2年ぶりの勝田全国マラソン
コンディションにも恵まれ、ストレスの無い運営や多くの方の応援に支えられ、無事完走することができました。関係者の皆様改めてありがとうございました。
結果は以下の通り。

自己ベストは更新。でも、レース後は悔しいやらふがいないやらで「力不足」「出直してきます」などとツイートしてしまった。
PB更新したにも関わらずなぜにそんな悔しかったか。理由は3つ。
①目標に達さなかった
②焦ってた
③楽しみ切れなかった
①はまあ、言葉通り。
10月の水戸で、255切りを目標としながら257に終わっていたのだが、10月に比べて気温も下がるし、ここはいっちょうジャンプアップを・・と思って、上記の通り、2時間52分台という目標を立て練習してきた。ツイッターで繋がっている皆様も様々なカテゴリで記録を更新されており、俺も続くぞと。実際手応えも感じていたので…ざむねむ。
②は、ちょっと最近仕事のクソっぷりが甚だしく、いつなんどき休みが無くなったり、果ては古河DNSなんていう事態も起こりかねないなと思っているため。勝田で目標達成してしまいたかったなと。これは杞憂に終わると良いのですが。
③は…これが一番大きいかな。。
トレイルのレースでもそうなんだけど、後半勢いを失って、疲れてゴールするというのは、自分的な満足度が著しく下がる。
そうはいっても結果が大事!という見地に立てば悪くは無いとも言えないことも無い。でも、後述するが、「気持ちよく走りたい」というのも自分に取っては大きなテーマ。
「勝負事で本当に楽しむためには強さが要る」とは、愛読している某マンガに出てくる台詞なのだが、今回は楽しめなかった=まだまだ全然弱い、という現実を突き付けられた感じがして。それゆえの悔しさ。

『ハイキュー!』8巻より
そんなこんなからの、出直してきます発言だった。
前述のようにDNSの不安がぬぐえないとはいうものの、今シーズンもう1本、古河はなももにエントリーしている。古河は、昨年初サブスリー達成した、縁起の良い大会。そこまであと約40日、最善を尽くして取り組む。練習内容とか含めての振り返りはそのあと!…ということで、水戸後にサボっている「分析編」も、そのあと!
以下、レース備忘録です。
◆スタートまで
10時半スタートなので、家を出るのも6時過ぎ。4時半に起きて朝食(カステラ&餅)。730上野発のときわで行く。
いつもスタートまでの懸案であるウンコについては、日頃の試行錯誤と実践から、かなりの確率で朝のうちに出る流れを確立。
おかげで当日も、家を出るまでに無事済ませることが出来、だいぶ気分軽く出発。大げさじゃなく、この一事をもって、レースに対する不安の9割が霧散してしまう、そんな気分になる。
なので勝田駅に着いてからも、「回り道してすいてるコンビニ探す!」とかそういうことをせず、特に変わったことも無く準備完了。トイレもすいている。その後しばらくアップジョグでもしてようと思ったのだが、念の為とスタート地点を見に行くと、Bブロック先頭2~3列に既に人が埋まっている状況。その時点で9:50.ちょっと迷ったが、日当たりが良さげだったので、日陰でさみいさみいと言いながらアップするよりマシかと、そのまま並んでしまうことに。昭和な感じのMCが味があって良い。
◆スタート~15㌔

