまくない、気がする。ついていくと決めたら、ピタッとついてリズムをつかんだほうがいいのかな、と思いつつ、何だか中途半端な位置で走ってしまった。せっかく良さげな集団が形成されていたのにもったいなかった、気がする。

もう1つは、坂。
皆さんどう感じてるか分からないし、私もフルは勝田、水戸、古河の経験しかないのだが、勝田の坂って、結構イヤらしくないすか。。

2年前を思い出しても、「坂」と「風」のイメージは結構あった。だから、どのへんに坂があるとか、大雑把にでも把握しておこうとおもってたのに、それを忘れてしまった(電車の中で確認しようくらいに思っていて、寝てしまった)。

例えば、10-15㌔地点では、ドーンと下った後ボーンと登る。20㌔以降は、だらだらした登りがしばらく続く。とか。
まあまあな上り坂がどの区間にあるか、くらいの事前認識をしておけば、多少それを加味して目標ラップを作るなり、「この区間は多少遅くなっても仕方ない」と割り切るなり、心理的にいろいろ対処できた気がする。この場合、15-25㌔でのタイムの落ち込みは、坂の存在を加味すれば、まあ仕方ないという範囲だと思うのだが、そのことが飛んでいるため「やっべ、もう落ち始めてるよ」と、不必要な心理的落ち込みを招いてしまった気がする。まあ、あとからなら何とでも言える類の後悔ではありますが…次回以降に活かせそうなものとして。


◆30㌔~ゴール

そんなわけで、序盤とは変わってなかなかリズムに乗れないまま30㌔。目標からはさらに離れ、気分も上がらない。何とか立ち止まることなく進み、そのままゴール。おわり。


おいおい、マラソンは30㌔過ぎてからだろうが、というお叱りを頂きそうだが、気分的にはほんとそんな感じだった。

メンタルの弱さというか、しんどさに対する耐性の無さは自覚の強いところで、だからこそそういう仕儀に陥らないためにも、後半上げて行ける(もしくは極力落ち込みを最小限にする)ような配分、流れを大切にしているつもり。

「許容範囲」と書いたものの、15㌔までが突っ込みすぎだったのかなーとも振り返って考えた。でも、あとで心拍ログ見返しても別にそういうわけでもなく、むしろ理想的な上がり方をしているようにも見える。脚が痛いとか売り切れたとかそういう感じも無かったし…うーん、この、テンションの下がりを招いたのは何だったのだろう。

…と考えた時、これはもう、ツッパって見て見ぬふりをしてても仕方ない。直前に患ったインフルエンザで、体力が目減りしていたとみるのが妥当ではなかろうか。状況を無視して手持ちの資源の見積もりを誤り、「いつも通り」にやってしまったため資源配分を誤り、じわじわと萎んで行った…という顛末では無かったか。

罹患した事実を認めたくなくて蓋をして、目減りしているであろう現状から目を背け、「休養十分!」と絶好調であるかのように入ったが、やはりマラソンは、世の中は、そんなに甘くなかった、と。

(ただ、じゃあおとなしく慎重に入ってそこそこのラップを刻んで行けば良かったのか、というと、そういうわけでもない気がする。序盤のペースは、対目標に鑑みれば良い挑戦だったと思っている。このあと述べるが、そうした挑戦を支えるだけの強さが自分には無かったということが残念)


一方、そうはいっても何とか失速幅を抑え、テンション下がる中最後まで走り切った、というのは、ヘタレな自分にしてはがんばったな、とも思う。

ただ、甘いと言われるかもしれないが、やはり、しんどいのは嫌だ。気持ちよく走りたい。
「しんどくなってからがマラソンだ!」ではなく、最後までしんどさを感じることなく、気持ちよく前向きに、かつ、速く長く、楽に軽くスムーズに、走りたい。

 

そうでないと、勝った気がしない。

レースを楽しみ切る強さが、欲しい。

そうした強さを得るために練習を積んでいるつもりだし、身体的・技術的・心理的それぞれに、アプローチはそれなりに重ねているつもりだった。でも結局「それなり」でしかなく、まだまだ全然、ヒヨッコちゃんおとといおいでと言われたような、そんな気分だった。

ただ、今までの自分の取り組みが全否定された気がしたとか、そういうわけでもなく。遠吠えを許して頂けるならば、今回はしゃあない部分もあったと。自分が積み重ねていることが「強さ」に繋がっているかどうかは、もう一度走って見極めようじゃないかと。

