さ「自己実現に夢中になる人で満ち溢れた世界をつくる」

そして、

「自分らしく生きる人で満ち溢れた社会をつくる」

その結果、

「自己実現した人にしか見られない風景を誰でも見られる世界をつくる」

そんなビジョンを掲げる

「未来価値創造パートナー」の渡邉敦です

 

 

 

こんにちは!

 

今日は挑戦とリスク管理のバランスが成果を生むといった話をしてみます。

 

最近公開された「性犯罪マップ」。これは全国の性犯罪事件をGoogleマップ上に記録し、誰でも簡単に検索できるようにしたサービスで、「子どもを性犯罪から守る」ことを目的として「Amyna」という有志団体によって作られたものです。このようなMapができあがること自体、「こんなに性犯罪があちこちで起きているんだ」とびっくりしますし、よくここまで情報を集めたなぁと頭が下がります。

 

ちなみにこのAmynaの HPには、

 

子どもを対象とする性犯罪事件が、毎日のように起きて、報道されています。
その報道された情報を集約して、わかる範囲でMAPにしました。
10年前に遡り、現在までにスタッフが集めた公開情報をもとに作成しています。
報道された公開情報から情報を取得しているため、項目に記載がないデータもあります。
本サイトのいかなる情報も、コピー、保存、他媒体への転載を禁じます。

 

とあったのでURLの掲載もここではしないことにしました。


実はこのマップの公開をめぐり、ネット上では議論が巻き起こっています。「個人情報の保護に反するのではないか」「性犯罪者の個人情報を金で売っている」(詳細情報を得られる有料版がある)などの指摘がXで出ています。かつて存在した「破産者マップ」も同じく批判を受け、最終的に閉鎖された経緯があります。

 

賛否両論ですが、このMapは性犯罪対策の撲滅を求めている方も一定数いそうなので効果はあると思います。防犯カメラの存在だけでは不安なのだと思いますし、郊外ではカメラのないエリアもありますから、こういったMapは情報レベルでは役に立つと思います。がしかし、犯罪を確実に減らすまではいかない気がします。

 

というのも性犯罪は計画的であることを考えれば、犯罪者たちも防犯カメラのある場所の犯行を避けるのではないかと思われます。そういう意味では、このMapに記載のある場所を避けさせるという点では、一定の効果が得られるはずです。

 

ですが、Mapに記載のない場所、防犯カメラの設置が少ない場所などを選択するのでは?と容易に想像できます。そう考えるといたちごっこが続くような気がしますが、最初の一歩としは、意義のある取組みで住民にとっても危険なエリアの可視化が進み、防犯意識も高まると思います。

4月から新年度が始まり、期待と楽しみで一杯の新小学生・新中学生はワクワク感満載だと思います。そんな中、登下校で不審者に遭遇することなど想定していないと思いますが、不安はどの親御さんもお持ちだと思います。

 

自分達だけでは解決しない問題に対しては、自分ができることには精一杯向き合い、できないことは皆で力を合わせて解決することを考える必要があります。

 

こんな風に、前向きに考えると、「また頑張ってみよう」「大変だろうが、どうにかなるよ」と気持ちが明るくなります。これこそが「ポジティブ思考」のなせる技です。

 

●肯定的な面を意識的に見る

身の回りで起こる出来事そのものに良いも悪いもありません。それをどうとらえるかで、意味づけがなされます。たとえば、コップに半分入った水を見て、「半分もある」「半分しかない」と考えるのは僕たち自身です。

 

物事の肯定的な側面(メリットや機会など)を見るのがポジティブ思考(プラス思考)であり、否定的な側面(デメリットや脅威など)を見るのがネガティブ思考(マイナス思考)です。どちらか片方が正しいわけではありませんが、現代社会では前者がもてはやされています。

 

不確実でストレスの多い社会においては、多少「楽観的」に考えないと前に進めなくなってしまうからです。ポジティブ思考を効かせれば、気持ちが明るくなり、物事に「前向き」「積極的」に取り組んでいけるようになります。交友関係も広がり、充実した時間が過ごせるようになります。

