さらなるステップになっていくのは、バーン・ガニアのもとから、彼がニューヨークに進出していくところからですね。
MSG(マディソン・スクエア・ガーデン)で定期興行を打つ、老舗団体で、いまのWWEの前身・WWWF(ワールド・ワイド・レスリング・フェデレーション)のボス、ビンス・マクマホン・シニアと契約を交わしたことですね。
ここで一躍世界的大スターになっていきます。
ここから大巨人伝説が始まりますが、だれもフォールできない怪物レスラーとなっていくアンドレ、チャンピオンの道を行くのではなく、彼が出場するだけでその会場が満員となっていく超人気レスラー、いわゆる金を生み出す存在になっていきます。
そして今まで国際プロレスを日本でのホームリングにしていたアンドレは、新日とWWWFとの提携から、新日本プロレスのリングに上がるようになっていきます。
そう猪木VSアンドレの夢の対決が実現するんですね。
果たして猪木はアンドレに勝てるのか?実はこの発想が、後のIWGP構想の出発点というか、アンドレを倒したものが真のチャンピオンという切り札を持ったということになっていったと私は思います。
ニューヨークに、大成功へ
日本では新日マット
ハンセンと、
ローデスと
そしてカーンとの抗争はドル箱だった