昨日は金沢八景・一之瀬丸から40代に突入してから初めての釣行!
釣物はいろんな人から「沖釣りで1番アタリが繊細だよ」とかと言われ嫁ちゃんがなかなか一緒に行くと言わなかった事から4年振りになってしまったマルイカ釣りに決定!
元々持っていた海風マルイカ 8:2 140に加えて、今回の釣行に向けて嫁ちゃんに買い与えたマルイカBB 82 140と嫁ちゃんから誕生日プレゼントにもらったマルイカBB 82 SS155の入魂式も兼ねての釣行にわくわくが止まりません!
一之瀬丸の常連にしてここ二回続けてマルイカ釣り竿頭、マルイカ釣りがお上手な金井さんにコンタクトを取りご一緒いただくことになりました!
嫁ちゃんに何とかマルイカのアタリを目感度で捉えて1匹でも釣ってもらえれば良いのですが…
なんて心配ば無用でした…
まさかマルイカ釣り初めての嫁ちゃんにダブルスコアで敗北するとはこの時は考えもしなかったのでした。
当日は左ミヨシから金井さん、嫁ちゃん、僕で並んでいざ出船!
凪の海を船は久里浜方面に進みます!
40分ほど走り久里浜沖と剣崎沖の間の95mダチで最初の投入の合図!
僕は上4本直結、下2本を直ブラで、嫁ちゃんは6本全部直ブラでスタート。
着底して直ぐにモゾと言う違和感に合わせるといきなりヒット!電動リールをオンすると直ぐにプツっ…という感触を残し軽くなってしまったなのでそのまま底まで落とします。
隣で嫁ちゃんがスッと合わせた所で「はい、上げてください」と巻き上げの合図。
嫁ちゃんはなにやら首を傾げながら巻き上げています。
すると嫁ちゃんのスッテの下から2番目にはイカのゲソだけが付いて上がってきました!
「ああ〜、やっぱりアタリだったんだ…くそ〜!あ!これおいひい!(´∀`)」
と言いながらカンナからゲソをもぎ取り食べてます。
僕も下から2番目に吸盤のみが付いていました。
イカがいる事もわかり、何となくアタリがわかったことが嬉しくも悔しかった様で、
「あのアタリを合わせなきゃダメなのか〜、くそ〜」と意気込んでます。
次の流しまで待てない感じで2人ともオモリと竿を手に持ち投入合図を待ちますがなかなか反応に当たらず移動が長くなります。
一旦竿を置いて麦茶を飲もうと手を伸ばした時…
ウィィィィ〜ん!!
突然電動リールが唸りを上げたと思うと柔軟な穂先が収納時の蝶々のストローの様な状態にくるくる巻かれた所でなんとか電動の巻き上げを止めました!
「あぶね〜!ギリギリセーフ?」とドラグを緩めた瞬間、弾けた様にパキン!と竿先が2番ガイド下から折れてしまい…
入魂どころか一投目でダメにしちゃってもう放心状態…(T ^ T)
もう一本の予備竿に電動リールを付け替え終わった所で丁度次の投入の合図…
着底してからマルイカを誘いますが、何というか衝撃的な感度の悪さ…(T ^ T)
先に使っていたマルイカBBの価格からは考えられないクオリティの高さがよく分かります…
大事なものは失ってから初めて気がつくんですよね〜σ(^_^;)
移動した先にはダイワの極鋭マルイカEXの体験釣行!な松輪の瀬戸丸さんがいました!
お友達も何人か乗っていたので「おーい!」と手を振ります。
イカが釣れてれば「獲ったど〜ヽ(´▽`)/」なんて叫びたい所ですがね、あいにく僕は「折ったど〜(T ^ T)」なので叫べませんでしたよ。
水深が105mなんですがここは思い切って手巻きに変えます。
おお〜!軽い!でも感度は電動リールを付けたマルイカBBの方が全然良いです。
どうしてやろうか悩んでいるとふと目にした嫁ちゃんの竿先がわずかにフワリと浮き上がり
「それアタリだよ!」と叫ぼうとしたらそれよりも先にヒュン!っとアワセを決める嫁ちゃん!
無事一杯目、人生初マルイカを手にしてこの表情!
「アタリわかった〜ヽ(´▽`)/楽しい〜ヽ(´▽`)/」
しかも、なかなかの良型だし!
マルイカBB 82 、硬めだけど目感度、素敵な感じですね〜ヽ(´▽`)/
折れた竿でもマルイカBBの方がいいな、と3番ガイドの直上で竿をカットしてシャープナーでバリを滑らかにして再度手巻きリールをセット!
さぁマルイカよ!僕の所にも来て良いんだぜ!とギラつきますが着底と同時に「はい、群れ、移動しちゃったんでね、一旦上げてください」と言うアナウンス。
105m、「着ノリ」は大好物ですが「着アゲ」はなかなか体力的、精神的にダメージが大きいですσ(^_^;)
何しろ竿が折れて心も折れてますからね〜σ(^_^;)
次の投入合図までもまただいぶ時間がかかりましたが今まで狙ってた群れよりも大きい群れの様で期待が高まります!
金井さんが着底直ぐにアタリを捉え、続いて嫁ちゃんもクンっという感触にアワセを決めて2杯目!
いいなぁ〜
羨ましいなぁ〜
順番的には次は僕のはず…が…
船長からは無情の
「はい、上げて下さい」
な、アナウンス…
もうね、イカを一杯も釣っていないのに腕がパンパンです。
ハイギアってある程度の深さまでの手返しUPには必要不可欠ですが深すぎる場所では巻きが重くて逆効果ですね…(T ^ T)
マルイカ釣りらしく移動、移動の連続で、嫁ちゃんも釣れない僕に気を使い始めます。
「そろそろ沖上がりの時間かなぁ、ギスギスしないで景色や風を感じようじゃないか!富士山だってあんなに綺麗だぞ」と釣れない現実から目を背けようとした所に奇跡の着底で生命反応!
…がチップ!飽きさせない様に即座に10m巻いて巻き落としで集中…
サワッ…
おりゃー!っとアワセを入れたら
ズドン!!
やっと釣れた〜!
でも写真なんか撮ってる時間はありません!
手返しよく即投入すると、「はい、上げて下さい!次の流しで上がっていきますんでね〜」
いや〜、本当にギリギリのボーズ逃れ(≧∀≦)
いやぁ、渋かった〜!
13名乗船で5名が型を見ずという僕らが釣れたのが奇跡と思える状況の中、金井さんは8杯でダントツの竿頭!
渋くても、難しくてもやっぱりマルイカ釣りは本当に面白い(≧∀≦)
今回折ったのは幸い穂先だけ取り外しのきく竿だったので穂先だけ予備で何セットか買って置こうと思います!
次は3/31にまたまたマルイカに挑戦してきます!
楽しみだ〜ヽ(´▽`)/
からの帰りは金井さんに頂いたマルイカの沖漬けを握りしめそのままふみ屋さんで一杯!
マルイカが一杯しか釣れなかったから!みたいな洒落ではないですよ〜ヽ(´▽`)/
そして金井さん作、マルイカの沖漬け!!
どひゃあ!!ビールが止まらんですヽ(´▽`)/
飲みすぎた嫁ちゃんは帰宅と同時に玄関で息絶えてしまいました(´∀`)
呆れたぱんころさんが起こしに行ってますね(≧∀≦)
金井さん、船長、一之瀬丸の皆様、ふみ屋の皆様、本当に楽しい1日をありがとうございました(^人^)