…そんなことを感じ、考えたレースでした。
冒頭に書いたように、古河はなももまであと約40日、DNSの不安は残るもののしっかりつないで準備をし、今回の消化不良分も合わせて、今度こそ目標達成するぞと。シーズン通しての「振り返り」とか「分析」はそのあとで。

あと、そういえば今回は、フォローさせて頂いている皆さんとお会い出来なかった。あとから見ると、結構近いタイムでゴールしていたフォロワーさんが何人かいらっしゃり…惜しいことをした。残念。。次回はぜひ宜しくお願いします!


最後に、そうは言っても成長したぞーという印に、2年前の勝田と今回の結果を並べとく。
オジサン、途上ニ、イル。

10月28日(日)、第三回 水戸黄門漫遊マラソンに参戦。

昨年に続き2回目の参戦ですが、いやー、昨年も思ったけど、今年はさらにおもった。すごくいい大会!!ストレスゼロ!応援熱い!おもてなし温かい!

私はマラソン経験そんなに多いわけではないが(出場した大きな大会はこれまで勝田-水戸-古河。茨城マンセー)、他の大会に比べても絶対良い大会だと思う!関係者の皆様、本当にありがとうございました。

ブログではいつも、レースの備忘録と、そこまでの練習等々についても出来るだけ記録するようにしている。ただ、過去のを読み返すと、トレイルレースは、レースのことを割と詳細に書いているのだが、マラソンは、レースはさらっと書いてあって、練習のことばかり書いていた気がする。

自分はこれまで色々な方のブログやツイートを参考にさせて頂いているが、それはどちらかというと、レースそのものよりも、練習・過程の部分が多い。受験生時代、合格体験記とか読むのが好きだったのだが、それに似ているかも。実際、それぞれの方々のプロセスは、純粋に色々勉強にもなるし、一篇のドキュメントとしても面白い。

なので自分も、もしこれを読んで下さる方がいた時に、同じように少しでも参考にして頂ければ嬉しいと思って、過程に光を当ててきた。ただ一方で、あとから振り返るとか次の戦略を立てるとか考えた時に、レースそのものをもっと仔細に渡って記録しておくことも大切なんじゃないかとも思うようになった。なので今回は、なるべく記憶が新しいうちに、レース展開に絞って詳細書き連ねてみることにする。

自分のため要素が強いかもだが、そうは言ってもやはりなにがしかの参考になれば、とても嬉しいっす。

で、前回の古河から約7か月、今回に至るまでの色々試行錯誤を楽しんだ跡は、別途「振り返り・分析編」として、たっぷり(?)書き残したいなと思っておる次第です。

それでは今回は「レースレポ編」ということで…ご笑覧ください。なるべく、その時の出来事・感覚を追って書くようにしてますが、後からの補足は青字で記しています。

あと、本稿でも何名か、ツイッターでフォローさせて頂いている方々にご登場いただいていますが、いつもながら、フォロワーの皆様には感謝感謝、大感謝でございます。刺激と勉強と共感と笑いと…様々な「力」をありがとうございます!!!


◆スタートまで
3:30起床。前日は9:30就寝。一度目が覚めるものの良く眠れた。アプリによると、「深い睡眠」は42.2%。6月に測り始めてからの平均が35.1%なので、良い睡眠といえよう。

朝食は、食べる。詳しくは古河の項で述べているが、まず、食べるか食べないかの二択でいけば「食べる」。スタート5時間以上前なので食べとこう、ってことと、「血糖値を上昇に向かわせる」というやつで。古河の時と同じくゲン担ぎでココナッツオイルによる卵焼き、あとは大迫選手にあやかってカステラ。抗酸化のおまじないでトマトジュース。全部オマジナイ系だな…
そうしているうちに便意が来たか…と思ったが、出たのは少量。前日までの出残しという感じで、今日出るべき分ではなさそう。残念ではあるが、出ない時は出ない、と割り切り忘れることにする。

