後編、です。

長い前編はこちら

 

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【前編】

1.古河の振り返りとか反省とか

(1)過去との比較

(2)直前期

 

2.18-19シーズン 時期別の振り返り

(1)3~5月

(2)6~8月

(3)9~10月

(4)11~1月

(5)2~3月

(6)戦績

 

3.考察

(1)走行距離

(2)練習内容

【後編】

(3)ジョグ考

 

4.来シーズン展望(とご報告)

 

5.目標と感謝とご挨拶

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(3)ジョグ考

 

ジョグについて続ける。

そもそも、なぜジョグをチャリで代用しようと思ったのか。

 

別に、ジョグが嫌だったり苦痛だったりしたわけではない。でも、所要時間とか疲労とか着替えとか、いろんな要素を鑑みると、やっぱ、チャリのがラクなので…まあ、安きに流れたというか、前述のように「飽き」もあったのかなと思う。ただ、実は、ジョグの効用に疑問を持ったからだ、という面があることを告白しておく。

 

いや、どこを見渡しても「基本はジョグ!」と書いてあるし、その理由にもそれぞれ納得するところもあるし、何より自分自身、師匠はじめ先輩方や同好のフォロワーさん方から色々勉強する中で 、ジョグの大切さは自分なりに肚落ちさせていたと思っているし、走り方も良くなったという実感があるし、記録も伸びたし、その効能に疑いの余地は無い…と思っていた。

 

でも一方で、「なんか、もっと良いやり方もあるんじゃ??」という思いも捨てきれずにいた。壁の向こうには、もっと広い世界が拡がってるに違いない、みたいな。もっとこう、必要以上に負荷を掛けず、逆にそうしてあげることでパフォーマンスがさらにに上がるんじゃないか?なんて。

 

…受験期に「問題文読まなくても解ける国語必勝法!」みたいなのに手を出して、その後しばらくセンター国語の点数が全然取れなくなって苦労したことがある。今回、書きながらそれを思い出したりもした。うまい話にとびついてやられる、気をつけないと自分はそういう失敗パターンに嵌る。改めて自覚した。

 

あとは、何というかなー、反抗期だったのかな。青春の煩悶。走歴的にはまだ少年期だと思ってるので。

 

家を飛び出して放蕩の末打ちのめされて、練習強度や体力的観点以外にも、改めて父なるジョグの大きさや有難味や包容力や万能性を見直した、といったところか。

 

 

 

勝田や古河の前後で自分に起きていた現象をいくつか列挙すると

 

①レース中に肩が凝るようになった

②レース中にアキレス腱が痛くなることが出てきた

③鼻呼吸が持続できなくなった

④走ってて疲れやすくなった

⑤自然なビルドアップが出来なくなっていた

⑥ジョグのスピードが遅くなった

 

まず①②は、ランニングを始めた頃によく起きていた現象。レースだけじゃなく、20kmや30kmなど、少し纏まった距離を走ってもこの凝り・痛みが生じ、快適感を奪われていた。

 

以前はこれをどう解消したか。それこそ通勤走、ジョグである。本読んだり動画見たりフォロワーさんの話聞いたりして、毎日のように会社の行き返りに試行錯誤を繰り返した。自分で言うのも何だが、そこまでやって良くならないわけがない、と思うくらいには真面目に取り組んだ(速くなる、ということではなく、「余計な痛みを生じさせないように走る」という意味で)。

 

特に一昨年の水戸以降、昨年の古河に向けて走っていた頃は、とにかく「丁寧に!」と言い聞かせて走りを積み重ねていた。この辺は昨年古河のブログに詳しいが、そんな感じで毎日のように、丁寧な試行錯誤を繰り返した。積み重ねた結果、自分に取ってストレスの無い、理に適った動きが身に付いていたのだ、と思う。

 

また③④は、これも過去のブログにあるが、古河のレース2週間前から初めて、昨年の水戸の頃まではクセになっていた。11月に練習スタイルが変わり、ほどなくして、鼻呼吸が維持できなくなっていることに気付いた。しかしその頃は、430-20位まで上げるビルドアップを多く行なっていたので、スピードが上がったんだから仕方ないだろうと、あまり気にも留めていなかった。しかし、もしかしたら量が減ったことでの「目減り」の兆候だったのかもしれない。

 

⑤は、直前の記述と矛盾するようだが、もうちょい遅い速度帯での話。これまた昨年古河のブログにあるように、師匠から学び模倣し、自分なりにビルドアップのクセをつけて走るように習慣づけていたので、特に「ビルドアップ!」と思わなくても、後半自然にスピードが上がるように身体がなっていて、上がったところで終了、という形になっていた。

 

一方朝イチスタイルでは、公園まで走って行って☞公園走って☞家まで走って帰る という流れで、公園で走り終えたところで一旦意識を切って、帰りはダウンジョグ、と、別物としてやっていれば良かったのだが、何かそれができず、一続きの練習で、萎んで終わる、みたいな流れになっていた。これ、あとづけの理屈ではなくずっと気になっていたのだが、これと言って手を施さず放置していた案件でもある。

 

また、それとは別に20kmや30kmのポイント練習の時も、それまでだったら「ビルドアップ絶対!」とこだわってやっていたところが、5km毎のラップが途中で中弛みする、ということが2-3回あった。このへんも、クセづけが無くなったのと、土台が痩せてきてたのと両方の、黄信号サインだったのかなーと思っている。

 

⑥は…「結果として良いジョグになっているかどうか」を見る時に、諸説あるとは思うが、「ジョグのスピード」というのは指標になり得ると思う。ここでも師匠にご登場頂く。

 

 

次に、自分のジョグスピードを振り返ってみる。

 

これは、数字の出し方が「低強度練習1回の速さの平均」なので、出し方に公平性を欠く気もするが、目安として。10月は、前述のようにマイナスな要素も含むが、調子が上がっていたことの表れということは出来ると思う。11-12月、これは勿論、LT走とかは抜きにした数字。ジョグといってもビルドアップ走を重ねていた時期で、朝起きて、公園まで530-10くらいで走って行って、ビルドアップで500-430くらいまで無理なく上げて行く、ということを繰り返していた。このへん、一本一本は良い感じだったのだが、前述のように、絶対量が減り始めていた。

