こんにちは、あったんです。
※今回は、内容がヘビーなので、今、心が不安定な方はここで回れ右した方が良いかもです。
優しい方である程、心が苦しくなるかもしれませんので…。
私のおばあちゃんは、97歳。
耳は遠いけれど、今まで特に大きな持病もなく、普通にお家で暮らしていました。
流石に外出とかはしないけど、一人でお風呂も食事もできるし、アイスが大好きで

ところが。
コロナが流行りだした頃、突然肺炎になってね

この時期の肺炎ってだけで、敬遠されて病院たらい回しにされたり。
そんなだったけど、スーパーおばあちゃん、肺炎は克服

ホッとしたのも束の間。
今度は脳梗塞を患った。
もう、良くなることはないって。
そして、こんな時期だから、面会はできないって。
お見舞いもできないなんて。
絶望した。
悔しくて、悔しくて。
悲しくて、悲しくて。
いつになったら面会できるんだろう。
それまで、おばあちゃんは…
どこへも行きようのない気持ちが、カラカラと空回りして、ずっと回り続ける。
なんかね、こういう時、抱き締めてくれる人が必要なのかなって思ったよ。
一人って、気楽だけど。
何も言わず、側にいてくれる人がいたらなって。
でも、現実問題、私にはそんな人はいなくて。
だから、今側にいてほしいあの人だったらどうするかなって考えた。
そしたら、少し落ち着いて。
何もできないけれど、愛情をかけようって思った。
深夜に、ゴソゴソと、おばあちゃんがいつも縫っては持たせてくれた布巾たちを、袋から出して、並べて見た。
高校野球が好きだったおばあちゃん。
でも、最近は野球やってる時期もテレビはついてなくて。
あぁ、耳が聴こえないからなのかなって。
おばあちゃんは、一方的に喋ってくるけど(笑)
私たちが言うことは聞こえないから、言いたいことは紙に書いて伝えてました。
もう、目も見えないんだと言いながらも、起きてる間は縫い物に集中して。
いつも布巾に針を刺してました。
その、ひと針ひと針の愛を。
私は、触って、見て、写真を撮ることで、味わって。
少しだけだけど、気持ちを落ち着かせることができました。
いつも帰るとき、涙で手を振ってくれるおばあちゃん。
大好きなおばあちゃんに、会いたい

そして、一番は私の母が、おばあちゃんに会いに行けたらなって…
いつもいつもではないけれど、
そんなことを思ってます。
一つ前の記事にとても揺さぶられたのは、おばあちゃんの名前が『君子』だから。
君に会いたいは、おばあちゃんに会いたいなのです。
今年のお正月だったかな? それとも去年のお盆だったかな?
おばあちゃんが
『諦めるんじゃないよ!』←結婚のこと笑
って、笑顔で手を握りしめてくれてね

おばあちゃん、ありがとう

私、諦めない

おばあちゃんにウェディングドレス姿見てもらうから

聞いてくれてありがとうございました。