デスクワークのNG姿勢、改善の3つのポイント/「ライフハッカー日本版」で取材を受けました。

読者のみなさん、おはようございます。

猫背矯正マイスター®の小林篤史です。

7月26日に発売された「ビジュアル版ねこ背は10秒で治せる！」。

ありがたいことに、私の地元ではしっかり本を置いてくれています。

くまざわ書店フレルさぎ沼店

KABOS 宮前平店

先日情報ウェブメディア『ライフハッカー日本版』において、

「デスクワーク時によくある『NG姿勢』。改善に役立つアイテムとは」という取材を受けました。こちらのお話をご紹介したいと思います。

NG姿勢が浮き彫りになった背景

リモートワークが一般的になりつつあります。打ち合わせも「ZOOMでお願いします」というケースが多くなっております。

ただ自宅での仕事環境ができておらず、オフィスでは感じなかった肩こりや腰痛に悩む方が増えております。

ここで気づいた方もいらっしゃると思います。意外とデスクワーク中の姿勢って重要だったんだ、ということにです。

整骨院・整体院をやっていると気づくこと

私たち整骨院と整体院を経営しているのでわかるのですが、肩こり、腰痛、頭痛、そしてなんだかわからないけど疲れている、という方のご来院が増えております。

ここで取材を受けた経緯として、「リモートワークの姿勢が悪くて、それで痛めている方が多いのでは？」ということでした。確かに「NG姿勢」というものは存在します

ただこれってちょっとした工夫で解消できるのです。

デスクワーク中のNG姿勢とは

デスクワーク中のNG姿勢とはこんな姿勢です。

1.PCを覗き込み、猫背になってしまうパターン

※ライフハッカー日本版より

この場合、背中を丸めてしまい、背中や腰の筋肉に負担がかかるだけでなく、顔が前にあるので肩こりになりやすいのです。ストレートネックの原因にもなります。

2.イスに浅くもたれる、「腰ずわり」

※ライフハッカー日本版より

こちらの写真のように、イスに浅く持たれる座り方もNGです。この場合、顔が前に出てしまいがちになります。

デスクワーク中の姿勢を正す３つのポイントとは

1.骨盤を立てる

まずは座り方からです。理想は骨盤を立てることです。

ただ骨盤が立っているかどうかは、なかなか分かりづらいと思います。

そこでチェック方法をお伝えします。座っているときに両手をお尻の下に入れてみてください。このときに手にお尻の骨がしっかり当たると、そういう形になります。

2.肘の角度を意識する

結構ポイントなのが、肘の角度。目安は直角でしかも脇を軽く締めてPCを扱うのです。

ただここでもうひと工夫。デスクに前腕をおいてPCを操作するのです。体を支えられるので猫背になることがなくなります。また同時に腕を置いているので、肩こりの解消にもつながるのです。

3.ディスプレイの角度

猫背矯正の専門家として、ここがポイントだと思っています。

ディスプレイは首が極端に曲がらない程度に、目線を軽く落とせる角度が理想です。特にノートパソコンの場合、直角に近い角度にすると、PCを下から覗き込む姿勢になるので、アゴが上がった猫背の姿勢になるのです。

まとめとして

デスクワークの姿勢について、いろいろ言われております。ただ簡潔に言うとちょっとした工夫と環境を作るだけで、体への負担を軽減できるのです。

簡単なこともあるので、ぜひやってみて自分に合うものを習慣化してみてください。

【ライフハッカー日本版】「デスクワーク時のよくある『NG姿勢』。改善に役立つアイテムとは」もご覧ください。使うと良いモニターもご紹介しております。

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私小林篤史の9冊目の著書「ビジュアル版ねこ背は10秒で治せる！」が2021年7月26日発売になりました。

ご購入はこちらからお願いします。

小林篤史（こばやしあつし）

プロフィール

高校時代、プロ野球の選手を目指すも、腰痛など度重なるケガにより断念。その後治療家への道へ進む。

2006年川崎市宮前区に「宮前まちの整骨院」を開院。その後「姿勢から体を治す」という考え方のもと、「猫背矯正」プログラムを考案。「持続する姿勢矯正」として好評に。

2012年一般社団法人日本施術マイスター養成協会設立。姿勢の専門家を育成する「猫背矯正マイスター継承講座」を開講。これまで300名以上の治療家が受講する。

2017年より、はくだけ整体®シリーズ「整体ショーツ」を開発。その後このシリーズ累計で14万枚を販売する。2021年特許取得。

※また詳しくはウィキペディアもごらんください。