6:10上野発の特急に乗車。電車の中では、極力ボンヤリして過ごす。少し寝てしまう。目が覚めて、水戸まであと15分程度。ごそごそやっているうちに、…ん?これは…来ましたねー、便意。昨年だと「そうはいっても電車のトイレは並んでるし、会場までor会場のトイレは混雑するし…」と途方に暮れていたが、そこは、古河での経験則。ウォームアップがてら、人のいないところに行けばいい。
というわけで、駅をおりると、人波とは逆方向の出口へ。予め調べておいたセブンイレブンまで数分ジョグ。快適に用を足し、これで今日はイケるぜ!と思いつつ、ついでに河川敷もジョグしたりして会場まで。

会場で着替えたあとは、北側のすいている方の道を回り道ジョグしながら、設置されているトイレにダメ押しで寄り(全く並んでなかった!)、スタート地点に向かう。スタート地点に着いたのは9:40.既にAブロックは4/5くらい埋まっているが、これは仕方なし。前の方から回ると、列前部分に、鮮烈アフロのむらさん(@mura_R600)や、「限界突破」を纏うみずさん(@MizukiTakami)の姿が。むらさんは、今回はご体調すぐれないとのことではあるが持ちタイム2時間52分台、みずさんは、古河で揃ってサブ3初到達、今回も目標が255切りと同じなので、自分は後ろの方からのスタートになるが、このお二人を目標に上げて行く、つもり(勝手にスミマセン)。

というわけで目標は、255切り。408/kmペース。因みにこれまでのベストは、半年前の古河、初サブ3で2:57:23(グロス)。
その時のラップ・スプリットはこちら。

≪2018古河はなもも≫

これは、ほぼイーブンで最後までペースを制御しきった、いわば会心のレース。今回のレースプランとしては、まずベースは上記のように、抑えて入って上げて行く。

しかし同じように走っては同じような結果しか得られない。最初の「抑え」ゾーンの、目標ペースに比しての落ち込みをいかに最小限に抑えるかということと、前回よりも上の速度帯(408/kmなら2032)で巡航できるか、ということ。イメージとしては、最初の5Kは415/km(2115)、あとは410/km(2050)で30まで、そっからもう一段上げる、というもの。

ただ、タイムが足りたの足りないのでレース中に一喜一憂したくなかったので、これまでは、5㌔ごとの目標ラップを腕に書いておいて確認、という方法を取っていたが、今回はそれは用意せず、時計の表示を1キロ平均速度表示にしておいて、そこの表示が
5K地点で「415/km」
20K地点で「410/km」に到達し巡航、
30Kからもうひと踏ん張りして、ゴール時点で408~07/kmになってればOK…という感じでいくことにした。

↑これは、後でも出てきますが、なんというか大雑把過ぎました。良くなかった。
 

◆スタート~half


スタートしてすぐ「げ」という感じ。進まない。スタート地点まで(=グロス-ネット差にして)23秒、さらに、スタートしてから2~3kmは自分で考えていたペースに持って行けず…。5K地点で、目標では415/km⇒2115だったのが、2152(422/km)。いきなり40秒近いビハインド。

↑完全に私のミス。記憶の処理を誤ったことによるもの。昨年出場した時は、最前列から4番目くらいのところでスタートしたので、ほぼノーストレス、スタート後から自分のペースで行くことが出来た。その記憶が「水戸は道路が広いので、スタートしてすぐ列はバラける。自分のペースでいける」に誤変換され、さらにそれが「なのでAブロック後ろの方スタートでも、タイムロスはそこまで多くない」という、何とも都合の良い解釈に。今回の、細部の詰めの甘さを象徴する一つ。

さらに、遅く入っている割に、心拍がここで140台中盤に行ってしまったことにも少しビビる。あとから練習のログを見返すと、別に練習でもそんな感じだったし、そもそも自分は心拍に対してビビりすぎなきらいがあるのだが、とにかくこの段階では「ゆっくり入っているのに思ったより高い、なぜだ!」という大雑把な状況解釈をしてしまう。

この時思い出したのが、petaさん(@r2dpt)のこちらの記事。リラックスせよ。リラックスすることで心拍も抑えられる、ことがある。自分は、心拍が高くなると全く粘れないので、いかに心拍を抑えるかというのは重要な課題。なのでpetaさんのこの記事は、非常に印象に残っていた。

リラックスする、と言って特に何をするかは表現しづらいのだが、上体の力を抜く、呼吸に意識をおく(まだ全然大丈夫だ)、姿勢・フォームを俯瞰する、という感じか。前日ラジオで、イーグルスの「Take it easy」が流れていたな、とか思う。まだまだ序盤、焦るな慌てるな。