 

1月はインフル後のゆっくりジョグが2~3本含まれていてやや数字が損してる感はあるがこんな感じ。2月はもうハッキリ、「上がらねーな、おかしいな」という回が多くなってきていた。終盤は、朝イチスタイルなのにも関わらず1回あたりの距離も減ってるし。

 

あと、上記①②とも絡むと思うが感覚的な話をもう少し。

身体の調子はその日その日によって違うし、重さだって組成だって違う。だから、同じように走ろうと思っても、身体は、その時その時に合わせて微調整を行なっているはずである。

 

速い人というのは、この、微調整の感覚がより鋭敏で、その時その時の身体の状態に合わせ、フォームやリズムを最適化する力に長けているのではないだろうか。アジャスト、チューニング、フィット、スキャン、調和…走りに対する、身体に対するこうした感覚や能力が、日々の繰り返しの中で研ぎ澄まされているのではないか。

 

そしてこの感覚は、自分のようなおっさん遅参ランナーでもそれなりに身に付けることが出来て、それはやはり、出来るだけたくさん、出来るだけ弛まず、出来るだけ継続していけばいくほど、何というか、匙加減が絶妙になっていくというか、自分なりの「匠感」が出てくるのではないか。

 

そして、ツイッターというのは、その「感覚」を言葉にするのに良い場所である…はずだった。もともと自分は、スライムさん(@rumaasa)を真似て、ツイッターで日々のジョグ日誌を始め、そこで、その時感じた感覚をいろいろと書き連ねることが自分にとって随分プラスになっていた。それが、相変わらず日誌は続けているものの、ちょっと、そういった「感覚」的なものを言語化することが少なくなっていたような気もする。

 

ちょっとした気づきでもいいので、ちょこちょことメモっておくこと、そうしたことの積み重ねも、チリツモで結構でかいんじゃないか、と思う。メモで好きなのは、petaさん(@r2dpt)の、時々見かけるこういうやつですね。

 

「エリマキトカゲ」は分かるが、「忍者バウンデイング」…いいですねぇ(笑) 「こういうことを仰りたいのだな」「こういう感覚があったのだろうな」とか想像するのは、楽しいです。

 

 

 

…まだまだ、ジョグを丁寧に重ねることの効果というか恩恵はたくさんあるだろう。自分に生じた不定愁訴の全ての原因を「ジョグ不足」に帰結させるのは少々乱暴かもしれないけど、でも、本当にここを丁寧に重ね続けることが、うーん、何だろう、やはり「王道」な気がしている現在である。

 

昨年古河のブログ」がちょこちょこ登場するように、今こうして「これが大事だー!」と言っていることは、結局1年前に考えてたり実践してたりすることと重なることが多く、おれは父なるジョグの恵みをほっぽりだして1年間何やってたんだ、という放蕩息子感も無くは無いが、巡り巡って回り道して辿りついたシンプルな解というのは往々にして力を持つものである。

 

来シーズンは、煩悩に惑うことなく、シンプルな求道を積み重ねて行きたい。

 

 

 

ジョグ考最後に。

月間走行距離が少ない(≒ジョグが少ない)状況でも結果出している人はいらっしゃる。フォロワーさんの中でも、たとえば、もりぞーさん(@audiobookrunner)が、月間171kmで2:46出した、とか。凄杉である。

 

(余談:この記事は、もりぞーさんのツイートではなく、この小谷さんのブログで知った。同じ外秩父43Kに出ており、近い順位でゴールしていたことを知り勝手に親近感を持っていたが、 たまにツイッターでお見かけするもりぞーさんとここに出てくる守田さんがしばらく繋がっていなかった。割と最近気づいて、速攻フォローさせて頂いたのは言うまでもない)

 

こういう方々・スタイルに憧れている自分もいるが、私の資質、生活スタイル、メンタル云々を考えた時に、自分の場合はやはり、良いジョグを少しずつ重ねて行くアプローチが一番良いのかなと思っている。とはいえ、いつか色々お話を伺ってみたいものである。

 

 

 

 

4.来シーズン展望(とご報告)

 

ジョグについてしつこく語らせて頂きましたが、来年シーズンはそんなわけで、もう一度ゼロから、ゆっくり丁寧なジョグを積み重ねることからやり直す所存。

 

最低限守るべきラインとして、「丁寧なジョグをなるべく絶やさず、週5~6、週間70~80km、月間300超を保つ」というのがいま思い浮かんでいる数値。

 

…普通じゃねーか、という感じがしなくもない。確かにこれは、昨年の古河前や水戸前にもやっていた量であって、さらに速くなりたいと思えば、当然+αが必要になってくる。40過ぎたし、加齢によるマイナスだって考慮に入れないといけない。

 

+αは色々で、勿論「距離をもっと増やす」というアプローチが筆頭だと思っているが、トレーニングの種類、やり方の工夫から、身体のメンテナンス、食事、睡眠等に至るまで、あらゆる要素を「より良く走るため」に集約させる意識を持つよう心掛け生活する。もちろん前述の「ジョグ時の意識のおき方」もっと言うと「在り方」からも+αは生みだされると思っている。

 

「在り方」は、数日前、m.s.さん(@fluid_bmsworks)さんのこのツイート見て、ストンと来たもの。ただその時山の中を走ってて、気持ちよさのまま、その感覚を泳がせてしまった。立ち止まってケータイにでもその時去来した言葉を書きとめとけば良かった、と悔やんでいる。その時のストン感がこぼれ落ちてしまい、「あの時、何を思ったんだっけ…」と思い出せずにいる。まあ、必要なものならまた出会えるだろう。

 

山を走りながら、そうか、失われていたのは「ナチュラル感」だったかもしれない、とも思った。2年前のブログで、サブスリー目指しますと書いた時に「ナチュラル・サブスリー」なる言葉を使っている。心身のその時の「ちょうど」を追求していくとか、在るものを一番良い状態にセットするとか、そういうこと。小関勲さんの仰る「『いつも通り』は無い。『その日通り』でいきましょう」とか。こういう、自分固有の感覚の探求も再開していきたい。

 

 

