2003年のペナントレースが始まり、春先は一進一退の5割近辺を漂っていましたね。
それはエース井川が、勝ったり負けたりだったこと。
しかし内容は、相手エースと僅差の完投をしたり、内容は決して悪くはありませんでした。
どこで流れが出てくるか、そんな時を待っている状態だったと思います。
逆に言うと、星野阪神1年目の開幕当初の快進撃のほうがインパクトがあったくらい。でもこの落ち着き払った戦い方が、阪神の強さの裏づけだったかもしれません。
そして何よりも分岐点だったのが、4/11の東京ドームでした。この引き分け試合が、阪神にカツを入れた試合。
大量得点差を追いつかれ、何とか引き分けにもって行った試合。誰もがここで負けなかったことを、優勝後のインタビューで言っていました。監督が自らの采配を謝った、この試合の後の2戦が圧巻でした。
ただ、残念だったのが日本一に届かなかったこと。
それはやはり伊良部が息切れしたことでしょうね。
二桁以上上げた伊良部でしたが、後半の不安定さは、翌年にかげりが来ることを暗示していました。
最後の輝きを見せた伊良部、もう不幸な亡くなり方をしましたが、阪神OBでコーチをしていたらどうなっていたことでしょう。
1(二) 今岡誠
2(中) 赤星憲広
3(左) 金本知憲
4(右) 桧山進次郎
5(一) アリアス
6(三) 片岡篤史
7(捕) 矢野輝弘
8(遊) 藤本敦士
9(投) 井川慶
(投) 伊良部秀輝
この試合があったから
この瞬間があった