↑心拍については、興味、課題、色々とある。「分析編」で詳しく触れるつもり。ちなみに心拍推移はこちら。


そんな感じで、リラックスを心掛けながら進む。ラップ表示も徐々に減っていくが、当たり前の話だがだんだん数字の減りは鈍くなっていく。
15キロ前後で414/km表示がなかなか動かなくなった辺りで、「20km地点で410/km」には届きそうにないかな、と思うが、まあだったら、30km地点で410/kmになればいいやと意識を切り替える。

↑繰り返しになりますが、やっぱこの方法は雑。良くないですね。やはりキチンとタイム差で把握すべき。

↑この、5~20kmで「落ち着かせた」ことは、良かった面もある一方、最初のビハインドを考えるとやや慎重に過ぎたのではないか、という思いも頭をもたげてきている。このへんについても「分析編」で!


中間点まで2度折り返しポイントがあったのだが、そこでみずさんの姿を確認。むらさんの姿が見えないな…とも思いつつ、確認出来たみずさんとの差は、ざっと数えると約2分。。最初はとにかくとして、中間点で差が縮んでないと分かった時には流石に焦る(実際は2分27秒差あった)。
追わなきゃ…ということで、なぜかふと思いついたのが「一人箱根駅伝ごっこ」。「さあ前方の○○大学(みず大学!?)との差は2分半あります。第●区約21キロ、追い上げられるでしょうか…!」とやることで、ちょっと、かなり、気合いが入った(またまた勝手にすみません…)。普段、通勤走の時も、誰かになりきって走ったりして楽しんでいるので、こういう妄想は得意。子どもか。

また、少し前後するが、確か16~7㌔付近だったと思うが、後ろの方からテンションの高い「ありがとう~!」の声が聞こえてくる。また、沿道で応援してくれている子どもたちから「金髪!」「頭すごい!」という声が上がるようになる。…ん?むらさんは前にいるはずだが…と思っているうちに、隣に並んだのは…むらさんではないか!

あとで分かったのだが、トイレに寄られていて、その間に順位が入れ替わっていた模様。走りながらではあったが、初めまして、いつもツイート拝読しています、のご挨拶をさせて頂く。今日は本調子ではないとのことであったが、そんな中で、なんというか、ファンサービスというか、現地の方へ感謝の意を伝え、沿道のちびっこたちも喜んで…
すごいなあ、と思う。私なんぞ、自分のことでいっぱいいっぱいなのに。

走ることを楽しみつつ、走ることで、自分も他者や社会に対してなにがしかの感謝や還元ができればいいな、と時々思うのだが、むらさんの姿を見ていて、それを実践されてるなぁと思う。子どもたち嬉しそうだし、それを見る大人の方々も喜んでらっしゃるし。
ヨーシ俺も、と思って、地元のサッカーチーム?の子どもたちに、イェーイ!とハイタッチをやってみる。みんな(たぶん)喜んでくれたし、自分もテンションあがった!で、心拍見たら「161」…いかん、おとなしくせねば、、と、この辺が何というか強くないんだよなあ、自分。


◆half~ゴール

時間というか、距離が進むのが早く、30kmまでは、「もう●㌔か!」というふうに感じることが何度かあった。「まだ●㌔か…」よりマシなのでいいのだが、これは前述のように、「表示速度がなかなか減らない」ことによる焦りもあったのではなかったかと。ただ、それ以外には、時折リラックスと言い聞かせる以外にはなるべく余計なことを考えず、前を追いつつ、「ボーッと集中」状態で走ることが出来たのは良かった。

↑前日に、心掛けたいこととしてメモっといた言葉の一つが「いかに早く、楽なゾーンに入り瞑想できるか」。楽にボーッと、とにかく極力エネルギーを使わない、というのがテーマの一つでした

しかし中間過ぎあたりから左の脹脛が痛み始める。脹脛が痛む、ということは滅多に無いし、そもそも、走ってて脚が痛い、という経験に乏しい(痛み出すとさっさとやめてしまうので)ので、はて困ったなと思うが、これもまた考えないように、気のせいだと思って走る。レース中に攣る、ということはあるまいと、これは根拠のない自信で。