練習面の+αとしてやりたいなと思っているのが、5000m参戦を増やすというもの。去年の今頃の自分が聴いたらビックリするようなことだが、意志薄弱なので一人TTだと全力出せないし、先述のように、齢40にしてトラックの魅力を知ったので…いま自己ベストが17'46だが、もっと伸ばしたい。

 

「結晶」フルはやはり2~3本か。ただ、今シーズンのことを考えると、自分の場合2本が限界なのやもしれない。昨シーズンは10月水戸、3月古河。今シーズンは10月水戸、1月勝田、3月古河、ということで、そういえば初めて1シーズンに3本入れたんだった。

 

短いスパン(40日程度)でガチレースを連続させるというのは初めてで、そこに対応し切れなかった、対応するだけの量・質が伴わなかった、というのも、今回の反省要素の一つ。とにかく、もし3本入れるならかなり綿密に対応しないといけない。しかし…何本も入れているランナーの皆さんは、いったいどうやっているんだろう。。

 

ほんとは、つくば→古河 という、家から行ける高速レース2発、というのを一番やりたいのだが、どうも11月は仕事の状況上、日曜が潰れることが多く、今年もどうも難しそう。また、その状況が今年は10月にも波及していて、水戸も若干怪しい。とはいえ水戸は2回出ていて慣れているし自分的には走り易いし声援熱いし、出たい。

 

ので、現状の候補は、プランA:水戸→古河 の自分的王道、プランB:家からのアクセス便利・省エネでさいたま国際→板橋City、という2路線で考えている。つくば、はが路、など出たいレースはあるのだが。東京はエントリーはするが勘定には入れてない。

 

レーススケジュールを考える際に、トレイルのレースも重要になってくるのだが、まず5月の彩の国100kmは出ると。で、自分的マストなトレニックワールドの2発、外秩父が9/29、おごときが10/20と、マラソンが近いこの時期にこのスケジュールの連戦は避けた方が?というのと前述の仕事のこともあり、でも出たいので、外秩父だけ参戦の方向かな…と思っている。

 

マラソンもトレイルも、遠征・遠出は難しい。

…というのも、7月に第二子が生まれる予定でして。

さっきの、省エネプランB案が出てきた背景もここにあるし、練習もたぶん、通勤走スタイルに戻すことになるとも思う。男の子だそうで、名前は「傑」か「毅」を推しましたが却下。まあ、病気した時は2人目は諦めていたので、何れにしても感謝だし楽しみなことです。

 

 

5.目標と感謝とご挨拶

 

これもグラフにしてみて「ほほう」と思ったものなのだが、記録に残っている限りの、自分の走行距離とマラソンレースの結果を並べてみると、ちょっと面白いことになった。

タイムの横軸はテキトーに取っただけだしたまたまそう見える、という笑い話の類ではあるが、レースのタイムと、月間走行距離の上辺が、わりと一致しているように見え…ますよね。

 

これを眺めていると、月間400kmを重ねられればもしかしてサブエガも…とか、またまた甘いことを考えてしまったりする。今回の失敗で、本当にゼロからだと思っているので、安易にサブエガとか言うべきではないと思っている。しかし、北極星は必要。ポラリス。

 

因みに、400kmを重ね、と書いて思い出されるのがみずさん(@MizukiTakami)。

みずさんとは、昨年の古河で初めてお会いした(というか、フォロワーさんの中で初めてお会いしたのがみずさんだった)。お互い、その時に初めてサブスリーを達成、また、昨年の10月に同じ水戸黄門マラソンを走り、レース展開は違えど、39秒差とかなり近いところでゴールしていた。

 

その後、みずさんはつくばでサブエガ、さいたま国際で2:51を経て、古河ではPB更新。ずいぶんと水を空けられてしまった(ギャグではない)。

 

みずさんのブログから月間走行距離を確認、勝手に、さっき書いた自分のそれと並べると…

 

【平均月間走行距離】

7-10月→み:379km 私:328km

11-2月→み:416km 私:260km

 

むー。。。距離も内容もカンパイ!結果も、さもありなんという気持ちになる。。拍手です。がんばる。

 

 

ただ、こうしてツイッターで、こうして自分を鼓舞して頂ける(自分で勝手に盛り上がってるだけですが)のは大変力になるし、いつも力を頂き、学ばせて頂き、皆様には感謝々々です。本当はお一人おひとりお名前とエピソードを挙げて感謝申し上げたいところですが、すみません。

 

守破離で行けば、まだまだ「守」の段階であることを強く自覚したシーズンラストであったので、改めて、原点に、基本に、父なるジョグに立ち返り、皆様の実践や言葉から勉強させて頂き精進していく所存です。

 

 

…この超長駄文をここまで読んで下さった方がどれだけいらっしゃるか分かりませんが、お読み頂きありがとうございました。

 

フォローさせて頂いている皆様におかれましては、ランニングでもそれ以外でも、いつも学ばせて頂き、楽しませて頂き、励まして頂き、時に絡んで頂き、改めまして大感謝です。ありがとうございます。

 

自身も、自身の実践や言葉(そしてボヤき)が皆様にとって何がしかの力になることが出来れば嬉しいと、いつも思っております。

 

今後ともどうぞよしなに、宜しくお願い申し上げます。

レース後の結果報告ツイートに、皆様から暖かいメッセージを頂いた。
その中で、消し亭りらいと師匠(@daiginjyou7)からこんな言葉を頂いた。

そう、何かが終わったわけではないし、いろいろほじくりかえす分析するのは好きだし、解明・修正の試行錯誤、PDCA、上達の手応え…その喜び、楽しさこそ、30半ば過ぎて自分がランニングにはまった要因の一つだと思うので、このブログもそうだが、いろいろ考えいろいろ動き、醍醐味を存分に堪能したいと思う。

というわけで、以下の内容で書き進めます。
 

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【前編】

1.古河の振り返りとか反省とか

(1)過去との比較

(2)直前期

 

2.18-19シーズン 時期別の振り返り

(1)3~5月

(2)6~8月

(3)9~10月

(4)11~1月

(5)2~3月

(6)戦績

 

3.考察

(1)走行距離

(2)練習内容

 

【後編】

(3)ジョグ考

 

4.来シーズン展望(とご報告)

 

5.目標と感謝とご挨拶

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1.古河の振り返りとか反省とか

 

