僕の人生で、一度だけ答えられなかった質問があった。
「どうして、結婚したの?」
それは、特段悪意があるわけではなく、
そして、どうして、結婚してしまったの?と、
置き換えるべきで、
僕は、その答えを彼女に告げることは無く
そして、その7年後、彼女も結婚していった。
彼女は、自分の結婚をこう言っていた。
お嫁に行くと言う事は、
うれしい気持ちと、不安が入り混じっています。
お互いの気持ち以外にも、相手の家族とも
なんというか、適切な言葉ではないのかもしれませんが、
上手くやる、とでも言えば良いのか・・・
本当に、彼女らしい、
社内会報の結婚挨拶文だった記憶がある。
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どうして、
告白すべく会いに行った日に、
君は他の男に告白され、
その相手は高校時代からの憧れの人だったのだろうか。
僕が結婚したその前にどうして、別れたと言えなかったのだろう。
きっとそれは、
僕が知る君はきっと、言えなかった筈だよね・・・
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人生は、年齢に関係なく、本当に、糸に絡まった縁(えにし)なのだと
僕は思う。
年齢の差、生まれ育った教養の違いや、家柄、宗教・・・etc
手繰り寄せられる運命は、必ずしも多くは無いし、
僕は、数々の失敗をしてきたのだと思う。
ただ、それは、本当に、後悔先にたたずで
不思議なほど、そのときは分らず、
分ったときには、すでに遅い
今日は8月24日で、彼女の33回目の誕生日だ
君と僕が出会ったのは、僕が23歳で、君が19歳だった。
考えてみれば、僕も君も、まだ何も知らない若者だった。
人生をそれで片付けるには、あまりにも残念でならない。
この年になってやっと、飲み込めたように思える。
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夏は、好きですか?
僕は、柄でもなく、結構、好きです。
想い出は、萎れてしまうものも多いですが、
最初で最後の鶴岡の二人の夏と、
君が結婚するまで毎年送ってくれた
北海道のツーリングの絵葉書を、
僕は、毎年楽しみだった。
貴方には、もう2度と会うこともないであろう
その人の誕生日を、想うことがありますか?
それは、
素敵な想い出ではありませんか?