読者のみなさん、おはようございます。

 

 

猫背矯正マイスター®の小林篤史です。

 

 

 

私たちの会社のビジョンは「治る環境づくり」です。治療院や整体院で毎日患者様、お客様を施術して健康にするお手伝いをしつつ、世の中の方がより健康でいられるための情報発信なども行なっています。また同時に治療家へ技術を共有したり、コンサルティング・プロデュースを行なったり、一から整体師を育成したりという活動も行なっています。

 

世の中には本当に良い医療や健康情報がたくさんあります。こういうものもご紹介できればと思っています。

 

本日は精神科医樺沢紫苑先生の「病気を治す 感情コントロール術」です。

 

 

「何年も病院に通っているのに、なかなか病気が治りません」

私の治療院にも同じような声をよく耳にします。ここで樺沢先生は、こう伝えています。

 

 

ーーーーーー

 

「病気が治る人」と「病気が治らない人」、「病気が治りやすい人」と「病気が治りづらい人」がいる。

よって「病気が治りづらい人」の特徴、原因がわかれば、もっと病気が早く、ラクに治せる。

 

ーーーーーー

 

 

 

同時に序章でこんなお話もしています。

 

 

 

ーーーーーー

 

「病気になる原因」と「病気が治らない原因」を自分でつくっているのです。

 

ーーーーーー

 

 

まず「5つの闘わない」を実行する

 

そのなかでポイントになるのが感情です。気持ちを切り替えるだけで今まで治らなかった病気を治すことができるのです。

 

 

特に一番ストレスになるのは、「闘うこと」です。この本では「5つの闘わない」を紹介しております。

 

1.「病気」と闘わない

→病気はあなたの「敵」ではない。病気は私たちの身体を守る「保護装置」

 

2.「医者」と闘わない

→医者の悪いところばかり探さない。医者は患者様のいちばんの味方となるはず。

 

3.「自分」と闘わない

→自分を責めない。正すべきは「自分の行動」。自分を「赦す」こと。

 

4.「薬」と闘わない

→薬は「効果がある」と思って飲んだほうが効きやすい。

 

5.「完全に治す」と闘わない

→「完全に治る」ではなく「今より良くなる」を目指す。

 

 

「病気が治る3つのステップ」とは?

この本で病気と闘わないと同時に、次の3ステップを踏むことを紹介しております。

 

否認・受容・感謝

 

少しこちらについてご紹介します。

 

ステップ1:否認

健康だと思っていた自分が急にがんを宣告されたとします。その事実をなかなか受け入れられないものですよね。この状態が否認です。

 

否認とは心の防衛システムであり、すべての人に共通した心の動きです。

 

ただこの否認が強いと治療が始められません。「自分が病気ではない」と思っているからです。

 

また心理的ストレスの大部分は「否認」によって起こります。ストレスは自然治癒力を下げる最大要因なので、悪循環になります。

 

よって病気が治るための第一ステップは、「否認を乗り越えること」にあります。

 

ステップ2:受容

病気を「否認」することを乗り越えると、次のステップは「受容」です。病気を闘うのをやめた状態、もう少しいうと病気を受け入れた状態です。

 

受け入れることで、精神的に楽になる、治療への意欲がアップする、気づき・自己洞察力がアップする、「病気がよくなっている」ことに急に気づく という4つの変化が得られます。

 

ステップ3:感謝

病気が良くなっていると、患者様は「感謝」の言葉を口にするようになります。今まで「敵」であった「病気」に対しても「病気になったおかげで、自分の人生を見直すきっかけになった」と考えるようになります。

 

「感謝の言葉」「感謝の態度」は病気がよくなったから出てくるものですが、自分の発する「感謝」の言葉は、病気回復に向けてラストスパートを後押しするエネルギーになるのです。

 

「症状改善」が先か「ありがとう」が先か?

この質問に対し、樺沢先生は「ありがとう」が先と言えるとおっしゃられています。しかし同時にこんなことも著書で紹介しております。

 

「病状が悪いのに、感謝できるはずなどない!」というコメントをいただきました。

 

「病気がひどくても感謝しなさい」とは言いません。

 

感謝するためには、「否認→受容→感謝」のステップを踏む必要があるのです。「病気が悪いから感謝は無理」のときは「否認」のステージです。よってまず「受容」のステージを目指すのが理想です。

 

 

感想として

今は病気を題材としましたが、同じことがケガにも言えます。

 

まずは「否認」のステージから脱却するために「現状を受けいれる(受容)」することが大切です。そうして前向きに治療を進めていくことです。

 

同時にこれは人間関係や会社経営などにも通じるものだと感じました。

 

この「否認→受容→感謝」の3ステップを取り組んでいただければと思います。

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

自宅で好きなときに整体が学べる!

整体のオンライン動画講座

「スカッと整体@Home」

 

参加者募集中です!!

 

 

 

 

詳しくは

こちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

=========

 

 

私小林篤史の9冊目の著書「ビジュアル版 ねこ背は10秒で治せる!」が2021年7月26日発売になりました。

 

 

ご購入はこちらからお願いします。

 

 

小林 篤史(こばやしあつし)

プロフィール

高校時代、プロ野球の選手を目指すも、腰痛など度重なるケガにより断念。その後治療家への道へ進む。

2006年川崎市宮前区に「宮前まちの整骨院」を開院。その後「姿勢から体を治す」という考え方のもと、「猫背矯正」プログラムを考案。「持続する姿勢矯正」として好評に。

2012年一般社団法人日本施術マイスター養成協会設立。姿勢の専門家を育成する「猫背矯正マイスター継承講座」を開講。これまで300名以上の治療家が受講する。

2017年より、はくだけ整体®シリーズ「整体ショーツ」を開発。その後このシリーズ累計で14万枚を販売する。2021年特許取得。

※また詳しくはウィキペディアもごらんください。

 

小林篤史の著書

最新刊)

ビジュアル版 ねこ背は10秒で治せる!(マキノ出版)

 

ねこ背は10秒で治せる!(マキノ出版)

※50,000部突破!

 

ねこ背が治る!寝たまま『耳ピタ』ポーズ(KADOKAWA)

 

一生曲がらない背骨をつくる 姿勢の教科書(マキノ出版)

 

腰痛はショーツで解消できる!(みらいパブリッシング)

 

寝たまま10秒一生持続するねこ背矯正ストレッチ(PHP出版)

 

脊柱菅狭窄症 自力で治す!痛みをとる!(英和MOOK)

 

坐骨神経痛 自力で治す!シビレをとる!(英和MOOK)

 

不整脈狭心症 自力で治す!発作を止める!(英和MOOK)