(1)過去との比較

過去と並べると分かるが、特段突っ込んで死んだ、というわけでは無い。前半ハーフは勝田の時のが速い。その勝田の反省と、過去良かったレースに鑑み、序盤は抑え目に入ろうと思っていて、前半で目標ペースより速くなってしまった区間は一ヶ所も無い。また、自分では気づかない影響はあったのかもしれないが、暑さはあまり気にならなかった。

 

なぜか画像を貼れないので平均心拍を並べてみると、

17水戸:148

18古河:記録無

18水戸:153

19勝田:150

19古河:156

 

今回、タイムは一番遅いし35km以降は歩きまくっているのに、平均心拍が一番高い。160以上に到達したのは、18水戸が30km以降、19勝田はラストのみ、に対して、古河では10km過ぎで既に超えてしまっていた(「160超えくらいでヒーヒー言ってんじゃねーよ!」というご指摘があるかと存じますが、これに対してはもう、スミマセンとしか。。)。

 

まあ、言っても詮無いことだが、結局、252とか255狙えるだけの身体になっていなかった、ということだと思っている。スタートラインに立った時に勝負は決している、という見地に立てば、私はスタート時点で敗れていた、ということになろう。それなのに目標は変えずに、分不相応なタイムで入って死んだ、と。本番に合わせられない、目標設定が不適切、と、ちょっと0点な感じで今更ながら恥ずかしい限り。

 

本ブログでは大部分で、ではなぜ「252とか255を狙えるだけの身体になっていなかった」のか、ということを幾つかの角度から検証していく。そして、それを通じて見えてきたこと、それを踏まえての今後の展望に話を繋げていく。

 

一個人の経験に対する検証なので、すべての仮説や結論(めいたもの)に、「あくまで私の場合は」という枕詞がつくことになる。しかしながら、その検証過程を通じて、お読み頂いた皆さんが「いや、それはちげーよ」とツッコミを入れたり「自分ならこう考えるかな」と見直して頂いたり等、ご自分に置き換えて頂きながら、ご自分のお考えを拡げる一助として頂ければと思う。

 

(2)直前期

今回の古河の話に戻って、直前期の内容・状態に触れておく。勝田(1月27日)以降の走行距離がちょうど300km。1月27日~3月9日の41日間で300kmなので、月間(30日)換算にすると、219km。ただ、レースの直前直後は脚休期になるわけなので、2月1日以降の30日間、という取り方をすると、266.5km

 

ポイント練習は、

2/2:15kmビルドアップ走 2129-2058-2024

2/10:5km    18'40

2/11:10km  38'55

2/17:30kmビルドアップ走  2:07'20(ラスト2012)

2/23:20km走 (2043-2011-2020-2007)

3/2:15kmビルドアップ走(2102-2046-2044)

3/3:5km×2  2006・2013

 

…物足りない気もするが、フル走った後ということを考えるとそこまで悪くない気もする。ただ、この期間、ジョグでもポイントでも、意図したところまでペースが上がり切らないな、とずっと感じていた。23日は、後半は㌔4ペースを企図していたが上がらず。3月2日のビルドアップも、真ん中で目標ペース、最後は㌔4くらいまで、と思っていたが上がらず。どうも疲れが抜けないなーと思いながら、中途半端な強度で中途半端な量を中途半端な休みを入れながら重ねている感じだった。また、ジョグのスピードも2月は落ちていた。

 

疲れの原因はよくわからないが、疲れが出た、というより、11月以降走る量が不足していたことにより、そもそもの体力が目減りでしていたのではないかと考えている。そんな感じだったが、1年間やってきたし何とかなる、と居直って臨んだ結果のテイタラクであった。居直ってうまくいく人もいるが、そういう人はたいてい居直るだけのバックボーンがある。自分の場合は、臭いものに蓋をしただけの話で、マラソンは蓋をして目標達成できるほど甘くは無いことを改めて思い知らされた。

 

また、これは勝田の時からだが、レース途中から肩が凝るようになっていた。肩こりは、走り始めたころによく起きていた現象で、一昨年の水戸からは無くなっていた。これも走る量が落ちていたことに起因していると考えている。

 

ではなぜこういう仕儀に陥ってしまったのか…ということで、シーズンの振り返りに移る。

 

フルに限って言えば、昨年の古河が2:57'23、今年のベストは勝田の2:55'49。そんなわけで今シーズンの更新幅は、1分34秒。

「検証する」とか勿体ぶって書いているが、これは、まあ、

「40目前でサブ3達成して浮かれたおっさんがもっと速くなろうとして1年間いろいろやったけど1分34秒の更新に留まり目標には達しなかった話」

であって、そんな話にどれだけの市場価値があるのかは、よく分からない。

 

ブログを書くのは、自分の備忘や棚卸のため、というのが大きいのだが、同時に、こう見えて「恩返し」の気持ちが結構強い。皆さんのツイートやブログからは日々学ばせていただいたり笑わせて頂いたり、(走りに限らず)本当に活力を頂いている。この記録の内容が、読んで下さった方に少しでも役に立つことで、頂いているものを少しでもお返しできればと、結構本気で思っている。

 

そう考えると、「40目前~~」の話の価値には甚だ不安なのではあるが、まあ、役に立つの立たないのは私が規定するものではないし。いろんなことを書いたり並べたりするので前述のように、色々ツッコミを入れて頂きながら読んで頂き、結果として、皆様の練習や記録の改善・向上に少しでも資することができれば、望外の喜びでございます。

 

…そんなわけで、続けます。

 

 

2.18-19シーズン 時期別の振り返り

 

一応、1年間どういうシーズンを過ごしていたのか、ざっくり振り返ってみる。

 

(1)4月~5月:放牧

 

4月:222km

5月:317km(彩の国100K含む)

 

特にテーマは無く、思いつくままに走っていた感じ。花粉症に苦しみ、4月はそこから体調を崩して1週間ランオフ期間があるなど、あまり走れなかった感じがある。この期間のハイライトは、やはり何と言ってもトレニックワールド100km in彩の国。練習積んでそれを披露!ということには出来なかったが、健闘したと思うし、これはなんというか、自分へのご褒美的な機会。もぐさん、nuichiさん、コーイチさんと、フォロワーさんにお会い出来たのも大きかったし、同じレースや、マイルに出る猛者の方々とも繋がれてやり取り出来たのも有益だった。今年も出ます。楽しみ。

