町が町民に対して無償で健康を提供できる時代ではなくなってきている | 織田敦のブログ【まちづくりパーソナルトレーナー】

織田敦のブログ【まちづくりパーソナルトレーナー】

織田敦(おだあつし)の日常ブログ

【織田敦ブログ】

 

長いタイトルですが、、、笑

 

先日、寒川町にて体育の日に行われた「スポーツデイ」

 

というイベント。

 

さまざまなスポーツ団体がそれぞれの場所を利用して、

 

町民のみなさまに無料で色々なスポーツを体験できるという何年か続いているスポーツイベントで、

 

今回、私たちは「体力測定」というカテゴリを担うことになりました。

 

 

というのも、今まで実施していた団体とのいわゆる「予算の兼ね合い」、、、

 

というやつでなかなか決まらないという中、ウチがおこなうことになりました。

 

 

もちろんほぼほぼボランティアではありますが、その中でも私としてのメリットは当然あります。

 

それに関しての話は今回はおいておきますが、

 

 

しかし残念なことながらイベント終了時に担当の方から、

 

「来年は予算の関係でその他イベントにおいても大きく縮小する可能性がある」

 

という話を聞いてしまうわけです。

 

さみしいですね。

 

でも仕方ないのだと思います。

 

人口は減る一方だし、

 

企業も縮小傾向だし、

 

たぶん私どもレベルでは計り知れない「財政難」に見舞われていることなんだと思います。

 

 

 

いまこの町が健康増進に向けて取り組む中で起こっている問題は、

 

予算がない→→→→→→無料で提供したい

 

この矛盾点を改善しなくてはなりません。

 

 

 

これ最近おこっている似たような話題でいうと「花火大会」ですよね。。。

 

そもそも花火は観る方々の参加費とかないから。

 

予算がない→→→→→→大会の中止

 

となるわけです。

 

 

 

しかし花火大会においては、

 

「どうしても花火をあげたい!」、、、という有志が集まって、

 

実行委員会を立ち上げ、

 

募金や地元企業からの協賛によって花火大会が引き続き行われている地域もあるわけです。

 

 

つまり

 

 

「花火を見たい!」、、という方々が少々のお金を出し合ってさえくれれば継続できるのです。

 

今週の11月4日(土)に行われる

 

「寒川みんなの花火」は開催するのに最低400万円ほどのお金が必要になるそうです。

 

寒川町の人口は4万7000人ほどなので、町民ひとり100円募金してくれれば開催できるのです。

 

 

話を戻しますが、

 

これ健康イベントにおいても全く同じことが言えて、

 

楽しいイベントに参加したいという方々から少々のお金を募って実施するべきかとおもいます。

 

 

健康都市にむけて、

 

健康な町民を増やすということは、

 

健康に対する意識の高い町民を増やすということ。

 

 

無料を有料に。。。最初は風当たりも強くなることでしょう。。

 

けど、お金をいただいている以上はイイモノを提供しなくてはならないという、

 

主催者側にもプレッシャーがかかり、

 

よりイイモノを体感することができた町民の健康意識が高まり、

 

来年は今年よりもさらにイイモノを提供させようとまた主催者側が考える、、、、。

 

 

このサイクルが町民の健康意識を高めるのではないでしょうか。

 

健康都市に一歩近づくのではないでしょうか。

 

と考えております。

 

 

ではでは。

 

 

ODA