与那国フィールドノート -6ページ目

ツチイナゴ

森の小道を歩いているとツチイナゴに出会った。

タイワンツチイナゴと遜色ないサイズで、色合いも幼少の頃に知った本土のツチナゴとは、別種のように感じられる。

タイワンツチイナゴはサトウキビ畑や明るい草原に多いが、それに比べると、ツチイナゴはずっと少ない。

ひょっこり、思いがけない場所で出会う。

また、タイワンツチイナゴとは、こんな場所でまず出会わない。


4月19日撮影。

キマエコノハ

不思議だなあ。

縁が反り返ったように、だまし絵になっている。

キマエコノハという蛾だ。


どこがどうなっているか、分からない人がいるかもしれない。

ゆっくりと指先を差し込んで、乗り移ってもらった。


こうなっているのだ!

上の写真と左右は逆になった。
まずは、逃げないうちに一枚。

もう少しバックをすっきりさせて一枚、と思った瞬間飛び立った。

そうなっているのは知っていたのだけれど、

後翅と腹部の鮮やかな黄色が視界に飛び込んできて、ちょっと驚いた。

同じように鳥などの天敵も、こうして驚かせているのだろう。

与那国島13カ所巡り

4月19日土曜日。


与那国島には13の御嶽がある。

与那国島13カ所巡りと題し、与那国島に赴任してきた先生を案内してきた。

これから与那国島で新生活を始めるにあたり、まずは島を守る嶽々の神様にご挨拶しましょう。



アコウの大木が見事なウヤバルウガン。

旧島仲村跡にある御嶽。


昔、大工という家があって、そこの主人ミンガサは、村の有力者であった。

彼を恐れた八重山の蔵元は、言われなき罪をかぶせ、呼び出すことにした。

順風を待ち出発した彼の身を案じ、弟妹はビディリ(霊石)を建て、祈った。

願いはかなえられ、ミンガサは無事に島に帰ってきた。

これがウヤバルウガンの始まりであり、航海安全を祈願する御嶽となった。