あと特記は、4月7日に練習で5,000m走ったら18'27というタイムが出てビックリしたこと。それまでは5000mは走らず嫌いで、17年12月に練習で測った19'11が最高だった。苦手意識しかなかったが、これを機に興味が湧き、後のアルトラタイムトライアル参戦に繋がることになる。

 

(2)6~8月:走り込み

 

6月:337km

7月:324km(TWおごせときがわ50含む)

8月:326km

 

いわゆる「走り込み」期にあたったか。7月にTWおごせときがわ50kmを挟み、娘の夏休み期は早朝の不整地走を繰り返す。これは、気持ちよかったし、後の外秩父43Kなどでは成果を実感することになる。週末は20kmのビルドアップ走をよく行なっていた。スピードはそんなに出ず、トップで4'30くらい。アルトラTT5000mで初めてトラックレースに参加。楽しい。齢40にしてトラックの魅力に目覚める(ブログを見ると、浮かれまくっている自分がちょっと面白い)。

 

(3)9-10月:水戸へ

 

9月:327km(外秩父43km含む)

10月:328km(水戸黄門マラソン含む)

 

TW外秩父43kmで予想以上の順位を獲得。順位も嬉しかったが、自分の変化を感じられたことが嬉しかった。水戸への走り込みとしては、10月6日、8日、13日と30km走を重ねる。6日は2:01、13日は2:03と、残暑残る朝イチ走であることを鑑みると、なかなかの速さで走っている。ただ、当時は距離計測が不正確で、「結構走れてると思うのにスピード出てないな」と勘違いしており、「手応え」は得られて無かった。今思うと、6月以降の走り込みが成果として出てきていたのかな、とも思う。若干残念だったは、こうしていい感じでポイント練習出来ていながら、レースに向けて入れ込み過ぎて通勤走でもホイホイスピード出してしまい、脚を痛めてしまったこと。軽いガソク炎とグロインペイン(自己診断)。本番には無事間に合い、水戸では255切りならずも良い走りが出来たと思う。

 

 

(4)11-1月:勝田へ

 

11月:268km

12月:286km

1月;244km(勝田全国マラソン含む)

 

水戸を振り返った時に「高心拍域での練習が積めば後半もう一段上げられるんじゃないか」という仮説を立て苦手?食わず嫌い?の、ペース走を練習に組み込むことにした。それに伴い、通勤走スタイルから早朝練習にシフト。それまで、「会社までの往復8km×2」のジョグが、「早朝8~10km」になったので走行距離自体は落ちる。12月のクロスカントリーin狭山では昨年より71秒速くなり成長実感。

12末~1月上旬に、水戸前と同じく3回の30K走。タイムは水戸前ほどではなかったが、「余裕度」という点では良く、手応えは感じる(心拍がキチンと取れず残念)。1週間前のアルトラTT5000mで17分台も出し、順調に来ていたが、翌月曜日からインフルエンザを発症。勝田本番には間に合うものの失速レースとなり、自己ベストは更新するもまたしても255切りならず

 

(5)2月-3月:古河へ

2月:241km

 

前述のとおり、勝田の疲れがなかなか抜けず、中途半端な感じ。直前はそれでも「痛みも病気も無く本番を迎えられる!あとはこの1年間の積み重ねで行こう」とワクワクして、気持ち的には良い感じで本番を迎えたが上述の通り、甘くは無かった

 

(6)戦績

 

3.考察

 

そんなシーズンだったわけだが、改めて「ではなぜ今回こういうことに~」というところを突っついていく。

 

まず、自分の評価・感触としての今シーズンは、

水戸までは「良し」

勝田までは「評価難し」

古河までは「息切れ」

…総合評価は「もう少しがんばりましょう」。ていうか「がんばり方を見直しましょう」てとこだろうか。

 

5000mとか外秩父43kmでは良い結果も出せているので、決して悪いことばかりだったわけではない。ただ、いろんな走りの「結晶」をフルの記録に求めている部分はあるので、そう考えると、やはりちょっと残念なシーズンにはなってしまった。そんなわけで、フルマラソン目線で、いくつか掘り下げてみる。

 

(1)走行距離

振り返るのに分かり易いのは やはり、「走行距離」。6-10月と11-2月で分けて見てみると、平均月間走行距離は328km☞260km、と70km近く下がっている。グラフは、月別では無く「直近30日の走行距離」の日別推移を表したものだが、やはりシーズン後半に量が落ちている傾向が分かる。逆に10月は、瞬間的ではあるが400kmまで到達していた時もあったということが分かる。

昨年はなもも終了後から1年間の、「直近月間走行距離」推移。(レース込)

 

また、月間走行距離てのはあまり意識していなかったが、「週間走行距離」として70~90km台、出来れば80km以上をを保つことは意識していた。保てている時は「良い感じ」、100km辺りまで行くと注意が必要、逆に60切ってたりするとサボっているというか、別の意味で身体が重くなるみたいな感覚があった。これも、「直近7日間の走行距離」の日別推移をグラフにしたのがこちら。

古河はなもも終了後から1年間の「直近週間走行距離」推移(レース込)

 

ちょっと分かりづらいが…11月以降、「いい感じ」である80kmを超えている期間がそれまでに比べると減り、逆に、サボってるラインの60km以下を記録しまっている期間が多くなっている。練習内容の変化によるものではあるが、結果として走る距離が落ちたことは、自分にとってはマイナスであった、と捉えている。

 

因みに、昨年古河前の3ヶ月の月間走行距離は、309-337-300。今年のそれは、286-244-241これはもう、単に走り込みの量が落ちたことが原因なのでゴチャゴチャ言わずに走ります、としてもいいような感じだが、内容も出来る限り振り返ってみる。

 

(2)練習内容

 

丁度これを書いている時、持久力UPに効果的な「Polarizedトレーニング」の実践方法とは?という、竹井尚也さんの記事を読んだ。

 

