読者のみなさん、おはようございます。
猫背矯正マイスター®の小林篤史です。
「肩こり」というと、肩の上の方や肩甲骨の方に
痛みやダルさを感じている人が多いと思います。
実は肩がこっているときって
「脇の下」もこっているんです。
肩の周りには、「回旋腱板」(かいせんけんばん)と呼ばれる筋肉があります。
棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋という4つの筋肉が集合したもので
肩甲骨と上腕骨を繋ぎ、肩の関節を安定させています。
この4つの筋肉が互いに協力し合って働いているので
肩がこったと感じたときは、繋がっている脇の筋肉もコリを抱えているのです。
特にデスクワークが多い人はもちろん
パソコンやスマホをよく使う人は、脇の筋肉が硬くなっています。
脇の下に痛みが生じていない場合でも
肩こりの解消法として、脇の下をストレッチするのがオススメです。
脇の下をほぐすことで肩甲骨周りの可動域が広がり
血流やリンパの流れがよくなります。
肩こりは、肩甲骨の動きの鈍さが原因だったりするので
肩甲骨の動きを良くすること、肩甲骨周りの筋肉の緊張を和らげることが有効なのです。
頑固な肩こりにお悩みの方は
ぜひこちらのストレッチを行ってみてください
凝っている部分をゴリゴリマッサージするよりもほぐれて、効果があります。
肩こりを予防するために最も重要なことは
「正しい姿勢」です。
人の身体は、横から見たときにS字を描いたように見えるのが理想ですが
姿勢が悪くなるとS字が崩れ、身体に歪みが生じてしまいます。
その結果、余計な負荷をあらゆる部分にかけることになるのです。
デスクワークが多い方は、座り方や首の傾きにも注意しましょう。
それから、足を組んだり、いつも片方の肩にバッグをかけるなど
身体の使い方に偏りがある場合も身体の歪みの原因になります。
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小林 篤史(こばやしあつし)
プロフィール
高校時代、プロ野球の選手を目指すも、腰痛など度重なるケガにより断念。その後治療家への道へ進む。
2006年川崎市宮前区に「宮前まちの整骨院」を開院。その後「姿勢から体を治す」という考え方のもと、「猫背矯正」プログラムを考案。「持続する姿勢矯正」として好評に。
2012年一般社団法人日本施術マイスター養成協会設立。姿勢の専門家を育成する「猫背矯正マイスター継承講座」を開講。これまで300名以上の治療家が受講する。
2017年より、はくだけ整体®シリーズ「整体ショーツ」を開発。その後このシリーズ累計で14万枚を販売する。2021年特許取得。
※また詳しくはウィキペディアもごらんください。
小林篤史の著書
最新刊)
10秒で治る!子どものねこ背のばし(かんき出版)
歩くだけで効く!おさんぽ整体(三笠書房)
ビジュアル版 ねこ背は10秒で治せる!(マキノ出版)
ねこ背は10秒で治せる!(マキノ出版)
※50,000部突破!
ねこ背が治る!寝たまま『耳ピタ』ポーズ(KADOKAWA)
一生曲がらない背骨をつくる 姿勢の教科書(マキノ出版)
腰痛はショーツで解消できる!(みらいパブリッシング)
寝たまま10秒一生持続するねこ背矯正ストレッチ(PHP出版)
脊柱菅狭窄症 自力で治す!痛みをとる!(英和MOOK)
坐骨神経痛 自力で治す!シビレをとる!(英和MOOK)
不整脈狭心症 自力で治す!発作を止める!(英和MOOK)