与那国フィールドノート -321ページ目

イソシギ

雨の降る夜が明けました。

3日ぶりに比側の水田にクロツラヘラサギが来ていました。

姿が見えない時はどこにいるんでしょう。

もう旅立ってしまったかな、

そう思わせておいて再び現れる。

いろいろな場所を回っているのに、まったく見かけない日が続いたりするので不思議です。


鳥たちの動向は、僕が観察した限りでは変化が見られません。


まあ、あせらず、あせらず・・・

じっくり撮影させてくれるイソシギがいて、楽しませてくれました。
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頭から背面にかけての色が、見事に水田の泥と同化しています。

鳥のいない?与那国島

長期滞在中の愛鳥家談。


いやあ、10年来、この時期に一か月以上滞在してるけど、こんなに鳥がいないのはじめてよ。


今朝もあいかわらず小一時間ほど島を鳥見ドライブしましたが、水田でわずかにコチドリ、コサギ、アマサギなどを見かけたのみ。


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コチドリ


週末にかけては天候が崩れるようなので、期待してみましょう。


下は3月24日に撮影したオオチドリ。

毎年、与那国島にやって来るようですが、僕は初めての出会い。前述の方にいるのを教えてもらいました。


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時刻は午後3時過ぎ、小雨が降るうす曇り。

2羽が、じっと寒さに耐えるように立っていました。


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夏羽に変わりつつあるようでしたが、それぞれで進み具合が違っています。


外来生物説明会

23日夜、祖納中央公民館で外来生物説明会が行われました。

昨年7月に与那国島でも発見されたシロアゴガエルを中心に、環境省石垣自然保護官事務所の勝部さんにお話しいただきました。

http://www.y-mainichi.co.jp/news/13285/

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もしシロアゴガエルが与那国島に侵入すれば、樹上で昆虫類を食べるため、与那国固有の昆虫相への悪影響が懸念されます。

幼生期を送る水中でも悪影響を及ぼすかもしれません。


ひょっとすると、一見、何の影響もなく与那国島の生態系のなかに組み込まれてしまう可能性がないともいえません。


しかし、やはり見えないところでどんな影響を及ぼしているか分からない外来生物。

侵入すれば見過ごすわけにはいかず、駆除の名のもとで、人間本位の殺生を行なうことになるでしょう。


それは避けたい。


幸いにも、与那国島では、その後のシロアゴガエル情報はありません。

しかし、物資の搬入をすでに蔓延、急速に勢力を拡大しつつある沖縄本島や石垣島から頼っている状況では、いつまた侵入してきてもおかしくありません。


外来生物の問題は、島に生活するすべての人の協力がなければ防ぐことのできない問題です。

その意味で今回のような啓発活動はたいへん意義のあるものだったと思います。


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昨日、アヤミハビル館の入り口付近で見つけたインドクジャク。

僕が与那国島にきた13年前はすでにいたし、その後、個体数が増加した様子も、生態系へ悪影響を及ぼしている様子も目に見えません。

しかし、それが目に見えるようになった時には、すでに時遅し、の可能性もあるのです。