持久性パフォーマンスを効果的に向上させるには、低強度・中強度・高強度のトレーニングをどう分ければ良いか、また、どのように分類するといいか、という話が書かれている。詳しくは記事や本をご参照頂きたいのだが、Polarizedトレーニングの低:中:高の比率は、以前読んだ『良いトレーニング・無駄なトレーニング』内の「運動強度の目安」の項(p.124-127)に書いてあることと一致する部分があり、何というか、指標とするに足る情報だなと思った。

 

低強度:中強度:高強度(後者では、「有酸素:閾値:無酸素」)の比率、前者では77:3:20、後者では7:2:1を推奨バランスとしている。

…こういうのは、おそらく競技者やレベルの高いランナー向けの話で、自分風情は「細かいことは気にせずとにかく走れ」な気もしている。現に、私の練習に「高強度」は殆ど存在せず、上記事内のエッセンスである、「高強度の練習をより増やし…」などという話は私にはまだ10年早く、それ以前にやれること、やることがあるだろう、ということは重々承知している。

 

ただ、何れも低強度(有酸素、HRMax80%未満)のトレーニングの割合が7~8割近くを占める、というところには興味があり、上記事を参考に、自分の練習を、「低強度」「中高強度」に分類してみたところ、ちょっと、フーンという感じになったので書き進めてみる。なお、これらの「割合」は、上記事では「時間」で取るのか「距離」で取るのか分からなかったのだが(見落としてるんだと思う)、『良い~』では「時間」と明記されている。しかし、自分の記録を時間で取って分類するのはちょっと大変だったので、「距離」で取ってみた。

今シーズンの、水戸と、古河では無く勝田で見てみると、大きな傾向として、7-10月と、11-1月が同じ流れにある。レースが近づくにつれて「中高強度」の量・割合が増える、という流れ。

レースが近づくと中高強度の距離が増えるのは、私の場合、レース前に30km走3本入れてることによるものが大きい。(私の場合30km走は中強度に分類されることが多い)。他にも、20kmをレースペースよりちょい速め、とか、勝田の前は5000mのレースとそれに向けてのインターバルとか、まあ、内容に差はあれど、結構皆さん似たような傾向になるんじゃないか、と勝手に思っている。

 

ただ、前述のように、7-10月と11-1月では、走行距離が全然違う。水戸前は、暑い中我ながらよくコツコツと続けたと思う。夏休み期は起伏不整地を1時間ほど、鼻呼吸で最後は5分切るくらいまでキチンとビルドアップして走っていた。

 

さらに内訳をみると、勝田前は水戸前に比べて、中高強度は微増だが低強度が大幅減、となっている。これは、勝田前は「ポイント練習は水戸前と同じかそれ以上やっているが、ジョグが少なくなった」と言い換えて良い。

 

では昨シーズンはどうだったか、と思い、昨年の内訳もグラフにしてみた。今シーズンに比べ正式な心拍の記録が無いのだが、残してある記録から類推でき、ほぼ間違いない数字だと思う(それだけシンプルな練習だった、ということ)。

10月の水戸はサブスリー未達だったが、初めてサブスリー達成した古河前(12-2月)が、何というか骨太な感じ。レース直前まで距離を踏んでいることと、低強度の割合が多いことは見て取れる。低強度と一括りにしているが中身はいろいろあって、㌔6台の疲労抜きもあればレースペース近くまでのビルドアップ、時にはファルトレク的に電柱ダッシュ入れたりなど、色々やっていた。共通点としては前述のように「必ず後半ビルドアップして終わること」で、そこは自分としては珍しく生真面目に守り抜いた。

 

割合としては水戸前も、9月までは悪くないが、10月に痩せてしまった感じ。古河前は低強度が推奨より多いが、中高強度が増える2月にも何とか良いバランスを保った感がある。

 

…では、18古河・水戸前に費やしたジョグの時間・距離は、19勝田・古河前はどこへ行ってしまったのか。

 

これは昨年11月以降、8km前後のLT走を練習に組み入れたこと、付随して練習を通勤走スタイルから朝イチスタイルに変更したことによる。前述と重なる部分もあるが少し詳しく。

 

水戸を振り返った時に、「心拍が160を超えたところでパフォーマンスを維持できる力」が欲しいと考えた。それまでの自分の練習で160に達するのは、30㌔走の終盤ぐらいしか無かった(と思っていた)ので、もう少しその心拍帯に慣れる練習を入れたいなと。で、前述のように、それまで嫌いだったLT走を、11-1月は均すと週1で敢行(もうちょいやってた気がしていたがそんなもんだった)。これを、例えば帰宅走の時に週1で行なうとか(片道8kmだし)そうすれば良かったのかもしれないが、信号につかまったりするのが嫌で、LT走は公園やトラックでやろうと考えた。

 

で、そのついでに、通勤走スタイルを変えて、全部朝イチスタイルに変えてしまおうと思った。朝イチスタイルでやるには、5時半くらいに起きないといけない。6時間睡眠を確保しようと考えると11時半には就寝。詳細は省くが、今の自分の労働環境に鑑みると、それはなかなか難しい挑戦にも思われた。

 

なぜそうしようと思ったのか、メモやツイートが残っていないので記憶でしかないのだが、水戸が終わった時に「同じことを続けていてはいけない」と思った、ような記憶がある。でも、じゃあ週1LT走加えて、あとは通勤走を継続でも十分な変化じゃないかとも思うのだが、そこは…おそらく、通勤走スタイルに「飽き」が来てたんだと思う。

 

通勤走は2015年10月からやっていて、しばらくは、片道だけ、とか2日に1度とかそういう感じでやっていたが、特に上記「骨太」になってきた12月辺りからは、できるだけ毎日行き帰り走るようにして、それによって走行距離も上がった。このへん、昨年古河の時のブログに詳しく、自分なりに質も保って丁寧に取り組みを続けていたが…まあ、万事において飽きっぽい自分がここまで続けたのだから、自分的には大拍手なのですが。

 

出勤帰宅と走れば、8km×2で16kmになる。帰りはちょいちょい回り道したりしてたので、1日の走行距離が20kmとか行く時もあった。それが、朝イチだけ、時間も、取れて1時間ちょいとかなので、1回(1日)の距離は10km前後になる。で、LT走取り入れた分と、あと、あまり睡眠削って疲れを溜めてもいけないので、月・木は休んで、平日3+土日の週5、というのが基本スタイルになった。