スタートのもたつきは最小限。5㌔の入りは、もたつき込みで2100と見ていたが、それより早く通過。良いペースだぞと思いながら10㌔地点、貯金が増えている。402~3ペースだということも分かる。
目標からするとやや飛ばし過ぎに見えなくもないが、自分としては「許容範囲」。ちょっとそのわけを説明したいので暫しレースから離脱します。
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昨年11月、ロードメジャーを買って、普段使っている公園コースの実測を行なった。
木が多い公園の周回だと、GPSの距離計測にズレが生じるというのは聞いたことがあって、現に、距離表示有コースでも、1kmで100~200m単位の誤差が出ることはあった。
まあ、細かいことは気にしねえでと、ここまでずっとやっていたのだが、どうも、㌔2~3秒の違いが気になるようになり、ちょうどアマゾンで安価で売ってるのを発見したので購入。計測したところ、自分が思っていた以上に誤差がでかい、いや、誤差によって受ける練習の捉え方に大きな違いがある、ということが判明した。
一つ具体例を挙げると、水戸の前、10月6日の練習。
この日の練習はコース20周、約32㌔で行なう予定だったが、ヘバッて18周で切り上げ。ログで見ると、29.1㌔を2:01'32、410/㌔ペース、何れにせよリタイヤしたので失敗練習、という認識になっていた。
しかしレース後11月、実測した距離をあてはめると、ログだと「1.6km」までしか表示されない周回コースは1.667㌔で、ここを18周すると、1.667×18=30.006 ちょうど30㌔(3周で5㌔)。30㌔を2:01'32というのは私にしては超上出来(ていうか30㌔ベスト)。企図していた距離を走り切れなかったという事実は残るものの、402~3で30㌔走ってたというのもまた事実。水戸の前にそれを知っていれば…と、少々悔やまれた。
今回、勝田の前には30㌔走を3回実施。タイムは、2:06'28、2:05'06、2:04'40。1kimペースとしては413、410、409ではあるが、水戸前のと違ってだいぶ余裕度があった。
水戸前は「結構気合い入れて走っても、自分は現時点で、410ペース:30㌔でバテる走力。だから慎重に抑えて入ろう」という意識。
勝田前は「410切るペースなら余裕持って最後まで行ける。ただ、402-3ペースでも30㌔もった実績はあるし、405ペースを目標とはするものの、身体が動くようだったら行ってもいいのでは」という意識。30㌔走の記録だけで見れば水戸前の方が良いのだが、正しい結果を知れたことで、勝田前のほうが余裕を持って本番に挑むことが出来ている。
…結果には繋がらなかったけど、何というか、状況をキチンと把握し、後顧の憂いなくレースに臨めるというのはデカい。そんなわけで、2,000円のロードメジャー、良い買い物だった、という話、でした。
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レースに戻る。
そんなわけで、5-10㌔の 2012ペース(402-3)は「よし」の判断。ただ、そのまま調子にのって19分台とかになると「突っ込みすぎ」になるかと思ったので、目印になりそうなランナーを何名か見つけて、「30㌔までは寝ていけ」で静かに走る。10-15km、まだ貯金有.よしよし。心身の感じも良く、ワクワクする。
◆15~30㌔

15㌔すぎ、調子がいいので、早めにエネルギー補給をしておこうと、携行のアミノショットを補給、その後給水。私は未だに、走りながら水を飲むのがへたくそである。
そしてこの辺りでちょっと、異変というか違和感が。立て続けに、何人ものランナーにバラバラと抜かれたのである。目印にしていたランナー氏達からも、微妙に離されている感がある。
体調その他変化もなく、快調に走っているつもりなのに、自分だけズルズルと下がり始めているような感覚になる。これじゃいかんわいと思って、改めてターゲット氏についていこうとするがどうもうまくいかない。そうこうしているうちに、25㌔地点で早くも貯金を吐き出し、目標タイムを超えてしまい、結構へこむ。
合ってるかどうか分からないが、あとから思う教訓は2点。
1つは、集団の利用の仕方。
よく言われる「集団を利用する」「集団に運んでもらう」のが、きっとうまくない、気がする。ついていくと決めたら、ピタッとついてリズムをつかんだほうがいいのかな、と思いつつ、何だか中途半端な位置で走ってしまった。せっかく良さげな集団が形成されていたのにもったいなかった、気がする。
もう1つは、坂。
皆さんどう感じてるか分からないし、私もフルは勝田、水戸、古河の経験しかないのだが、勝田の坂って、結構イヤらしくないすか。。
2年前を思い出しても、「坂」と「風」のイメージは結構あった。だから、どのへんに坂があるとか、大雑把にでも把握しておこうとおもってたのに、それを忘れてしまった(電車の中で確認しようくらいに思っていて、寝てしまった)。
例えば、10-15㌔地点では、ドーンと下った後ボーンと登る。20㌔以降は、だらだらした登りがしばらく続く。とか。
まあまあな上り坂がどの区間にあるか、くらいの事前認識をしておけば、多少それを加味して目標ラップを作るなり、「この区間は多少遅くなっても仕方ない」と割り切るなり、心理的にいろいろ対処できた気がする。この場合、15-25㌔でのタイムの落ち込みは、坂の存在を加味すれば、まあ仕方ないという範囲だと思うのだが、そのことが飛んでいるため「やっべ、もう落ち始めてるよ」と、不必要な心理的落ち込みを招いてしまった気がする。まあ、あとからなら何とでも言える類の後悔ではありますが…次回以降に活かせそうなものとして。
◆30㌔~ゴール