トラブルといえばそのくらいで、順調といえば順調に進む。30㌔時点での速度表示が、確か411/km。依然、予定より少し遅い。30kmを過ぎてさあここからで、32km辺りの下りを利用してグッと上げる…はずだった。イメージは名古屋国際の高橋尚子。30kmからギヤを入れ替えてポーンと…。しかし、思ったようにペースは上がらない。下りでまず表示が410/kmには上がる。しかしその後はまた上がらず、ジリジリした状態が続く。

小出監督の教えであり、古河では実践できた「30㌔過ぎで一番速く走る」も今回は叶わず。34㌔付近?で千波湖に入ると、脚を攣って倒れているランナー氏、呼吸がもの凄い辛そうな女性ランナーさん等、いよいよ終盤の様相を呈してくる。こちらももはや「心拍が…」とか悠長なことは言ってられず、前にいる人全員抜くくらいのつもりのモードで走っている。しかし依然、速度表示は410/㌔。菩薩の瞑走から、今や般若の形相に切り替えて走っているが、上がらない。沿道からおじいさんに「ほれ、ゴーゴーゴー、がんばれい!」と、明らかに私に向けた声援を頂くが、全く応える余裕が無い。

↑そう、ゼッケンNo.5555でした。ゴーゴー!55!と読める。これで55切れなかったのは痛い。。。

そして…千波湖を過ぎて38㌔あたり?にあった短いがややキツい登りで、速度表示が4'11/km に逆戻り。
まじか。。
速度表示だけで見ていると、なんというかゲージが分からず、突然ピョコッと数字が変わるので、上がった時はテンションも上がるが、古河を通じて「下がった」のは初めての経験。気持ちとしては、「コツコツ溜めてきたものが一瞬で…」という感じ。打ちのめされるが、それ以上に「これ、このままズルズル下がったら、255どころかサブスリーも切れんぞ!」という恐怖が勝る。ので、これはあれかな、「必死のパッチ」というやつで走り続ける。

フォームは、よく分からない。苦しい時こそフォームを整えるんだ、と頭では分かっているが、いまいちどうも、確認すべき点が分からない。ポイント練時に、最後403/㌔くらいで走っていた時のことや、夏に5000mでベスト出した時の感覚を思い出して進む。

最後の折り返しポイントで、みず大学・・もとい、みずさんを発見。距離は縮まっている!どうだろう、みずさんは255切れるのか!そのみずさんに追いつけば…!と、最後の望みを託して力を振り絞る。すれ違う時に声を掛けさせて頂く。みずさんに向けつつ自分に対する鼓舞だったりもする。

そしてラスボスの激坂が待ち受ける。ボスの存在は勿論知っていたが、今回は、昨年に比べて振り絞っている感が強いからか…キツい!前のランナー氏2人が歩き出す!誘惑に負けそうになるが、歩いたら死ぬ、と言い聞かせて走る。この頃、時計は既に時間表示にしてある。既に255は無理。でも構うもんか、ベストは更新するんだ。

登り切ってどこでどう時計を見たか覚えてないが、56分台を…!と思ったことは覚えている。最後の直線、遠目に、みずさんがゴールしたのが見える。でも走れ、56分台も難しいか、でも走れ、せめて、何が何でも、ベストは更新するんだ…

…ゴール!2:57'15!


◆ゴール後

ゴールの瞬間、ベストは更新したな、ということは分かった。何というか、安堵感。


↑…はて、255を切りに行ったんじゃなかったっけ?……「分析編」で!

一礼し、そのあと時計を止め忘れていたことに気づき慌てて止める。タグを外して頂き、参加賞のヤクルトを頂くところでみずさんに追いつき、ご挨拶させて頂く。

2人で話しながらクールダウンしていると、何人かみずさんのお知り合いのランナー氏が。そこに、なめろうさん(@NamerouSaikyo)がやってくる。やってくる、といいつつ実は初対面だったのだが、レース直前にツイッターでやりとりさせて頂いており、あっ!お会い出来て良かったです!と、ご挨拶させて頂く。嬉しい。

色々とお話出来て、短いながらも大変有益な時間でした。この場を借りて改めて御礼申し上げます!お二人とも今回PB更新。次戦つくばで、PBさらに更新、さらに目標到達の雰囲気が漂ってました。俺もがんばらねば。

