歴史の証人 | この世界に自分という花を咲かせよう

この世界に自分という花を咲かせよう

ヒーリングアートと食を中心に、自分を大切にするお手伝いをしています。ココロもカラダも健康に整えることが美しさと自由に繋がります。一緒に自分らしい花を咲かせましょう♪

10連敗目、この目目 でしかと見届けましたぞ。


交流戦、3回しか勝てなかったw てか、どうやって3回も勝ったんだっけかはてなマークっていうねあせる(オイオイ)



今回の交流戦で出会った、プロファンたちの凄さをS藤さんに語っていたら、S藤さんがピンときたらしく送ってくれたメールを紹介いたします。



詩人・吉野弘

人間はその不完全を許容しつつ
愛しあふ事です
不完全であるが故に
斥(しりぞ)け合ふのではなく
人間同士が助け合うのです
他人の行為を軽々しく批判せぬ事です
自分の好悪(こうお)の感情で人を批判せぬ事です
善悪の一方に
その人を押し込めないことです


生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする

生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず

私も あるとき
誰かのための虻(アブ)だったろう
あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない


祝婚歌 (風が吹くと)

二人が睦まじくいるためには
愚かであるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難するすることがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい


なんだか深いい~週の始まりとなりました。