 

夏に1ヶ月ほど朝イチスタイルにしたことがあったのだが、朝イチで走るとそのあとの朝飯がとても美味いし、バス通りを走るのではなく緑の多い公園を走るので、その効果というか、どっか目に見えないとこで副次効果が出ないかな、というのは少し思っていた。

 

ちなみに睡眠はこんな感じ。Sleep Meisterによる。無料アプリなのでどこまで信憑性があるか、というのはあるが、同じ条件で測り続けたので、傾向を知るくらいにはなるだろう。11月以降、睡眠が減ったとかいうことは無くむしろ増えている。これは、朝練があろうが無かろうが早く寝るように意識してダラダラ起きていることが無くなったということが大きいように思う(しかし6月はどんな生活してたのか…)。

 

…さて、距離が減ることへの不安は無かったのか。

これが意外と無かった。なぜかというと、朝イチで走る分、会社へはチャリで通勤することになるからだ。

 

Q:それはさぞかし良い自転車を使ったんでしょうね…?

A:いいえ、ふつうのチャリ。ドンキで2万で買った、6段変速のパパチャリ。

 

Q:なんか、すごいスピード出したとか息を止めて漕いだとか、負荷をかけて…?

A:いえ、気持ちよく、フツーに…。

 

いや、ふざけてるわけじゃないんです。通勤の自転車がジョグの代わりにならないかしらん、というのは以前から結構まじめに考えていたことでして。

 

前述のように、水戸の前、入れ込み過ぎて通勤ジョグのスピードが上がり脚が痛くなってしまった。これは、スピードを押えていわゆる「疲労抜きジョグ」に徹していれば防げたことだと思っているが、なんか当時は考えが飛躍して、「走り過ぎなんでは」と思ってしまった。

 

自転車通勤のログは取ってみたことがあって、心拍は大体均すと90-100ぐらい。だから、「㌔630-700くらいでゆっくり走るくらいの効果はある」→「それはちょうど疲労抜きジョグの心拍帯と重なる」と考え、ジョグの代替になるんではないかと。

 

で、体感として分かったことは、「片道30分の通勤チャリごときでは、ジョグの代わりには、ならない」ということ。

 

強度が低いからと言って、ジョグは安易に他のもので代替できるものではない、ジョグの効能を侮ってはいけないというのが、今現在の、私の見解です。ジョグの効能については後述。

 

いや、代わりになる人もいるかもしれない。代わりになり得ますよ~、ということを書いてある本を読んだこともある。僕の場合はならなかった、ということだ。

 

とにかく、勝田までの期間を「惜しい」と書いたが、水戸までの積み重ねと、あと、LT走とかの効果もあった一方、ジョグが減ったことでそれらの効果が相殺され、基礎的な土台が痩せ細ってしまい伸びを欠いた、と、そんな感じで過去を解釈したいと思う。

 

いや、勝田までは記録更新してるじゃん、と仰る向きもあるかもしれない。でも、自分的にはこれは、水戸までの貯金を切り崩して何とかした、という感じがしている。鱈とかレバーの話をしても仕方ないのだが、もし序盤もう少し抑えて走っていたらとか、インフルにならなければとか、思わないこともない。それで結果が出ていたら違った結論になっていただろうし。でも、今こうして書いているから余計そう思うのだろうが、何にせよ勝田で息切れ・失速を起こしたのは事実で、それはペース配分のミスでもインフルの影響でもない、土台の痩せ細りのためだった説が、自分の中では有力である。

 

ええと、纏めると、水戸が終わって勝田までの3ヶ月、ポイント練習の質を変え量は増やし、良い態勢で勝田に臨んだと思ったが、思ったより伸びなかったと。それは低強度≒ジョグの量が減ったことによるもので、それは、勝田終盤の息切れだけでなく、勝田→古河でのリカバリー遅れにも繋がり、古河ではもはや、カスカスの状態になってしまっていた…と。

 

11月以降ばかりをヤリ玉に挙げているが、水戸前だって、「走り過ぎ」なのではなく、調子に乗ってホイホイとジョグのスピードを上げて、直前に調子を崩したのは大反省であって、速度に気を付けて量自体はもっとふやしてれば、もっと良い結果が出た、かも、しれない。これも鱈とかレバーですが。

 

書きながら思い出しているのが、田中猛雄先生の『マラソンはゆっくり走れば3時間を切れる』の中にある、レース1か月前の練習メニュー。「日曜にポイント練習やったら、平日はその2倍の距離を疲労抜きジョグに充てる」というもの。フーンと思って、ま、エビデンスがあるわけじゃなし、とか斜に構えていたが、改めて触れると肚落ちするものがある。恐れ入ります。

 

因みに、昨年古河直前の、2月の練習量・内容が、ちょうどそんな感じになっている。ポイント100km、ジョグ200km。ジョグの全部が「疲労抜き」の強度では無かったが、あの時はとにかく「故障をしないように」と気を付けてやっていた。一本一本だけでなく、練習全体の丁寧さに、今シーズンは若干欠けたのかな とも思っている。慣れから来る緩み…喝ですね。

 

 

そんなわけでおざなりにしてしまった、ジョグ。

その、ジョグに対する想いや考察、そして、改めてそれを軸に…という展望は、後編にて。

 

傷心の3.10から約1週間。
パンばかり食べて過ごしている

走るのが嫌になったとかでは全然なく、ただ、まああそこまでチンチンにされたわけだから、焦って再開する必要も無いだろうて、と。

その間、ブログを書いていた。
この、レース振り返りではなく、1年間の振り返り。以前「書きまーす」と言って放置させていた「分析編」的な感じで、どかーっと書いている。

 

あれこれ調べたり並べたり眺めたりしながら書いていたら果たしてどえらい量になりつつあるので、まず一旦、レースレポートだけUPさせることにする。失敗の記録も残しておかないと。テキストだけでダーッと振り返ります。

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古河はなももは、昨年、会心の走りで初サブスリーを達成した大会。1回しか出ていないが、自分にとっては縁起の良い、相性の良い大会、というふうに考えていた。