そんな中、私は脚が攣る。脹脛から、脚全体。トレイルランのレースでは何度かやったが、マラソンやって脚が攣るのは初めての経験。
前述のように、脹脛が痛くなるのも初めて。匠戦で走ったのが分不相応だった?でも、昨年の水戸でも匠戦で走ってるし…よく分からない。ただ、走りのバランスが崩れていたのは確かなのではないか。うーん。

↑翌日までは相当痛く重く、これは長引くやつだと覚悟しましたが、2日後にスーッと軽くなった。やれやれ。処置が良かったのかただの気のせいだったのか。何だったんだろう。

また、目標タイムに達さなかったにも関わらず、ラストが目一杯になってしまったのも、なんというか、残念。もう一段上げることを期していた30km以降のタイムは、目一杯上げようとしたつもりだったのに、むしろ古河の時より落ちてしまう始末。古河から半年、フォロワーさんのツイートや書物等から学び、自分なりにも考え、積み重ねてきたつもりではあったが、練習内容、心構え、心持ち…色々な部分において、足りなかったことや課題がたくさん見えてきた。

≪ラップタイム比較≫

↑「19」ではなく「18」ですね…

とはいえ、見えてきたのは、精一杯やったからでもあって。255切る!と大口叩いておいて跳ね返された、という情けない顛末ではあるし、「最善を尽くした」というには色々雑だったり詰めが甘かったりするところもあったが、とにかく、「これが今の力でした、出しきりました」というのは間違いなく言えるところ。言い訳ゼロ。

なので、今回のレースは間違いなく次に大いにに活かせるはずだし、キッチリ積み上げて繋げられるよう、ここまでの練習の日々も棚卸をする必要がある。

というわけで、引き続き、「振り返り・分析編」で、古河からの半年を振り返りながら、練習や今回のレースにツッコミを入れていこうと思います!

トレニックワールドのレースは9回目。いつもながらお世話になりまくりで、今回も準備・運営等々スタッフの皆様には本当に感謝でございます。ありがとうございました。

 

外秩父は3回目だが、今回は43でエントリー。10月28日に水戸黄門マラソンを控えているので、脚のダメージ☞リカバリー期間を1日でも短くしたい、というのが43にした一番の理由。7キロで何が変わるのというフシもあるが、自分的には…結構デカいかなと思っている。(心なしか筋肉痛の抜けが早い気がする水曜日)



◆前日まで

前回同様、睡眠をなるべく多く取るように心がけたくらいで、レースに向けて特に何かする、ということは無かった。

直前一週間の睡眠は、平均:5時間27分/深い睡眠:40.2%

時間が短い気はするが、「就床時間」にすればもっと多いはずだし、このへんは機械の判断なのでまあ何とも。自分的には6時間は寝るよう心掛けていた。ログを取り始めて約3か月だが、総平均に比べて深い睡眠の時間が5%くらい多いので、質は良かった、のだろう。

あとは、前々日だったか、レースのことを考えていてふと、「今回は、前半から突っ込んでみる」ことを決めた。

自分のブログを読み返すと、「自分の負けパターンは『前半突込み後半バテる』というものだが、それをやっちまった」という記述がよく出てくる。だから今回も、前半突っ込まないように、ということは漠然と考えていた。

しかし、
①50ではなく43に距離を減らしたこと
②最初の約5Kが平坦ロード
③ロード率が40%近く
④エイドの多さ
⑤コースを知っていて大体イメージが湧く

こうしたことを考えているうちに、「よほど調子に乗らなければ、潰れることは無いだろう」と思うようになった。

②~④はおごせときがわの時も同じだが、やはり①が大きいのと、前回のことを改めて思い出すと、「突っ込んでバテた」のは、「スピードを出し過ぎた、心拍を上げ過ぎた」ということではなく、エイドでの過ごし方に原因があったのではないか、と改めて思うようになった。「本当はエイドでもうちょい落ち着きたいのに、周りがどんどん進むから自分も焦って進む、ということを繰り返して、自分のペースを失って必要以上にバテた」というのが前回の正しい総括であろう、と。

あとは、⑤も大きい。
最初はロードレースみたいなものだから、周囲がどうあれ自分のペースで入り、次の釜山神社までの登りも、道幅も広く登り易いし…等、「このへんは行けそう/バテそう」みたいなのは凡そイメージが湧く。

これまでのように、前半慎重に…とか考えるのではなく、最初から区間ごとにしっかり走って、エイドではしっかり休む。とにかく自分のペースで進む、という基本方針で行くことにする。但し、暑さや湿気をナメてはいけないので、突っ込み具合は臨機応変に。

