「会社と人をキラリと光る存在に変える」

未来価値創造パートナー 渡邉敦です

 

「“まだ見ぬ未来に向けた価値創造” が
普遍に変わる喜びを50万人に伝える」

ミッションを掲げ

「自己実現した人にしか見えない風景の

創出に関わる」 

ビジョンを実現します

 

こんにちは。

 

能登半島地震で過酷な生活を強いられているみなさん、どうか生きたいと思う気持ちを強く持ってくださいね。まだまだ、成し遂げられていない夢や希望がたくさんあるはずです。そんな思いを大切にしてください。

 

さて、今日は、「潜在能力を解放する」というテーマでお話ししたいと思います。

 

今年の目標に「お金をためること」を掲げた人もいるだろう。

ただ、実際には家計管理がうまくいかず、なかなか貯蓄ができないという声をよく耳にする。今回はお金を増やすための基本となる収入と支出について考えてみたい。

 

「今年こそお金をためたい!」と思ったら、最初にすべきことは「手取り年収」の確認だ。会社員は2023年の源泉徴収票を見ると、手取り年収を把握できる。

 

源泉徴収票の「支払金額」は税金や社会保険料が差し引かれる前のいわゆる額面年収だ。支払金額から源泉徴収票に記載されている「社会保険料等の金額」と「源泉徴収税額」(所得税)、そして住民税を差し引いた金額が、自分が使える手取り年収になる。

 

住民税は昨年の所得をもとに今年6月から納める税額が決まる。現時点では分からないため、源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」から「所得控除の額の合計額」を差し引いた「課税所得」の10%を住民税として試算しよう。ふるさと納税は住民税の前払いのため考慮する必要はない。

 

政府は6月に年収2000万円以下の人を対象に定額減税を実施する。手取り年収は1人あたり4万円増える。ただ、毎月の給与天引き分から減額されるため、実感はしにくいかもしれない。

 

(日経より抜粋)

 

娘が

「新NISAしている?」

と聞いてきました

 

「?どうして」と聞き返したところ「今朝の新聞にこんな記事(上記)があったので気になって聞いてみた」と。

 

なぜこの記事を読んだのか聞いたところ、(20代の)自分が読むべき記事と思った、とのことでした

 

財務体質を鍛えるのは何歳でも必要な気がしますが、「20代」というワードに自分事だと紐づけたのだと思います。

 

会社では昇格試験に残念ながら落ちてしまった社員への結果通知の対応指示がありました。良くなかった点を伝えなければいけませんが、「あなたの改善点はXX」というストレートな言い方ではなく、

 

「あなたの伸びしろのある点はXX」

「あなたが克服して成長できる点はXX」

 

など相手を慮った表現に、言い方を変えると曖昧な表現で話をオブラートに包めます。例えば 上司との面談で以下のように

言われたらどう感じますか?

 

「人一倍の努力家であるけど もっと頑張らなくてはと思う面もあるよね」

「問題に積極的に取り組む一方ズルズルと先延ばしするときもあるよね」

「粘り強くじっくりと物事に取り組みつつ人より素早く対応することもできるよね」

 

まさに自分にピッタリと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

その理由はこの文章は内容が曖昧であり、誰でも当てはまると理解される言い方だからです。それを自分だけだと思ってしまう

心理的効果を狙った言い方です。この効果を効かせるにはいくつかの条件があり、それらが備わったときに相手が信じやすくなります。

 

「改善点はXX」と言わず、「伸びしろのある点」「克服して成長できる点」とポジティブな内容にすることです。人間誰しも「自分を肯定したい」という気持ちを持っています。

 

ネガティブな内容を告げられると「自分はそうではない」と拒絶・反論する気持ちが芽生え効果が働きにくくなります。また 誰にでも当てはまるよう、どちらとも取れる表現にします。

 

上の例文もよく読めば、「人一倍の努力家」と「頑張らなくてはと思う面」「問題に積極的に取り組む」と「先延ばしする」「粘り強くじっくり」と「素早く対応」これらは相いれない内容となっています。

 

ところが、「XXの面もある」「XXのこと(とき)もある」「XXを感じている」といったように曖昧に書かれる(言われる)と両立できてしまいます。

 

こんな風に、どのようにも解釈できる表現を使っているのがポイントです。この考え方をビジネスに応用しているのが、広告などの宣伝文句です。

 

ネット通販やテレビショッピングなどは、誇張表現などにならない範囲で効果を最大限に活用しています。「いろいろ試したけれどなかなか痩せられないというあなたにおすすめのサプリ!」「30代の美ボディを手に入れたい50代必見!」

 

一つ目の例は、ダイエットサプリなどを必要としている人は、なかなか痩せられないという共通の悩みを持っていることがほとんどであるため、あえてそのような表現を用いることによって「あたかも自分に必要なサプリ」と認識するようになります。

 

二つ目は、あえて「痩せる」という明確な表現を使わず、「美ボディ」という曖昧な表現を使うことによって、より多くの人の共感を得る狙いがあります。こういった文句で関心を引く宣伝・広告は、探せば身近に山ほどありますが、使い方に気を付けなければなりません。

 

あくまでも貴社にその商品・サービスに、実績や信頼があってのことです。真の理解や信頼を得るためのきっかけとして活用するのは構いませんが、くれぐれも詐欺まがいの宣伝文句と批判されるような活用は控えましょう。

 

顧客との関係は売上以上に信頼を得ることだと軸がぶれないようにしましょう。

 

 

それでは、今日も笑顔あふれる素敵な一日をお過ごしください!

 

頑張り屋のみなさんを応援しています!

 

 

「A&W コンサルティング」
 代表・中小企業診断士 
    渡邉 敦 (Atsushi WATANABE)

Mail: info@aw-consulting-office.com