目標は勝田同様、「2時間52分台」☞「255は切る」というもの。とにかくシーズンベストは出すぞ、という意気で臨む。練習の調子は上がっていなかったが、「相性はいいし俺は本番に強い」と、妙に楽観的にハイテンションで当日を迎える。


◆~スタート

4:30起床。睡眠良好、通じOK、メシ美味い。

落ち着いて準備を進めるが、落ち着きすぎていたか、電車の時間を勘違いする。8:01or8:18着のに乗る予定だったが叶わず、8:40着になりそうで少し焦る。しかし、武蔵野線~京浜東北線と乗り継いで、浦和から乗った電車は8:34着のもの。そんな電車出てこなかったぞ、と思いながら、ホッと一息。因みに今年はグリーン車を使用した。

駅に着き、少し迷ったが昨年同様、アップを兼ねてジョグで行く。去年は寒く(確かスタート時の気温が5~6度だったような)、良いアップになったのだが、今年は暑く、結構汗をかいてしまう。コンビニのトイレに2回くらい寄ったが、発汗による水分補給も多く、結局スタート直前までトイレを探すことに。設置されてるトイレは長蛇列だったので、最寄のファミマまでジョグ。無事済ませ、10分前にブロックへ。
昨年はBブロック、今年はAブロック。細かく分かれているので、A最後方でもそんなにロスは無いだろうと、その辺は気楽。バタバタしていたので知合いの方々は見つけられず。

千葉真子さんが「暑さ対策、給水をしっかり」と呼びかけておられるが、自分的には暑さは感じず、コンディションは絶好。ただ、千葉さん仰るように、身体が暑さに慣れていない、というのはあるだろうから気をつけようとは思う。


◆スタート~15km  

21'02

20'47

20'36


周囲の波に乗り進む。勝田の反省から、速くなり過ぎないように。410/kmは切らないように気を付ける。5kmで2100(公式2102)、目標ピッタリ。素晴らしい。リズムは悪くない。暑さも気にならない。

8kmあたりで、リーマントオルさんを発見。「発見」て、お会いしたことなかったのだが、ツイッターでお姿は何度も拝見しており。今回お会いできるかなと思って楽しみにしていた方の一人。ご挨拶させて頂く。お話もさせて頂きありがとうございました。トオルさんの京都でのPBは、私のPBより1分ほど速い。少し下がって、トオルさんを視野に入れながら走らせて頂く。
10kmは、目標より少し遅いが充分許容範囲。リズムよく、リラックス、と、以前petaさんブログで学んだマントラを唱えながら走る。

 

◆15km~25km
20'54

20'54

 

15kmで、目標より30秒遅い。そろそろ上げて行かねばなと思う。時計表示は4'08/kmに。呼吸も乱れず(2-2でも3-3でもない、自然呼吸のまま)、よしよしいい感じだぞ、上げてくぞ、と思うが、少し経って時計を見ると4'09に戻っている。あれれ。その後しばらく、そんな行ったり来たりが続く。意識や体感に比して、スピードが上がらない。

 

そして気になるのが心拍。10km辺りから、時折見ると160を超えていることがある。水戸では160を超えたのは30km以降、勝田では最後まで殆ど越えず、だったのに。こうして序盤で160を超えるのは自分の場合死亡パターンなのだが、「そんなこと言ったって、目標には上げて行かなきゃならないんだから」と、気にせずに脚を進める。後から考えると、焦っていたのだと思う。「自然に上がる」のではなく「上げようとしている」のに上がらないという状態が続く。
この辺りのスライドでは、みずさんとエール交換。速い。また、何キロ地点か忘れたが「あっ、Atuさん!」と声をかけて頂く。パッと振り返って見えたお顔とTシャツで、「さとるっちさんだ!」と分かる。さんたろさんもいらっしゃったことは後ほど知る。改めてありがとうございました!
そんなわけで、テンションは上がるのだが、タイムが伸びないというジリジリした展開が続く。


◆25km~30km
21'26

 

25km地点で、目標とするペースから1分40秒くらいの差。今後上げて行けるイメージが全く持てないのでこれはもう諦め、255狙いで行くしかないという展開。しかしこれ以上ジリ貧の展開が続けば、255は無理。
多分このあたり、さらに焦って硬くなっていたと思う。リラックス、というマントラは上の空で、肩の凝りやアキレス腱の痛みなど、練習で良くない時に現れる症状が出始める。
スライド区間でみずさんに「Atuさんファイト!」と檄を飛ばして頂きハッとする。もはやスライド区間でエールを交換する余裕も無くなっている。

時計の表示が…どうだったかなー、この辺りで、4'10とか11とかになったのかな。411は、昨年の古河や水戸での平均ラップ。ここから復活するイメージは全く湧かない。ああ、255無理か…と。がっくりくる。

◆30km~ゴール

23'19

31'52

14'41


255無理、と思った時点でのがっくり感から立て直せず、そのままズルズルと下がる。サブスリー死守、という気持ちは20秒くらいしか持たず。昨年のレースでは最速ラップを叩き出した区間だったのに、今年は死亡決定区間になってしまった。
給水所で少し足を止め、しっかり給水し走るがダメ。どこでだったか忘れたが、一度歩くともうアウト。以降、歩いて走ってを繰り返す。確かなめろうさんが36km地点にいてくれると言ってたな、恥ずかしいな…と考えながら進む。36kmの札が見えてきたあたりで、せめてお会いするときは…と走るが、もはや牛歩。ほどなくして、なめろうさんと、さとるっちさん、さんたろさんも再度ご登場下さりエール、ハイタッチを下さる。ありがたい。心に沁みる。嬉しいやら恥ずかしいやら申し訳ないやら。折角応援下さっているのにこんなテイタラクで…情けない。

ゴールしてからは、なんだか顔も上げられず。
ただ、努めてサバサバと、脚を引きずらないように歩き、いそいそと荷物を纏め、帰途につく。ゴールしてから、いろんな方とお会いして話が出来るのを楽しみにしていたが、こんなことになるとは…。。

何か、悔しいとか悲しいとか腹が立つとかそういう感情はなかった。無かった、というか、そういう気持ちはレース中に味わい尽くしてしまった。仕方ない。必然の負けだ。とにかく、この失敗をどう活かすかだ。


…というわけで、大反省とともに、大ボリュームの今シーズン振り返りへと続きます。