迷惑以外何も感じないテレアポ

私が事業を始めてから、かれこれ24年になります。

最近気づいたことが「ここ数年でアポイントをとる営業電話がかかってこなくなったなぁ」と言うことです。

効率の悪さに嫌気が差したのでしょうか。

そう言えば飛び込みの営業マンもめっきり見なくなりました。

(その代わりに増えたのがSPAM(迷惑)メール。毎朝数百通が飛び込んできます。

しかし、優秀なSPAMフィルターのお陰でその殆どは見ることなくゴミ箱に直行していきますから、メール受信にかかる時間が少し長いだけで何も感じません。)


先日、数少ない営業電話で根性試しをさせられている先物の若い営業マンと世間話をしました。彼らは電話回数と会話時間を管理されているので喜んで話をします。

「この時代にアポ取りなんて大変やなぁ。時代錯誤と違うの?」

「そうなんですよ。でも上司はみんなこの競争に打ち勝ってきた人ばかりなので、他の方法論なんて考えもしないんです。勝つか負けるかの気合の世界ですね」

「ふーん。それじゃあ度胸は着いたんとちゃう?」

「そうですね。断られて当たり前なんで今では何にも感じなくなりました」

感受性を磨いて欲しいフレッシュな社会人1年生がドンドン鈍感になっていくのを感じました。確かにしたたかな社会人になれるでしょう。

しかしユーザーはその電話を受けながらインターネットで会社名を検索し、その評判を見ている時代です。無理と無駄が多すぎます。

考えてみれば営業に頼った販売方法は「顧客のNOをいかに乗り越えるか」という押し付けの側面がありました。しかし今、それを快く思わないユーザーが殆どの時代ではないでしょうか?


ゴミ箱に直行のチラシやDM

バブルの頃に比べれば、随分なくなったチラシやダイレクトメール。あの頃は凄かったなー。新聞本紙よりも広告のほうが厚かったっけ・・・・。

でも今でも新聞を2誌とれば1誌分のチラシはゴミ箱に直行。なんだか資源を無駄にしているような罪悪感が頭をかすめます。

そこで古紙回収なのですが、出すのには新聞紙とチラシは分別が必要でストッカーが2つ要ります。

DMも数年前に行った住宅展示場からいつまででも案内をもらいます。もう新築したんだけどなぁ・・・

しかしチラシやDMは、たまに欲しかった情報があるのでやっぱり目をとうしますね。私の場合。

そこで思うことはケータイの着信拒否みたいな仕組みが媒体に付加できないかということ。”統一のフォーマットでその番号に無料で電話をかければもう来ない”なんてできれば広告を出すほうもコスト削減にならないかな。

まぁこの広告はそんなに問題にしなくてもいいか。

問題は中身で、本当に欲しい情報は「こんな商品どうですか」という内容ではなく、「あなたにぴったりのこんな商品が出たよ」という”友達がコンシェルジェ”のような情報を行ってくれるサービス。

インターネットの中では、フレンドリーマーケティングがそれに近いんだけれど、これはまたの機会にお話しましょう。

さぁ!チェンジだ!


底を打ったと言われてるけど、ホントかな?と思うぐらい未曾有の経済危機になりました。多くの企業では売上げの落ち込みが想像を超えたスピードで経営を圧迫しているでしょう。
セフティーネットという一昔前には考えられない大助かりな制度ができたけど、後の有利子負債の事を考えると頭が痛い(というか考えてないところがびっくりするぐらい多い)。

今、一番求められているのはコストダウンです。体力の消耗を抑えるために、あらゆる手段を講じてこの局面を乗り切らなければなりません。

マーケットサイズに合わせた企業規模にすることは恥でも夢をあきらめた訳でもなく、企業存続のための知恵です。

そんな中で問題はその次の一手が重要な戦略だと思います。

経済誌の予測では後2年はこのような状況が続きます。しかしその記述の中で面白い予測は景気回復後の姿です。

「どのような谷であってもいずれ回復に向かうが、その時に広がる風景は景気悪化前の景色ではない。山だったところが川になり、海だったところが山に変わっているほどの変化が訪れている」という予測です。

ここ数年、パラダイムシフトが進んでいるという指摘はありました。

一般消費の例を挙げれば環境対応製品などはこれからどんどん発表されてきます。それらの商品は一般家庭における生活様式の価値観を変えるパワーを持っています。今まで選ばれていた「基準」が過去のチェックポイントになり、全く新しい「基準」が登場しているのです。

だから、じっと嵐の通りすぎるのを待っているだけでは輝かしい次代は訪れないのです。


ダーウィンの進化論が経済誌によく紹介されるようになりました。それは生き残りをかけて変化をしていかなければならないという勧めです。

「強くて大きいものが生き残るのではない。変化に対応したものだけが生き残る」

多くの人は本能的に理解できない大きな変化を嫌います。しかし、今の状況を100年に1回のチャンスと捉えてもらうためには”視点を変える”ことが必要なのです。

この危機を乗り越えるためのキーワードはユーザーニーズの正確な確保です。別に新しくも何ともないキーワードですが、その方法論はIT活用法です。

ITと言うだけで苦手意識や、過去の失敗が思い出される方があるかも知れません。

でも"人にやらせるよりも費用が少なくてすむ"と思って我慢してください。

そのうち"いままで諦めていたことができる道具だ"と思えるようになります。

確かに経営者の観点からすれば、仕組みもサービスも分かりにくい世界です。なおかつ新しい技術が生まれ続けており、うかつに社内で口を出せば馬鹿にされて恥ずかしい思いをした。という方もおられるでしょう。

思いどうりにならなかった、あきらめ感をお持ちの方も多いでしょう。

しかし、これからのお話は、「知識」のお話ではなく「活用法」の内容です。サーバをあたかも優秀な営業マンのように動かす仕組みのお話です。サーバはどんなに酷使しても文句を言いません(たまに前触れなく休むことはありますが)。どんなに売上げを上げても特別ボーナスを要求したりしません。

リストラ策でパワーダウンした不足分を、全く異次元な観点から補充して余りある活躍をします。

今までの成功体験のストーリーとは異質な内容でしょう。だから俄かに信じてもらえないかもしれません。

しかし、全て小さいながらも実績があるお話です。


どのようにITを活用すればいいのかの参考になれば幸いです。