~内容~
スティーヴン・キングの中編小説を『ユージュアル・サスペクツ』のブライアン・シンガー監督が映画化したダーク・サスペンス。ロスに住む成績優秀な高校生トッド(ブラッド・レンフロ)は、ナチスによるホロコーストの研究を続けるうちに、近所に住む老人(イアン・マッケラン)の正体がかつてアウシュヴィッツ収容所副所長で「吸血鬼」と恐れられた戦争犯罪人クルトであったことを知る。トッドは彼を脅して収容所にその実態を聞き出そうとするが、そのうち己の内に秘めた悪の心が膨れ上がっていく…。
じわじわと恐怖がすり寄ってくる感じで、面白かったですよ。頭の良いトッドが、ヒトラーに感化されてだんだんと凶暴になっていく。それは、おとなしく暮らしていたクルトに感染していく。当時のことが蘇ったクルト。それを見たトッドが恐怖する所は、あたしも怖かったです。
しかし、トッドはクルトから逃れられない。好奇心で自信過剰になっていたトッドは、クルトと接している内にヒトラーが持っている人を支配する力を手に入れる。その本当の成果がもの語りのラスト。ぞくぞくしながら観ました。最後に、ゾッとするような終わりはあたし的にすごい好き。
しかし、小説はラストが違うらしい。映画では支配力を手に入れたトッドは、小説ではどんな力を手に入れたのか。今度、読んでみます。