「反り腰」で起きる驚きの症状とは？改善するには歩き方を変えるだけ！？

読者のみなさん、おはようございます。

猫背矯正マイスター®の小林篤史です。

猫背矯正の専門家として、これまで多くの方を治療してきましたが

その中で気づいたことがあります。

それは

「猫背の人の約8割は反り腰からきている」ということです。

「反り腰」とは、骨盤が前に倒れ

坐骨が後ろ側へ出っ張っている状態。

背中や腰に痛みがなければ

反り腰を治したいと思う方はおそらくいないと思います。

というより、自分が反り腰かどうか気づいていない人がほとんどです。

今回は、反り腰になっていると起こる症状と

歩くだけで改善できちゃう方法をお伝えしますので

おじいちゃん、おばあちゃんになったときに

寝たきりになりたくない方はぜひご覧ください。

反り腰のチェック方法

壁に背を向けて立ち、反り腰レベルをチェックする方法です。

①つま先を軽く開き、かかとを壁につけて真っ直ぐに立ちます

②腰と壁の間に手のひらを入れ、空き具合をチェックします

手のひら1枚分…反り腰ではありません

手のひら2枚分…軽度の反り腰

手のひら3枚分…中度の反り腰

手のひら4枚分…これはヤバイ

反り腰で起こる症状

①「腰痛」

腰が反っている状態が続くと、腰まわりの筋肉に負担がかかり

筋肉を酷使しているのと同じ状態になります。

腰の筋肉が緊張しっぱなしになってしまうため

硬くなって「コリ」になってしまったり、痛みに変わってしまいます。

②「背中の痛み」

反り腰を放置すると、背中の筋肉が硬くなり

背骨をつなぐ関節の動きも悪くなります。

背骨が動かしづらくなると、余計に背中の筋肉が硬くなり

痛みの原因になってしまうのです。

③「外反母趾と偏平足」

反り腰で内股の人は、常に足の母指球側に力がかかります。

よって、親指のつけ根の関節が緩くなったり

関節自体が変形してしまったりするため

つけ根がくの字に曲がる外反母趾になります。

また、母指球側に力が入ると

土踏まずを潰すような立ち方になるので

足裏全体が平たくなる偏平足になります。

④「子宮下垂」

反り腰で骨盤が前傾すると、子宮が正常な位置よりも下降しやすくなり

子宮下垂につながります。

圧迫が続いて居場所がなくなると

子宮から膣が出てくる子宮脱になることも。

骨盤底筋が弱くなる出産後は、特に起こりやすくなります。

反り腰を改善させる歩き方

実は反り腰って、歩きながら改善させることができるんです。

スーパーに買い物に行ったり、通勤のために駅に向かうときなど

ちょっとそこまで歩いて移動するときのついででいいので

歩き出し3分をこの歩き方で歩いてみてください。

①お尻を押さえて歩く

両手でお尻を押さえ、お尻の筋肉を意識しながら

いつもより3cm歩幅を広くして1分歩く

②下腹を押さえて歩く

両手で下腹を押さえて少し持ち上げながら

いつもより3cm歩幅を広くして1分歩く

③力を抜いて大股で歩く

両肩をストンと落として肩の力を抜き

上半身をだら～んとさせて大股で1分歩く

たったこれだけで、前傾していた骨盤が元のポジションに戻り

反り腰が改善されます。

びっくりするくらい簡単ですよね。

しかし、1回やっただけでは正しい位置で定着しているわけではないので

毎日続けることが大切です。

どんなに忙しい方でも、面倒くさがりな方でも

毎日続けられるようにとこれ以上ないくらい簡単にした方法なのですが

やれば確実に効果が出ます。

反り腰は放っておくと、今回紹介した症状以外にも

もっとツライ症状が出ることがあります。

人によっては、自分の足で歩くことが困難になってしまうので

できるだけ早い段階から予防・対策をしておくべきなのです。

6/14(水)に私の12冊目の著書

「その不調・痛み、反り腰が原因です！」が上梓されます。

何をしても治らない身体の不調って

「反り腰」が原因になっているケースが本当に多いです。

自分は反り腰じゃないから関係ない！と思っていても

身体に不調があり、猫背になっている人は8割反り腰なので、ほとんどの方が当てはまります。

最初にお伝えした反り腰のチェック方法で

手のひらが2枚以上入った方は

ぜひ読んでいただきたいです。

長年悩み続けてきた不調が改善される本となるでしょう。

6/3(土)にAmazonでご予約の方限定で特典をプレゼントすることにしました！

もし購入を考えていらっしゃる方は

6/3(土)にAmazonでご予約されることをオススメします！

‣ ‣ ‣ ‣ ‣ ‣ ‣ ‣‣ ‣ ‣ ‣ ‣ ‣ ‣ ‣‣ ‣ ‣ ‣ ‣ ‣ ‣ ‣

小林篤史（こばやしあつし）

プロフィール

高校時代、プロ野球の選手を目指すも、腰痛など度重なるケガにより断念。その後治療家への道へ進む。

2006年川崎市宮前区に「宮前まちの整骨院」を開院。その後「姿勢から体を治す」という考え方のもと、「猫背矯正」プログラムを考案。「持続する姿勢矯正」として好評に。

2012年一般社団法人日本施術マイスター養成協会設立。姿勢の専門家を育成する「猫背矯正マイスター継承講座」を開講。これまで300名以上の治療家が受講する。

2017年より、はくだけ整体®シリーズ「整体ショーツ」を開発。その後このシリーズ累計で28万枚を販売する。2021年特許取得。

※また詳しくはウィキペディアもごらんください。