Wad(大阪市中央区)〜和道に一番近い日本茶カフェ〜 | フレンチブルーに憧れて

Wad(大阪市中央区)〜和道に一番近い日本茶カフェ〜

日本茶を堪能できるカフェ、

日本茶カフェは初体験だったのですが、このお店はすごく印象に残りました

 

そこは大阪市中央区南船場にある茶道の精神をアレンジし、器と素材を楽しむカフェスペース 「wad」さん

 

この交差点角の2階と3階に店舗があります

 

では、行ってみましょう

 

この階段を上った先が入り口です

 

2階部分がカフェ、3階はギャラリーとなっており、定期的に器作家さんの展示が行われています

 

日本茶の販売もやってます

 

一番素敵な席がこちら、厨房カウンターの窓際がオススメです

 

何故かと言えば、スタッフさんがお茶を入れている姿や器を眺められること

 

また、お茶の事を聞くと詳しく教えてくれます

 

そして、目の前にお茶釜があるんですね

 

高級寿司屋のカウンターに座った感じで、お茶ができるまでドキドキします

 

メニューはこちらです

なんと、お茶に関しては一品づつ丁寧に説明をしていただけます

 

お抹茶、かぶせ煎茶、煎茶

 

静岡 牧之原茶

 

ワドモナカ、やきもち、氷盛り(かき氷)

 

特別茶(台湾茶)

 

僕がオーダーしたのは、かぶせ煎茶「ごこう 28年(1,000円)」

まずはスタッフさんが一煎目を煎れてくれます

60度のお湯で10秒間の蒸らしの抽出です

煎れ終わると、急須の蓋を少しずらして蒸らしを停止させます

 

かぶせ煎茶「ごこう 28年(1,000円)」はこんな感じです

値段が高いと感じられますでしょうが、そんなことはありません

これから、一度煎れた茶葉から何煎も賞味できるのですから

 

この一煎目の色、若葉のグリーンそのもの

そして、一口飲むと衝撃的な味が、僕の味覚を襲ってくるのです

 

なんだ!!この味はお茶なのか?!

一言で言うと「だし」、これは日本茶の「だし」だ

甘くてアロマのような香り、深い深い愛ともいえる味がする

 

それでは、二煎目です

90度のお湯で30秒蒸らして、今度は自分で淹れます

 

お湯が熱くなるので、器は陶器へと変えます

 

二煎目は味が変わっています

だしのような深い味が少し薄れますが、味覚を刺激するような感覚は残っているままです

非常に美味しい

三煎目は100度のお湯で1分蒸らし、四煎目は同じく100度で2分蒸らしと抽出時間が増えていきます

そして、徐々に普段飲んでいるお茶へと近づいてきます

つまり、限度はあると思いますが五煎目でも煎れて頂けそうだったので、1,000円で5杯以上は飲める計算です

 

熱いお茶とともに、氷盛り(かき氷)も頂いてみます

ほうじ茶の氷盛りが評判のようですが、その日はありませんでしたので「宇治」に

しかもドリンク(お茶)をオーダーするとミニサイズがオーダーできるとあったので、ミニ氷盛り「宇治(400円)」をオーダーしました

 

このカフェで使用されている器については、こだわりがあって、かき氷の器でも一つづつ違う器が使用されます

 

んー!わー、お茶づくしだけど、それでも良い!美味しい!

渋みや苦みを抑えた抹茶味です

 

日本人でよかった、感無量です

でもね、まだまだ先があります

 

四煎目で終わりにして、茶釜を眺めながら待ちます

 

和道・・・コーヒーも美味しいけどお茶も深い

 

程なくして現れたのは、先ほど飲んだお茶の出がらしで作った「お茶のおひたし」です

これで、かぶせ煎茶「ごこう 28年(1,000円)」のメニューとして最後になります

 

鰹節と出汁醤油で味付けされた、お茶のおひたし

一口食べると、お茶漬けにしたいくらい美味しい

本当にお茶漬けというか、本当に素材はお茶ですけど(笑)

 

本当にもう一度って見たいと思えるような日本茶カフェの紹介でした

 

(撮影機材)

パナソニック DMC-GX7 MkII + Panasonic LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.
パナソニック DMC-GX7 MkII + COSINA ノクトン25mm F0.95

 

<住所> 大阪市中央区南船場4-9-3 東新ビル 2F
<営業時間> 13:00〜20:00 (L.O 19:30)
<定休日>不定休
<電話>06-4708-3616

<駐車場>なし

 

場所はココです