２０１３年３月１０日
味噌の里親プロジェクトin福島
味噌づくりワークショップエコツアー
に参加しました。
遅くなりましたが、
ご紹介します。
これは被ばくを免れた、全村避難の村、
福島県飯館村の味噌を守る、ＤＮＡ（遺伝子）
をつなげる活動です。
菅野栄子さんは
「飯館村は自然の豊かな美しい村です。
私たちは今住めませんが、１００年２００年
立って住めるようになった時のために
飯館村の文化を残して伝えたい・・・」
と語っていたそうです。
１００年、２００年先の村のことまで考られることが、
村に生きるということ、ローカリズムの魂なんだと感じました。
当日の様子をお知らせします。
飯館村の菅野栄子さん
飯館村の菅野宗雄さん
「全然前に進んでいない。
時間を奪われた、故郷をうばわれた。
普段の生活が大事さ。命の大事さ。
まず見て伝えてほしい。
飯館村の佐須の味噌
で作った野菜たっぷり美味しい
お味噌汁です。
美味しくてお変わりしてしまいました。
人参のじゅうねん（エゴマ）和え
お漬物も美味しいです。
では味噌作りです。
ヤマキの角掛さんがご指導してくださいました。
玄米麹と有機大豆２キロ、塩、説明書のセットです。
まず麹と塩を入れます。
味をみます。
玄米麹が香ばしく、このままおつまみで
いい感じです。
塩と麹をよく混ぜます。
意外に塩が固まっています。
良くほぐします。
よく混ぜたら、ゆでた有機大豆を
加えます。
ビニールをくるくるねじって、
ゴムで結びます。
捏ねます！捏ねます！
捏ね方が足りないと見かねて
角掛さんが直伝です。
飯館村のお母さん方も捏ねています。
お母さんの歌が上手でした。
「「エンヤドット！エンヤドット
佐須の種味噌ＤＮＡをお湯で溶いて投入です。
出来上がりです。
後は愛情をこめて、
各自お味噌に育てます。
一キロほど取ってあとは寄付します。
ヤマキさんに送られ、１００年の森近くで
熟成していただきます。
二宮金次郎の像がありました。
お味噌を作った公民館は
仮設住宅の向かいにありました。
また、会いに行きたいと思いました。
（記事：岡村）
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