 

ビジネスにおいても同じです。有名な逸話(作者不詳)を紹介しましょう。

 

ある靴メーカーの担当者2人がアフリカに市場調査に行ったところ、誰も靴を履いていませんでした。それを見た1人は「靴が必要とされておらず、商売にならない」と考え、もう1人は「靴が普及できれば大もうけができる」と考えました。どちらにチャンスがあるかは言うまでもありません。

 

ポジティブ思考を身につけるのに、手順も方法もありません。無理やりにでも肯定的な面を見る癖をつけるしかありません。ネガティブ思考が働いてD言葉(だって、どうせ、でも……)が頭の中で点灯したら、強制的に前向きに考えみる。そうやって思考の習慣にしていくのです。

 

●ポジティブ思考が失敗する3つの理由

ここまで読んで「よし、あしたからポジティブ思考でいこう!」と考えた人がいたら、もう少し待ってください。ポジティブに考えたために、かえって失敗するということもよく起こるからです。

 

よくあるのは、「うまくいくだろう」「悪いことにはならない」という信念が、「100%うまくいくに決まっている」「悪いことは絶対に起きない」と確信(思い込み)になってしまうことです。自分に都合のよい話しか頭に入らず、いつか痛い目に遭う羽目になります。

 

しかも、失敗したとしても、「終わったことは仕方がない」「○○がドジを踏んだから」とまったく反省しないので、始末に負えません。まさにポジティブ思考の暴走列車です。

 

なかには、ポジティブ風を周囲に吹かせまくり、ネガティブな考えをする人を糾弾したり無視したりする人がいます。やたらハイテンションで、とてもついて行けません。自分はそれで心地よくても、チームの和を乱すことになります。

 

あるいは、こういう人もいます。ポジティブな未来を描くだけで満足してしまい、行動に移せない夢想家です。成功した自分を想像するだけで、やった気になってしまうのです。ダイエットでよく起こる現象であり、身に覚えのある人もいるのではないでしょうか。

 

もうお分かりのように、「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。ポジティブ思考とネガティブ思考をバランスよく使ってこそ、正しい判断や行動ができます。本当のポジティブ思考とは、単に楽観的に考えることではないのです。

 

●ホンモノのポジティブ思考とは?

頭から「うまくいくに決まっている」と考えるのも、「誰かが何とかしてくれる」と考えるのもポジティブ思考ではありません。それでは、楽観的を通り越して、楽天的になってしまいます。

 

物事のポジティブな面もネガティブな面も両方見た上で、「自分でどうにかできるだろう」と考えるのが、本来のポジティブ思考です。成功を信じるのではなく、自分を信じる思考法なのです。ただし、ここで言う自分とは、あくまでも「等身大」の自分です。

 

無理に大きく見せたり、卑下して小さくなったりしない、「ありのまま」の自分です。それを信じて、物事に積極的に取り組んでいくのが、真のポジティブ思考なのです。

 

ですから、物事を悲観的に考えることが多いからといって、無理に治す必要はありません。おそらく、無理に治そうとすると、かえって混乱してしまい、余計にうまく考えられなくなります。

 

まずは、「悲観的に考える自分」を肯定的にとらえてはいかがでしょうか。「自分には悲観的に考える癖があるが、ここまでどうにかやってこられた。きっとこれからも、この癖とつき合いながらやっていけるだろう」といったように。

 

そうすることで、きっと「悲観的に考える自分」のとらわれからも自由になれるはずです。結果的に、世間がイメージするポジティブ思考に一歩近づくことができます。

 

 

それでは、今日も笑顔あふれる素敵な一日をお過ごしください!

 

頑張り屋のみなさんを応援しています!

 

「A&W コンサルティング」
 代表・中小企業診断士 
    渡邉 敦 (Atsushi WATANABE)

Mail: info@aw-consulting-office.com