あとは、BS『グレートレース』の録画から、今年のUTMFの上位選手の走り、登りを見て良いイメージを頭に植え付けるようにした。

夜は義両親の家で、がっつり美味いご飯を頂く。お義母さんが「レースだっていうからチキンカツにしたわよ!」 …これで「スタミナ切れ」という言い訳は絶対に出来ない。。



◆スタート前

↑43Kは、最初の3ピークはカット。


過去2回よりスタートが遅いので、1本遅い電車で。7:07寄居着。思った以上に涼しく、さらに弱い霧雨。暑いのを覚悟していたが、想外の涼しさで「突っ込む」覚悟が固まる。

雨をよけながら準備したり、トイレいこうかどうしようかなどとウロウロして、予想以上に時間を食ってしまう。ようやく準備して、50Kに出撃するもぐさんを探し、ご挨拶させて頂く。

この時の対話がアヤだった…かどうかは分からないが、このあともぐさんは、なかなかタフな状況に…
(もぐさんの完走記はこちら

しかしそれでも安定の上位ゴールで、さすがの強さでした。尊敬!

また、同じ43Kに出るmjさんから、シューズ円陣のお誘いを頂いており、そんなわけでばたばたして参加は出来なかったが、事前に教えて頂いていたウェアと背格好から「この方だ!」てのは分かったのでご挨拶させて頂く。今年に入って、こうしてレース会場で、普段twitterで存じ上げている方と直接ご挨拶させて頂く機会が出来て、これも楽しみの一つとなっている。



◆スタート~秩父高原牧場
 

いつもながらのユルい号砲でスタート。「意志を持って突っ込む」と決めていたものの、「ただの無鉄砲」にならぬよう、心拍は見ておく。
1人ポーンと前に出て、もう1人が少し間を空けて続く。そのあとの3位集団?に位置する感じとなった。スピードはほぼ㌔430、心拍は140前半~中盤。普段の練習から考えるとやや高い気がしなくもないが、荷物背負ってるし快調だし細かいことは気にせずに。

3位集団…普段なら縁のないポジション。周囲が基準だったこれまでならビビッて下がったかもだが、「これは俺のペースだ」と言い聞かせて快調なペースを刻む。

登りに入ったところで第一エイド。第二エイドも11.3㌔のところにあるので、このエイドはすっ飛ばしてもあまり影響は無いようにも思ったが、「自分のペース」を守ることを自分に言い聞かせる意味でも、あえて止まり水を一杯。その間、20名くらいにドドドドっと抜かれたが、気にしない、ようにする。

その後の登りは、何人かで相前後しながら進む。「可能なら走る/歩く場合もリズム良く出来るだけピッチ落とさず」を意識する。これまでの設定だと、「心拍140」が基準だったが、今日は「各区間しっかり」「エイドで休むんだからがんばれ」と自分を叱咤し、いけそうなところまでは走る。150を超えるとキツさを感じたので緩める、但しあまり落とさないようにする、の繰り返し。ログを見ると、だいたいこの区間の登りは145~153くらいで推移している。

 

ちなみにレース中の心拍ログはこちら。

平均141、となっていたが、レース後15分ほど時計を止め忘れていたので、もうちょい上かも。去年の「灼熱」外秩父の時が139だったので、がんばれたんじゃなかろうか。




この後も今日のレースは総じて、登りとロード区間が比較的快調、下りが難儀、という感じが続く。登りは、けっこう、いつもなら歩いてしまうところでも走れるなという感じを持ちながら進んでいた。涼しかったというのが一番でかいとは思うが、夏の間、特に7月に、近所の公園で不整地(アップダウンのある草地(≠芝生))を走っていたのが活きた感があった。何というか、上体の力をうまく連動させて走れている感じ。走りながら「おお!何か以前と違う!」と感じられる、こういうのは嬉しい。

ロードは、少々大げさかもだが、「ここで他の人より速く走らなきゃ俺は生き残れない」くらいの気持ちで走った。だからといってそんなにぶっ飛ばしたわけではないが、山での練習不足はよーく分かっていたので…。

