シュッツ 十字架上の七つの言葉
この時期らしいといえばそうですが、冷たい北風が強く、寒いです。
今日は、母を預けている老人施設に顔を出してきたのですが、
なんか、施設の関係者でコロナが出て、しばらくは外部からの
訪問はお断りとか。
仕事先の塾でも、相変わらず、コロナで欠席になる生徒がいない
月はないのかも。公共交通機関や人の多い閉鎖空間ではまだマスクを
推奨した方がいいような気もしますが。。。。
電車やバスで座席に座っていて、そのそばで立ってノーマスクの
人がぺちゃくちゃおしゃべりをしていると、ちょっと嫌な気分に。
そういう時は、こちらが立って移動してしまうことが多いですが。
久々に音楽のネタを。
最近、ちょっと古い音楽を聴くことが多いです。
その中で、気に入ったのがこちら。
ドイツのハインリヒ・シュッツの曲をかつての東ドイツのエテルナに
録音してあったもので、東ドイツの団体による合唱曲です。
シュッツは16世紀から17世紀にかけて活躍した人で、バッハなどよりは
少し前の人。バッハの作品などと比べると、地味なものが多いですが、
音楽自体は、聴きやすいものだと思います。
十字架上の七つの言葉は、同じ題材をハイドンなども取り上げているので、
聞き比べるのも面白いです。
このシュッツの十字架上の七つの言葉は、ハイドンのものと比べると短く
素朴な響きですが、非常に厳かな感じのするものだと思います。
ルドルフ・マウエルスベルガー指揮のドレスデンの聖十字架合唱団による
1966年の録音ですが、非常に澄んだ精緻な響きです。