与那国フィールドノート -22ページ目

4月7日

南海岸では、すでにテッポウユリ開花のピークは過ぎた。
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このまま夏まっしぐらかと思いきや、今日は風が回りだし、北風になった。

一気に冷え込んだ。


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南は凪だったが、

島の北側に回れば、海面は白波が立ち、冬景色に逆戻り。

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寒々しい風景をシママンネングサが彩る。

南側ではとうに花期を終えている。


少し東へ移動して浜に降りることにした。

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途中、テリハノイバラが咲いていた。

沖縄諸島から分布の空白があって、与那国島にまた現れる。

宮古、西表、石垣にはヤエヤマノイバラが分布する。

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浜では漂着ゴミにウンザリした。

浜まで現在は徒歩で行くしかないが、町では車で行けるようにする開発計画があるようだ。

どうも島の皆さんは、とても歩いていけない遠い浜との印象があるようだ。

一度、歩いて浜まで下りて惨状を見て欲しいものだ。

浜そのものに人手は加わっていないが、島一番の漂着ゴミの吹き溜まりだ。

とても観光客に見せられる光景ではなかろうよ。


浜から戻り、山地部へと向かう。

甘ったるい香りが時々漂ってくる。

コミノクロツグの花の香りだ。
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道沿いには蕾のものが多い。

これが橙色に色づいて開花する。


こちらは果実。

昨年に花が咲いたものだ。
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コミノとは小実のということ。

八重山諸島のものはコミノクロツグ、沖縄諸島以北のものはクロツグとのこと。


これは何の実?

アカハダグスのもの。
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アカハダグスは図鑑やネット上に画像がほとんどない。

とりつく島がなく、認識するまで難儀した。

これだ!と教えてくれたNさん、ありがとう。


アリマウマノスズクサが林縁の木々に絡みつき、大きな葉を広げていた。
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独特の形をした花。

アリマとは兵庫県有馬ことだそうだ。

与那国島に自生する植物としては、違和感のある和名だ。

実際、西表や与那国島のものは葉の形等がやや異なり、いろいろ言われているようだ。


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なかなか立派な果実ができる。



ツツドリ拾う。

満田原林道にて、カッコウの仲間を拾う。

与那国で記録のあるカッコウ科の鳥は、オオジュウイチ、ジュウイチ、セグロカッコウ、カッコウ、オニカッコウ、ツツドリ、ホトトギス、バンケンの8種。



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大きさ、腹の横斑のようすからツツドリかと・・・。

旅鳥だ。

鳥インフルエンザが話題の今、

嬉々として持ち帰るのは問題行動か。


4月6日。

4月6日

4月6日。

思いがけなく冷え込んだ。

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北風にクバの森がざわめく。

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与那国ではナンバンギセルはほぼ1年中咲いていると思うが、とくに今は目につく。

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ススキの根に寄生する。
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久部良岳の中腹。

登山道を

生まれたばかりと思われるヤエヤマイシガメが歩いていた。
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タイワンクロボシシジミ。

食樹のアカメガシワは今、花盛り。

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タイワンクツワムシ。

おそらく昨秋に羽化したものの生き残り。

今時期に見るのは、ほとんどメス。
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センダングサの葉上に多いヨナグニアカアシカタゾウムシ。



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アカメガシワの葉裏に産み付けられたアヤミハビルの卵。

とうとうこの日は成虫を見かけなかった。