読者のみなさん、おはようございます。
姿勢の専門家、小林篤史です。
さて、今回は「猫背になりにくいイスの選び方」ということですが
首コリや肩コリに悩まされている方の多くは姿勢の悪さが原因です。
しかし、集中して作業をしていると
最初はいい姿勢で座ろうと意識していても
気がついたら元の悪い姿勢に戻っていることがほとんどだと思います。
まず、正しい姿勢の大原則は
「骨盤が真っ直ぐに立っていること」です。
※これは立っているときも座っているときも同じ
イスに座ったときに骨盤を真っ直ぐに立てる真下ためには
お尻の穴が真下を向くように座らなければいけません。
つまり、この原則を守りやすいイスを選ぶと
猫背になりにくくなるというわけです。
猫背になりにくいイスのポイントは以下の3つ。
①膝下の高さと座面の高さが同じくらい
②座面がツルツルしていない
③ある程度の硬さがある
座面の高さが高すぎたり低すぎたりすれば
骨盤を真っ直ぐ立てて座りにくくなります。
座面がツルツルしているものはお尻が滑るため
骨盤を真っ直ぐ立てて座りにくくなります。
座面が柔らかすぎるものも
骨盤を真っ直ぐ立てて座りにくくなります。
フカフカのソファーでは正しく座ることができませんからね。
この3つをクリアしているイスなんて存在するのか?
と思われるかもしれませんが、意外とあります。
私のオススメは「ダイニングチェア」です。
もちろん物にもよりますが
3つの条件をクリアしているものが多いです。
ダイニングチェアでなくてもいいので
イス選びの際は、この3つの条件に当てはまるものにしていただくと
猫背になりにくくなりますし
姿勢が改善されることで、首コリや肩コリの予防にもなります。
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小林 篤史(こばやしあつし)
プロフィール
高校時代、プロ野球の選手を目指すも、腰痛など度重なるケガにより断念。その後治療家への道へ進む。
2006年川崎市宮前区に「宮前まちの整骨院」を開院。その後「姿勢から体を治す」という考え方のもと、「猫背矯正」プログラムを考案。「持続する姿勢矯正」として好評に。
2012年一般社団法人日本施術マイスター養成協会設立。姿勢の専門家を育成する「猫背矯正マイスター継承講座」を開講。これまで300名以上の治療家が受講する。
2017年より、はくだけ整体®シリーズ「整体ショーツ」を開発。その後このシリーズ累計で40万枚を販売する。2021年特許取得。
※また詳しくはウィキペディアもごらんください。
継続して習慣化できるようにしていきましょう!