下りは、そんなわけで仕方ないかな、というところ。脚も弱かったけど、特に技術がへっぽこでした。3回くらい派手にスッ転んだり。この部分は退化してますね、明らかに。みやすのんき先生の『サブスリー漫画家、山へ!』を読んでいたので、色々試しながら走って時折良い感じも訪れるが、それでも、絶対的な練習不足はごまかせず、危なっかしく不格好な走りになってしまう。

ただ、ロード率が4割弱、きっつい激登りがあるというわけでもない、というコースレイアウトだったので、前述のように、日々のランニングが活きたかな、という思いはあるし、何より進んでいて楽しかった。



◆秩父高原牧場~大野峠

秩父高原牧場を過ぎてからは、キツい登りがいくつかあるところで、
50で出た時は2回ともやられてる気がするところ。

今回も警戒していて、気合い入れてマナジリを決して登り始めたところに

♪ヨーレローレロヒホー ヨヒドゥディヤホホー ヨーレローレロヒホヤラヒドゥディ ヨー


……!!


ハイジ、ハイジだ…
寛政大学の清瀬灰二ではない。アルプスの少女ハイジだ…


♪くちぶえはなぜ~ とおくまできこえるの~~~

♪おし~えて~おじいさん~~~


……牧場のBGMが風に乗ってエンドレスで流れてくる。これはシリアスになりようがないよ、クララ。。力が入らないよ、ペーター。。。ただ、調子が悪ければイラッときたかもしれないが、良い感じで脱力できてむしろいいかもな、くらいに思って進む。調子が良かったんだと思う。お陰で警戒していた区間を無事突破、定峰峠、大野峠と進む。登りのピッチハイジ、もとい、ピッチは維持。ロードは頑張って走る。



◆大野峠~ゴール
大野峠エイドで「12位!」と声を掛けられる。20位過ぎくらいかなと思っていたので、なぬ!?という感じ。邪心が沁み出して来るのを感じるが、とにかく今日は「自分のペース!」。ここでもしっかり休憩を取る。トイレも行く。その間に3人ほど先行されたが、焦らない、慌てない。

野末張までは、TWやFT50で毎回通る道。一番慣れている道でもあるが、ギザギザと正直退屈な区間でもある。ここで、ちょっと疲れてしまった。さらに、普段から気になっていた左足底の痛みが追い打ちをかける。痛み自体は大したことなく、脳みその「サボりたい」サインだとは思うが、何だか気になってしまい、加えて前述のように下りがへっぽこだったので、少しダレてしまった感がある。因みにこの区間で、50Kで優勝した細山選手に抜かれる。軽いピッチ、さすがでした。

野末張でフルーツポンチを頂き進むが、野末張から大間集落センターまではほぼずっと下り。へっぽこ技術と痛みのダブルパンチで、一番きつかったのはこの区間かも。最終エイドを過ぎてからのラスト、小さいけれどもいやらしい大高取山のピークを警戒していたのだが、今は下りが嫌なので、「早く登りにならないかしら」とずっと考えていた。まあ、そんなわけで、憂鬱だった最終区間の登りにむしろホッとしながら入っていけたのは良かったかも。最後の、ズルンズルンに滑る下りを何とか耐えて、ゴール。


◆結果、総括

16位でゴール。予想以上の出来。
TWのレースで上位10%に入る、というのが一つの目標だった。8回目にして初めて達成。猛者の多くが50Kに出ていたことは置いといて…

トレイルランのレースで順位とかタイムにこだわるのは勿体無いというか心が狭いというか、自分の小物感が嫌にならんこともないが、一つの張り合いにもなるし、自分の成長度合いを測るモノサシとして…まあ、とにかく、今回はよくがんばれたと思う。

文中でも触れたが、山での練習が全く出来なかったことが響いた所もあったが、それ以上に、夏に走ったことがちょっと活きたかも、と実感できたことが今回一番楽しかったし、あとは、テーマであった「自分のペース(周りを見て焦らない)」ということを、概ね通せたのでマル。

今シーズンはもうトレイルランのレースに出る予定は無く、ここからはマラソン2~3レース。来シーズンのことはまだ、いろいろ考えて楽しんでる段階だけど、今回得たささやかな手応えを今後に繋げていきたい。まずは次の水戸!

 

最後になりましたが、ツイッターでフォローさせて頂いている皆様には、今回もいいねやコメント等頂きありがとうございました!皆様の日々の様々なツイートや、くださるいいねやコメントが、いつも力になっております!多謝!!