お正月の目標としていたハゼの焼き干しを用いたお雑煮には大変満足したのですが、もう何品かお魚が食べたいね、と言うことでお正月三ヶ日をお魚で過ごすべく色々買い込んで来ました。
お刺身は本マグロ、サーモン、真鯛、ブリ、ホタテ、甘エビ、ツブ貝を盛り付けた物。
ニシンの酢漬け、そして焼き物としてキンメダイ、赤魚、マダラ、アマダイの酒粕漬けを買い込みました。
これに加えて冷凍してあったマルイカとカワハギ釣りの餌で使わなかった大粒のアサリのトマト煮込みで贅沢お正月の準備は万全です。
全部大好物!幸せだなぁと味わいながら、とある魚の調理の準備をしようとパッケージを開けた所、あの何とも言えない嫌な香りが…(T ^ T)
はい、アマダイさん、ハズレ引いちゃいました…
粕漬けになっているにも関わらずその臭いの存在感たるや…
プールに入れる塩素剤やキッチン用漂白剤の様なケミカルな臭い…
これね、白身魚で割と頻繁にありまして、ギボシムシって言うめちゃくちゃ臭いゴカイやイソメの仲間がおりまして、それをお魚が食べちゃうと内臓から身に香りが移ってそれはそれは残念な香りを発するのです…(涙)
釣りをしているとたまにこのカルキ臭がする個体が釣れちゃうんですがしっかり体表まで匂うので釣れたらそっとリリースか、針を飲んでたり、浮き袋が口から飛び出たりと行ったリリースできない子はジップロックなんかに入れて他の魚とは分けて持ち帰らないと他の個体にまでにおいが移ってしまう厄介者なんです。。。
ニンニクやスパイスを沢山使って誤魔化して食べるんですがそれでもオエっ…てなるくらい残念なんです。
これまでに僕がこのカルキ臭を感じたことのある魚種はアマダイ、イトヨリ、スズキ、マコガレイ、アイナメ、カサゴ、カワハギ、ウマヅラハギ、キュウセン、イラ、シマイサキ、シロギス、クラカケトラギス、マアナゴ、マハゼ、アカハタ、クロソイ、イシモチ(シログチ)、メイチダイ、クロダイ、キビレ、チダイ(ハナダイ)、マダイ、ショウサイフグなどなど。
ギボシムシさん、くっさいのに意外にもいろんなお魚に好まれている様で結構頻繁に混ざるので釣れた時にはそっとリリースがおススメです。
間違っても他のお魚と一緒に持ち帰るなんて事がなき様に…
それにしても売ってる魚でここまであからさまなギボシ臭がしたのは初めてでしたね。。。
加工段階で絶対に臭いに気付くだろ?って言う強烈な臭いなので。。。
アマダイさんに罪はないのですが残念ながら今回は完食は無理でした。。。
頼むよー、魚屋さーん!
楽しみにしていただけに凹みましたよ。