そんなわけで、序盤とは変わってなかなかリズムに乗れないまま30㌔。目標からはさらに離れ、気分も上がらない。何とか立ち止まることなく進み、そのままゴール。おわり。
おいおい、マラソンは30㌔過ぎてからだろうが、というお叱りを頂きそうだが、気分的にはほんとそんな感じだった。
メンタルの弱さというか、しんどさに対する耐性の無さは自覚の強いところで、だからこそそういう仕儀に陥らないためにも、後半上げて行ける(もしくは極力落ち込みを最小限にする)ような配分、流れを大切にしているつもり。
「許容範囲」と書いたものの、15㌔までが突っ込みすぎだったのかなーとも振り返って考えた。でも、あとで心拍ログ見返しても別にそういうわけでもなく、むしろ理想的な上がり方をしているようにも見える。脚が痛いとか売り切れたとかそういう感じも無かったし…うーん、この、テンションの下がりを招いたのは何だったのだろう。
…と考えた時、これはもう、ツッパって見て見ぬふりをしてても仕方ない。直前に患ったインフルエンザで、体力が目減りしていたとみるのが妥当ではなかろうか。状況を無視して手持ちの資源の見積もりを誤り、「いつも通り」にやってしまったため資源配分を誤り、じわじわと萎んで行った…という顛末では無かったか。
罹患した事実を認めたくなくて蓋をして、目減りしているであろう現状から目を背け、「休養十分!」と絶好調であるかのように入ったが、やはりマラソンは、世の中は、そんなに甘くなかった、と。
(ただ、じゃあおとなしく慎重に入ってそこそこのラップを刻んで行けば良かったのか、というと、そういうわけでもない気がする。序盤のペースは、対目標に鑑みれば良い挑戦だったと思っている。このあと述べるが、そうした挑戦を支えるだけの強さが自分には無かったということが残念)
一方、そうはいっても何とか失速幅を抑え、テンション下がる中最後まで走り切った、というのは、ヘタレな自分にしてはがんばったな、とも思う。
ただ、甘いと言われるかもしれないが、やはり、しんどいのは嫌だ。気持ちよく走りたい。
「しんどくなってからがマラソンだ!」ではなく、最後までしんどさを感じることなく、気持ちよく前向きに、かつ、速く長く、楽に軽くスムーズに、走りたい。
そうでないと、勝った気がしない。
レースを楽しみ切る強さが、欲しい。
そうした強さを得るために練習を積んでいるつもりだし、身体的・技術的・心理的それぞれに、アプローチはそれなりに重ねているつもりだった。でも結局「それなり」でしかなく、まだまだ全然、ヒヨッコちゃんおとといおいでと言われたような、そんな気分だった。
ただ、今までの自分の取り組みが全否定された気がしたとか、そういうわけでもなく。遠吠えを許して頂けるならば、今回はしゃあない部分もあったと。自分が積み重ねていることが「強さ」に繋がっているかどうかは、もう一度走って見極めようじゃないかと。
…そんなことを感じ、考えたレースでした。
冒頭に書いたように、古河はなももまであと約40日、DNSの不安は残るもののしっかりつないで準備をし、今回の消化不良分も合わせて、今度こそ目標達成するぞと。シーズン通しての「振り返り」とか「分析」はそのあとで。
あと、そういえば今回は、フォローさせて頂いている皆さんとお会い出来なかった。あとから見ると、結構近いタイムでゴールしていたフォロワーさんが何人かいらっしゃり…惜しいことをした。残念。。次回はぜひ宜しくお願いします!
最後に、そうは言っても成長したぞーという印に、2年前の勝田と今回の結果を並べとく。
オジサン、途上ニ、イル。










